コロコロのアート 見て歩記&調べ歩記

美術鑑賞を通して感じたこと、考えたこと、調べたことを、過去と繋げて追記したりして変化を楽しむブログ 一枚の絵を深堀したり・・・ 

■東京近代博物館:「所蔵作品展」鑑賞記録 《騎龍観音》

近代美術館の常設展(所蔵作品展)の鑑賞記録。最初に見て思ったこと。解説を見たあとに思ったこと。人の感想を見て感じたこと。そして自分の作品の見方や見ているポイントが見えてきました。一つの作品からいろいろなことが見えてきます。 ■《騎龍観音》の…

■東京都近代美術館:収蔵作品展 ガイドツアー 

東京都近代美術館の常設展(収蔵作品展)は、あちこちで評判がよいのを目にしてきました。ところが、これまで企画展で興味があるものがなく、今回「茶碗の中の宇宙」にでかけるにあたり、やっと訪れることができました。最近注目されている対話型鑑賞も毎日…

■茶碗の中の宇宙:感想 「楽家の家系」と「生没年表」とともに

昨今の展示会「茶の湯」が目白押し。しかしその世界のことよくわかりません。楽茶碗も知らないのに、それらが15代すべて展示されても猫に小判なだけ。そんな者にも何かしら感じさせられる展示でした。わからない者に、この世界はどう見えたのか・・という点…

■茶碗の中の宇宙:割引チケット・終盤の混雑状況 館内利用のコツ

国立近代美術館で「茶碗の中の宇宙」の会期が5月21日に迫っています。今回の展示は2度と開催できないという触れ込みです。割引チケットや残りわずかの終盤の混雑状況。館内を利用するにあたって、ロッカーや食事、レストランの参考情報や、収蔵品展の利用の…

■鈴木其一:《夏秋渓流図屏風》 根津美術館にて2度目の鑑賞

サントリー美術館で見た《夏秋渓流図屏風》を所有美術館である根津美術館で見ました。2度目に見る屏風はどんな表情をしているのでしょうか? この屏風についてもいくつかの疑問があり、細見美術館の学芸員、岡野智子氏の講演会で、解明できました。 最初に見…

■鈴木其一:《風神雷神図襖》のトリビア

根津美術館にて、細見美術館の岡野智子氏による講演会が開催されました。昨年、サントリー美術館で見た作品についての解説があり、《風神雷神図襖》について疑問に思っていたことの答えが、講演会のお話の中にあったので紹介します。 ■講演会の概要 ■《風神…

■鈴木其一:《風神雷神図襖》鑑賞の変遷記録 & 抱一の《風神雷神図屏風》

根津美術館で岡野智子氏による講演会「其一と光琳」が行われました。その中で其一の《風神雷神図襖》の解説があり、新知見がいっぱい! それに先立ち、昨年の鑑賞記録と、抱一の風神雷神の第一印象などを、食べログ日記から一旦、掘り起こして思い出しつつ、…

■鈴木其一:夏秋渓流図屏風

現在、根津美術館で特別展「燕子花図と夏秋渓流図」が行われています。昨年、サントリー美術館で行われた鈴木其一展で、この《夏秋渓流図屏風》を見ました。館によって 展示の高さの違いがあったり、会期によっても変わったりと面白いことに気づきました。 …

■草間彌生展:スタートに戻って新たに見えてくるもの

草間彌生展の全体を見てから、再度、広い会場《わが永遠の魂》の作品を見ると、最初に見た作品とは違うものが目につきます。撮影したいと思う写真がなかったのに、撮影を始めていました。それらには共通点するテーマがありました。それは「死」です。 ■巨大…

■草間弥生展:【感想】現在につながる過去の作品 かぼちゃの歴史

膨大な作品《わが永遠の魂》の会場のあとに続く第二部 20世紀の草間作品。初期の松本時代から、ニューヨークに渡って東京へ戻り、20世紀を走り抜けた60年間を回遊しながら追体験します。そこには、第1部で見た作品のモチーフが、形を変えて見え隠れします…

■草間彌生展:【感想】お気に入りがない! みんな同じに見えるのはなぜ?

国立新美術館で行われている草間彌生展は、入口を入ったらいきなりドカーンと広い空間が広がります。そこに「わが永遠の魂」のシリーズが壁いっぱいに132点の作品が並ぶ様は壮観です。ところが・・・ 圧倒されるものの、この絵をどう見たらいいのかさっぱり…

■草間彌生展『わが永遠の魂』 開館延長の混雑 割引チケット 屋外展示

草間彌生の大回顧展が2月から始まり、いよいよ5月22日までと終盤に入りました。GW最終日、閉館が20:00までになった日の混雑状況や利用状況をお知らせします。また、わたしなりの見どころや楽しみ方のポイントを紹介したいと思います。 ■チケット売り場 ■割引…

■そごう美術館:ルドゥーテの「バラ図譜」展

ルドゥーテのバラは他の画家とは一線を画す点刻版の技法によりやわらかな表情を出します。今回はこのボタニカルアートと日本の植物画、点描、ルドゥーテのかかわった王妃マリーアントワネット、ジョセフィーヌを通してフランスの歴史に触れる入り口ととらえ…

■ブログ備忘録(2017.02.19設置)

ブログの設定変更の記録 管理上気づいたこなど ■(2017.08.13)ブクマのタグ 大分類と表示順 ■(2017.08.11)非表示のブクマ ■(2017.08.10)ブクマにタグをつけられること発見 ■(2017.08.10)放置状態 ■(2017.07.13)インデックスされない ■(2017.07.13…

■海北友松:《山水図》(建仁寺) 間抜けな襖絵かと思ったら・・・

日曜美術館で海北友松の特集が再放送され、解説はありませんでしたがチラリと映った建仁寺の《山水図》 京都国立博物館の特別展覧会「海北友松」でも展示されています。《雲龍図》の勢いとは全く違うタッチの《山水図》 友松はこんな絵も描いていたんだぞ~ …

■海北友松:《雲龍図》 建仁寺の襖は****だった 

現在、京都国立博物館にて特別展覧会「海北友松」が行われています。2016年3月に建仁寺で、何も知らずに襖絵を見てその迫力に度肝を抜かれました。建仁寺で見た時の記録を再掲載します。 先週見逃してしまった日曜美術館の『日曜美術館「帰還!“奇跡”の名画…

■箱根「岡田美術館」利用について(入館料・割引・ランチ・アクセス・足湯・備品等)

数年前から『岡田美術館』の名が、耳に届くようになりました。2800円という高い入館料に尻込みしていましたが、やっと行ってきました! 「割引情報」や「裏技アクセス」「ランチ」「足湯」「備品」の準備状況、噂の「セキュリティー」情報など紹介します…

■東京国立博物館 特別展『茶の湯』《曜変天目茶碗》を見てきました

物議のあった曜変天目茶碗。世界に3つ。なかでも一番美しいと思われる静嘉堂文庫美術館の別名《稲葉天目》を東博で見てきました。この茶碗、見方を変えて物理学的に鑑賞したらどう見えるのか・・・という視点でレポートします。(「静嘉堂文庫美術館」は以…

■「挿絵本の楽しみ」《本草図譜》から広がる博物学の世界

「挿絵本の楽しみ」の トークショーで、この一冊は? という質問に橋本麻里さんは《本草学図譜》を上げられました。ところが、司書の成澤さん、館長の河野先生も、みなさん、この時代の博物学的な世界に強く興味を持たれているご様子。私も個人的に本草学、…

■「挿絵本の楽しみ」の楽しみ方(静嘉堂文庫美術館)

「挿絵本」と言われてもピンとこない方は、これまでに「こんな美術展を見たり」「こんなことに興味を持たりしていないでしょうか?」それならきっと楽しめます! というポイントを紹介します。「挿絵」から広がる深淵な世界、体験してみてはいかがですか? …

■「挿絵本の楽しみ~響き合う文字と絵の世界~」(静嘉堂文庫美術館)・・・内覧会レポ 

静嘉堂文庫美術館にて「挿絵本の楽しみ」のトークショーとブロガー内覧会が行われました。ゲストに橋本真理氏、館長の河野元昭氏、司書の成澤麻子氏、ナビゲーターが青い日記帳のTak氏という豪華顔ぶれ。このユニークな企画をどう見たらよいか、トークのお話…

■其一の《四季花鳥図屏風》との再会(黎明アートルームにて)

サントリー美術館で、衝撃的な出会い(?)をした《四季花鳥図屏風》 絵画のネームバリューや話題性に関係なく絵を見てくれそうな周囲の人に紹介すると反応はおおむね良好でした。そして、今年(2017年)4月に再会できるということで、楽しみにでかけました…

■サントリー美術館で見た鈴木其一《四季花鳥図屏風》

昨年(2016年)サントリー美術館で行われた『鈴木其一 江戸琳派の旗手』で最後の最後に登場した《四季花鳥図屏風》 こんな作品もあったのか! と度肝を抜かれた作品でした。その時の記録が、食べログの美術日記に記録していたので、こちらに移動させました。…

■スメタナ 我が祖国「モルダウ」と「スラヴ叙事詩」

ミュシャが「スラヴ叙事詩」を描くきっかけとなったと言われている、スメタナの「我が祖国」 なかでも第2曲「モルダウ」はスコアに各場面の情景を示すキャプションが添えられています。描写的な標題音楽ですが、その曲には、チェコの民族的な悲哀と、将来へ…

■「茶碗の中の宇宙」&「特別展『茶の湯』」がコラボのお得なチケット 

話題の「曜変天目茶碗」が、もうすぐ東京国立博物館にやってきます。気になるなら前売り券を用意したいところですが、現在開催されている、近代美術館の「茶碗の中の宇宙」にも興味があれば共通券があります。お得なチケットの紹介です。 東博の『茶の湯』に…

■ミュシャ展を見て・・・民族のアイデンティティーとは何かを考えさせられた

ミュシャ展を見て感じたことは、自国の歴史についてでした。スラヴの歴史はもちろん、日本の歴史を知りません。その国に住んでいる人たちは、自国の歴史は理解していると思っていました。自国の歴史が描かれた絵を見たらみんな同じ思いにかられるのかと・・…

■『椀の中の宇宙 曜変天目茶碗の研究と成果』

図書館でミュシャ関連の大型本を探していたら、焼物の大型本が目に入りました。そうだ、曜変天目茶碗の写真でも見ておこう! 今度、東博に静嘉堂の曜変天目も来るようだし・・・と思い、別の書架を見たら『椀の中の宇宙 曜変天目茶碗の研究と成果』という本…

■ミュシャ展の感想 スラヴ叙事詩は舞台装置!?

ミュシャ展を1日かけて鑑賞しました。そこから見えてきたこと、感じたことを紹介します。スラヴ叙事詩って舞台装置だった!? まるで舞台を見ているような錯覚に陥りました。 今回の目玉、スラヴ叙事詩は撮影できます。その写真を使いながら、思ったこと感…

■ブログ関連:記録

■美術館別 企画 〇上野 |*美術館|*特別展|*常設展|*今後の企画|*催し物| | 東京国立博物館| 特別展| 本館| 今後の企画| 催し物| | 国立科学博物館|特別展|常設展|今後の企画|ディスカバリートーク| | 東京都美術館|開催中| | |今後の企画| | 藝大美術館 |展…

■「ミュシャ展」ある日の混雑レポ & 知っ得情報(ロッカー・再入場・音声ガイド) 

ミュシャ展に行ってきました。狙いは金曜日の夜間。事前情報でも金曜は比較的空いているとのこと。実際に他の混雑している企画でも、金曜の夜は比較的、空く傾向があります。ミュシャ展がこれから、もっと話題になる前の早いうちの金曜日がねらい目と思い、…

■全20作品「スラヴ叙事詩」の画像と図解 描かれているものは何?  

スラヴ叙事詩の絵は、「どこ」に「何が」描かれていて、それが「何を」意味しているのか。「背景の史実」は? 最初に解説を見ただけでは、どこを示しているのかすらわかりませんでした。絵に番号を振って、それが何かを示し、その絵が何を描こうとしたのかを…

■「ミュシャ展」の前に叙事詩とは? 「スラブ人」の移動や分布、歴史について

ミュシャ展を見る際の「基本」?ともいえること。西欧の歴史がわかっていないので、解説を見ても、わからないのです。「スラブ人」の話なのに、なぜロシアや、ブルガリア、ポーランド、リトアニアと、いろんな国がいっぱい出てくるのか・・・・ いったいどう…

■スラヴ叙事詩の解説(ミュシャの年譜とともに全体像を)

ミュシャの大作、スラヴ叙事詩、全20作品が一堂に会するミュシャ展。20作品ってどんな作品なの? 全作品のタイトルは? いつ頃の時代からいつ頃までの歴史を描いたのか、制昨年は? 周辺の出来事は? といったことを全体を通して把握するためにに、表にしま…

■山種美術館:日本画の教科書 東京編

山種美術館では、「日本画の教科書」と題して、京都に引き続き東京編が開催されています。(4/16まで) 京都編は行けませんでしたが、東京はどうしても見たい、知りたいことがあって、ぜひと思っていました。また幸いなことに以前、速水御舟展で気になっていた…

■ミュシャ展:チケット割引 混雑状況 事前の情報収集・下見 予習

ミュシャ展が始まりました。スラブ叙事詩全作が海外に渡るのは、今回が初めて。これがおそらく最初で最後と言われ、注目が集まっています。先日、テレビ放映があり、今後の来場者が増えそうということで、六本木にいくついでがあったので、チケットを事前購…

■おいしいコーヒーの「科学」と「医学」と「芸術」の関係??

知人のお見舞にいって、たまたま見つけたカフェが『自家焙煎珈琲店 「陽のあたる道」』でした。ちょっと大通りからは離れているのですが、帰りがけに、ぶらりと横道にそれたらこちらのお店に遭遇しました。きっと疲れていて、おいしい珈琲が飲みたいという欲…

■MOA美術館:見どころ(個人的なおすすめなのであしからず)

一連のMOA美術館の見学を通して気づいた見どころポイントを、勝手にランダムにピックアップ。 ■透明度の高いガラス ■写真のパネル ■庭の紅白梅 ■光琳屋敷 ■まとめ

■MOA美術館:《柳橋図屏風》 あの等伯も描いていた!

本日が最終日です。新たにリニューアルした美術館では、これまで目にしていた作品にもたくさんの発見がありました。が、私にとって一番の衝撃は《柳橋図屏風》だったかもしれません。17世紀、桃山時代に描かれた作者不明の作品。名もなき人が、こんなに素晴…

■MOA美術館:杉本博司 《海景-ATAMI》

杉本博司氏の代表作「海景」シリーズ。 世界の海や湖の水平線を撮影してきた杉本氏がMOA美術館のあるATAMIの海を撮り下ろしました。 ■海景 熱海 解説 ■光が注ぐ海 ■常設ではありません ■光がいろいろな形で水平線を照らす ■モヤの中にあるものは? ■関連 …

■MOA美術館:《月下紅白梅図》 杉本博司

《紅白梅図屏風》には真っ黒バージョン《月下紅白梅図》があります。その存在を知ったのは、2015年《紅白梅図屏風》が外遊する前に、MOA美術館で《燕子花屏風》とともに展示されていた写真で知りました。いったいこれば何なんだろう・・・その後、対面す…

■国立科学博物館:大英自然史博物館展 チケットについて

3月18日(2017年)から、科博で、大英自然史博物館展が始まります。この博物館は、基本的に主要な所蔵品を貸し出すことは控えていたのですが、初めての世界巡回展。しかも最初の開催場所が日本という記念すべき展覧会です。ちょうと春休みと開催時期が重なる…

■MOA美術館:国宝 色絵藤文茶壺(常設)の新発見!?

熱海のMOA美術館のもう一つの看板作品、国宝《色絵藤紋茶壷》 これまで何度か訪れた際、いつも展示されていた記憶があります。それもそのはず、MOA美術館の常設展示品だったのでした。何度となく見てきたのですが、《紅白梅図屏風》以上にその価値がわ…

■尾形光琳 《紅白梅図屏風》 鑑賞の変遷

2年前の2015年5月 琳派400年。根津美術館で尾形光琳の代表作《紅白梅図屏風》と《燕子花図屏風》が同時展示されました。《紅白梅図屏風》は何度か見てきたのですが、何がいいのか全くわかりませんでした。その時に記録した日記を、こちらに移動しました。 ■…

■MOA美術館:国宝《紅白梅図屏風》2年ごしの再会

年1回だけ、梅の時期に合わせて展示される尾形光琳の《紅白梅図屏風》 国宝ゆえに公開は、限られています。所蔵はMOA美術館。こちらの看板作品で、新しいパンフレットの表紙を飾っていて、門外不出とも言われています。ちなみに「MOA」は「モア」では…

■曜変天目茶碗「奈良大学が分析」 なぜ徳島県の調査を断り奈良大学へ?

「何でも鑑定団」に出品され、なにかと話題となった曜変天目茶碗。その真贋をめぐって論争がおこり、奈良大学が陶器の分析を行った結果を発表しました。その結果がさらなる話題になっています。これらの経緯について、思ったことや疑問などをまとめてみまし…

■MOA美術館:新規オープン カフェレストラン・オー・ミラド―  

MOA美術館のリニューアルに伴って、レストランも大幅に整備されました。その中でも超目玉は、勝又シェフによるカフェ オー・ミラド―。勝又シェフは、ビストロという気軽に利用できるフレンチを日本に初めて持ち込み、さらに箱根でオーベルジュを始めます…

■図録の活用法:後半の作品解説の番号を一発でひく方法

美術展に訪れた際に、「図録を購入するのは当たり前」派と、「気に入ったら購入」派、「高いから買わない」派、「そんなのいらない」派・・・・ いろいろだと思うのですが、せっかく購入したら有効に活用したいもの。そのための工夫を紹介したいと思います。…

■2017年 鑑賞記録・メモ リスト

■2017年:[7~ 月] 鑑賞記録・メモ ■2017年 訪れた美術展 講演会の記録 (行きたい) 月別のリスト ■■■■■■■■〈2017年 6月〉■■■■■■■■■■■ ■(2017/06/26) / [06/25] サントリー美術館 ■(2017/06/26) / [06/25] FUJIFILM SQUARE 「幕末明治の写真家が見た富士山 …