コロコロのアート 見て歩記&調べ歩記

美術鑑賞を通して感じたこと、考えたこと、調べたことを、過去と繋げて追記したりして変化を楽しむブログ 一枚の絵を深堀したり・・・ 

■ブログ関連:記録

予備

■「ミュシャ展」ある日の混雑レポ & 知っ得情報(ロッカー・再入場・音声ガイド) 

ミュシャ展に行ってきました。狙いは金曜日の夜間。事前情報でも金曜は比較的空いているとのこと。実際に他の混雑している企画でも、金曜の夜は比較的、空く傾向があります。ミュシャ展がこれから、もっと話題になる前の早いうちの金曜日がねらい目と思い、…

■全20作品「スラヴ叙事詩」の画像と図解 描かれているものは何?  

スラヴ叙事詩の絵は、「どこ」に「何が」描かれていて、それが「何を」意味しているのか。「背景の史実」は? 最初に解説を見ただけでは、どこを示しているのかすらわかりませんでした。絵に番号を振って、それが何かを示し、その絵が何を描こうとしたのかを…

■「ミュシャ展」の前に叙事詩とは? 「スラブ人」の移動や分布、歴史について

ミュシャ展を見る際の「基本」?ともいえること。西欧の歴史がわかっていないので、解説を見ても、わからないのです。「スラブ人」の話なのに、なぜロシアや、ブルガリア、ポーランド、リトアニアと、いろんな国がいっぱい出てくるのか・・・・ いったいどう…

■スラヴ叙事詩の解説(ミュシャの年譜とともに全体像を)

ミュシャの大作、スラヴ叙事詩、全20作品が一堂に会するミュシャ展。20作品ってどんな作品なの? 全作品のタイトルは? いつ頃の時代からいつ頃までの歴史を描いたのか、制昨年は? 周辺の出来事は? といったことを全体を通して把握するためにに、表にしま…

■山種美術館:日本画の教科書 東京編

山種美術館では、「日本画の教科書」と題して、京都に引き続き東京編が開催されています。(4/16まで) 京都編は行けませんでしたが、東京はどうしても見たい、知りたいことがあって、ぜひと思っていました。また幸いなことに以前、速水御舟展で気になっていた…

■ミュシャ展:チケット割引 混雑状況 事前の情報収集・下見 予習

ミュシャ展が始まりました。スラブ叙事詩全作が海外に渡るのは、今回が初めて。これがおそらく最初で最後と言われ、注目が集まっています。先日、テレビ放映があり、今後の来場者が増えそうということで、六本木にいくついでがあったので、チケットを事前購…

■おいしいコーヒーの「科学」と「医学」と「芸術」の関係??

知人のお見舞にいって、たまたま見つけたカフェが『自家焙煎珈琲店 「陽のあたる道」』でした。ちょっと大通りからは離れているのですが、帰りがけに、ぶらりと横道にそれたらこちらのお店に遭遇しました。きっと疲れていて、おいしい珈琲が飲みたいという欲…

■MOA美術館:見どころ(個人的なおすすめなのであしからず)

一連のMOA美術館の見学を通して気づいた見どころポイントを、勝手にランダムにピックアップ。 ■透明度の高いガラス ■写真のパネル ■庭の紅白梅 ■光琳屋敷 ■まとめ

■MOA美術館:《柳橋図屏風》 あの等伯も描いていた!

本日が最終日です。新たにリニューアルした美術館では、これまで目にしていた作品にもたくさんの発見がありました。が、私にとって一番の衝撃は《柳橋図屏風》だったかもしれません。17世紀、桃山時代に描かれた作者不明の作品。名もなき人が、こんなに素晴…

■MOA美術館:杉本博司 《海景-ATAMI》

杉本博司氏の代表作「海景」シリーズ。 世界の海や湖の水平線を撮影してきた杉本氏がMOA美術館のあるATAMIの海を撮り下ろしました。 ■海景 熱海 解説 ■光が注ぐ海 ■常設ではありません ■光がいろいろな形で水平線を照らす ■モヤの中にあるものは? ■関連 …

■MOA美術館:《月下紅白梅図》 杉本博司

《紅白梅図屏風》には真っ黒バージョン《月下紅白梅図》があります。その存在を知ったのは、2015年《紅白梅図屏風》が外遊する前に、MOA美術館で《燕子花屏風》とともに展示されていた写真で知りました。いったいこれば何なんだろう・・・その後、対面す…

■国立科学博物館:大英自然史博物館展 チケットについて

3月18日(2017年)から、科博で、大英自然史博物館展が始まります。この博物館は、基本的に主要な所蔵品を貸し出すことは控えていたのですが、初めての世界巡回展。しかも最初の開催場所が日本という記念すべき展覧会です。ちょうと春休みと開催時期が重なる…

■MOA美術館:国宝 色絵藤文茶壺(常設)の新発見!?

熱海のMOA美術館のもう一つの看板作品、国宝《色絵藤紋茶壷》 これまで何度か訪れた際、いつも展示されていた記憶があります。それもそのはず、MOA美術館の常設展示品だったのでした。何度となく見てきたのですが、《紅白梅図屏風》以上にその価値がわ…

■尾形光琳 《紅白梅図屏風》 鑑賞の変遷

2年前の2015年5月 琳派400年。根津美術館で尾形光琳の代表作《紅白梅図屏風》と《燕子花図屏風》が同時展示されました。《紅白梅図屏風》は何度か見てきたのですが、何がいいのか全くわかりませんでした。その時に記録した日記を、こちらに移動しました。 ■…

■MOA美術館:国宝《紅白梅図屏風》2年ごしの再会

年1回だけ、梅の時期に合わせて展示される尾形光琳の《紅白梅図屏風》 国宝ゆえに公開は、限られています。所蔵はMOA美術館。こちらの看板作品で、新しいパンフレットの表紙を飾っていて、門外不出とも言われています。ちなみに「MOA」は「モア」では…

■曜変天目茶碗「奈良大学が分析」 なぜ徳島県の調査を断り奈良大学へ?

「何でも鑑定団」に出品され、なにかと話題となった曜変天目茶碗。その真贋をめぐって論争がおこり、奈良大学が陶器の分析を行った結果を発表しました。その結果がさらなる話題になっています。これらの経緯について、思ったことや疑問などをまとめてみまし…

■MOA美術館:新規オープン カフェレストラン・オー・ミラド―  

MOA美術館のリニューアルに伴って、レストランも大幅に整備されました。その中でも超目玉は、勝又シェフによるカフェ オー・ミラド―。勝又シェフは、ビストロという気軽に利用できるフレンチを日本に初めて持ち込み、さらに箱根でオーベルジュを始めます…

■図録の活用法:後半の作品解説の番号を一発でひく方法

美術展に訪れた際に、「図録を購入するのは当たり前」派と、「気に入ったら購入」派、「高いから買わない」派、「そんなのいらない」派・・・・ いろいろだと思うのですが、せっかく購入したら有効に活用したいもの。そのための工夫を紹介したいと思います。…

■MOA美術館:割引券 一番のお得は? & バス乗り場と支払い

リニューアルオープンしたMOA美術館。国宝 紅白梅図屏風が展示されておりますが、いよいよ会期も3月14日までとなりました。MOA美術館の割引券、前売り券の購入方法など紹介いたします。果たして最安値は? ■前売り券について ■第一ビル 名店街 ATAMIX…

■マティスとルオー展:③《ラ・フランス》の展示の秘密を勝手に語ってみる

「マティスとルオー展」のチケットやパンフレット、HPに使われている《ラ・フランス》 この女性の展示にちょっとした仕掛けがあるのでは? と思ったことがあったのでご紹介。 ■遠くから近づいてみると ■両端に女性像が・・・ ■展示の秘密? ■ビデオの解釈…

■2017年:[1~3月] 鑑賞記録 簡単メモ

■■■■■■■■〈2017年 4月〉■■■■■■■■■■■ ■(2017/05/01) / [04/29] 静嘉堂文庫美術館:渡辺崋山と「芸妓図」-その魅力を読み解く- ⇒★ ■(2017/04/25) / [04/23] 岡田美術館:魅惑のガラスガレ、ドーム展⇒★ 〇入館料が高くてチェックが厳しいという噂の岡田美術館…

■2017年:[4~ 月] 鑑賞記録・メモ

鑑賞後の記録(文字数オーバーしたので移動) ■■■■■■■■〈2017年 5月〉■■■■■■■■■■■ ■(2017/06/07) / [05/30] 美術情報センター 友松情報求めて行ったら ■(2017/05/18) / [05/16] 東京近代美術館 常設展 ■(2017/05/17) / [05/13] 根津美術館 講演会 ⇒★ ■(2017/…

■マティスとルオー展:②「友情あふれる手紙」を別の角度からみる

今回の「マティスとルオー展」は、50年分の手紙を手掛かりに、家族ぐるみの二人の友情を明らかにするという企画で、新たな手紙の発見もより深みを加えています。評判も上々で2人の関係に感動の声も寄せてられています。最初はライバルが友情をはぐくむことが…

■看護師国家化試験 出題変更から「学ぶ」ことについて考える

今年の看護師国家試験の内容ががらりと変わったそうです。試験を受けた学生からは悲鳴のような声がtwitterでささやかれているそうです。同じ医療系の国家試験を受けた立場からいろいろ思うことを・・・・ ■国家試験の出題をネット批判できる時代 ■事前連絡は…

■マティスとルオー展:①手紙の行間&フランスの祖国愛は共通? 

2月10日(2017)山田五郎さんのアートトークが行われました。良い機会なので参加しつつ鑑賞してきました。2人の手紙のやりとりが、今回の目玉企画です。事前に伺ったお話が鑑賞の手助けとなり、展示解説だけではわからない言外に込められていた心情にも、思…

■ラスコー展:⑧思ったこと 考えたこと 学んだこと 人の思考について

ラスコー展もすでに終わってしまいましたが、長々と感想をレビューしてきました。最後に、これらの展示から、そしてその後、周辺の情報を調べたりして、自分が考えたことや思ったこと、学んだことをまとめて終わりにしたいと思います。⇒■ラスコー展:⑦ラスコ…

■ラスコー展:⑦ラスコーのクロマニョン人の位置づけを地球館で調べてみた

■ラスコー展:⑥感想:第7章 8章 クロマニョン人って? どこから来た? その時日本は? からの続きです。ラスコーの壁画を描いたクロマニョン人。人類の歴史の中ではどのような位置づけなのか、科博の地球館で調べてみました。 ■人類の歩みの物差しの中でのラ…

■ラスコー展:⑥感想:第7章 8章 クロマニョン人って? どこから来た? その時日本は?

■ラスコー展:⑤感想:5章・6章 「ラスコーの研究」と「芸術の始まり」 の続きです。7章はクロマニョン人の正体や、彼らがどこから来たのか。謎のクロマニョン人の正体を説きあかします。そして最後の8章では、ヨーロッパでクロマニョン人が活躍時代、日本の…

■ラスコー展:⑤感想:5章・6章 「ラスコーの研究」と「芸術の始まり」

■ラスコー展:④感想:第4章 壁画に遠近法や日本画の技法を発見!?の続きです。 5章「ラスコーの壁画研究」のコーナーは、ラスコーの壁画について、当時の動物や壁画のモチーフについて紹介されたり、調査研究の歴史などもパネル展示されています。また、フ…

■ラスコー展:④感想:第4章 壁画に遠近法や日本画の技法を発見!?

■ラスコー展:③感想:第2章 模型から見えること 「ネコ科の部屋」は源流? の続きです。 4章の「ラスコー洞窟への招待」は、今回のメインの展示になります。この展示は、5か所の壁画が再現されており、その精度は、誤差が1mm以下。レーザーなどのデジタ…

■ラスコー展:③感想:第2章 模型から見えること 「ネコ科の部屋」は源流?

■ラスコー展:②感想:1章を見ればラスコー洞窟情報はほぼバッチリ の続きです。 第2章「よみがえるラスコー洞窟」 会場の中央には、1/10サイズの模型が展示されています。この模型、見せ方にいろいろ工夫があります。その中に「ネコ科の部屋」と名付けられ…

■ラスコー展:②感想:1章を見ればラスコー洞窟情報はほぼバッチリ  

■ラスコー展:①なぜ壁画を描いたのか?(見学前の仮説)の続きです。 ラスコー洞窟、クロマニョン人について、見る前に抱く疑問。クロマニョン人ってどんな人? ラスコーはどこあるの? 日本はその時代、どんなだったの? それらは1章を見れは、ほぼ理解で…

■ラスコー展:①なぜ壁画を描いたのか?(見学前の仮説)  

昨年(2016年)の11月から開催されていたラスコー展。いよいよ、2月19日までと、残り10日となり、カウントダウンに入りました。2/7には、入場者が20万人に達したそうです。協賛の人気ドラマにさりげなく挿入されたりとなにかと話題にはなっています。興味…

■長谷川等伯:《松林図屏風》 感想③ 2017年 覚書

■長谷川等伯:《松林図屏風》 感想② 2017年 描いたのは海岸? 山並み?の続きです。気づいたことを、とりとめなくここにメモしておきます。 追記しました。 2016年にOAされた日美の番組で、等伯の《松林図屏風》について、杉本博司氏、原研哉氏、赤瀬川源…

■長谷川等伯:《松林図屏風》 感想② 2017年 描いたのは海岸? 山並み?

■長谷川等伯:《松林図屏風》 感想① 2017年 の続きです。初めて見た印象は、あれ? イメージと違うでした。期待が大きかったせいか、ちょっと拍子抜け。ところでこの屏風が描かれたのは、海? なんだか山に見えるのですが・・・ ということで探索がつづきま…

■箸の上げ下ろし 近藤珠實マナースクール 動画より

箸の持ち方、上げ下ろしがわかりやすい動画を探していたら 近藤珠實マナースクール 新・作法学院 清紫会 今を生き抜く大人たちへ という動画をみつけました。 新しく保育園の先生になる新社会人に向けた講演会です。 後半、音楽に合わせて、箸の使い方をレク…

■箸を正しく使うのはTPOで 

箸を正しく使うことができますか? ネット内で箸の使い方についていろいろ語られています。以前、あれこれ書いたことあるんだけど・・・と思っていたら見つかりました。4年ほど前のものですが、一部、加筆修正したものを転載します。 ■箸の使い方は、3段階…

■長谷川等伯:《松林図屏風》 感想① 2017年

東京都国立博物館で、毎年展示されているという長谷川等伯の《松林図屏風》を、お正月に見るのをライフワークしようと思うという記事を書きながら(⇒■博物館に初もうで : 毎年《松林図屏風》を10年見続けたら何が変わる?)そのうち、感想をと思っていたら、…

■空気遠近法とは? 「芸術界」と「科学界」の解説は違う?

「空気遠近法」って知っていますか? 聞いたことあるでしょうか? 美術ファンなら聞いたとがあると思いますし、ご存知かと思われます。知っているとしたら、このテクニックをどのように解説されるでしょうか? いざ、この方法について、説明しようと思って調…

■「レオナルド・ダ・ヴィンチ 美と知の迷宮」 ②レオナルドの根源は「解剖学」にあり!?

本日(1/28)より「レオナルド・ダ・ヴィンチ 美と知の迷宮」が公開されました。レオナルドは多才で、絵画以外にも様々なジャンルで功績を残しました。軍事学、天文学、航空力学、解剖学、建築学・・・・その中の「解剖学」と「建築学」に着目して、映画を解…

■思考:生きているということ

医療系の国家試験は、2月、3月に行われます。これからが追い込みの時期のはず。試験のための勉強をすることに矛盾を感じていたのに、この頃になったら、そんなことはすっかり忘れて、国試対策の勉強に切り替えていました。ところが・・・・ 試験とは関係のな…

■2017年 訪れた美術展 講演会の記録 (行きたい)

2016年の訪れた美術展をまとめるのに難儀したので、今年はその都度、記録することにしました。合わせて「行く予定の美術展」と「行けたら行きたい美術展」「とりあえずストック」しておくところも。 (【行った】は新しいものを上に表記) 行ってもなかなか…

■思考:学び方を曲線で表すと関数に!?

いかに学ぶか・・・ 国家試験の勉強では、一つ一つを理解しながら進む方法を選択したのですが、全く前に進まないという壁にぶつかりました。自分は何をやっているのか・・・・ こんなことしていたら、試験に間に合わない! ところがある時から、理解が飛躍的…

■思考:学ぶとは? 自分の力で体系づけることを知る

中学、高校時代の学びは、ただひたすら定期試験や受験のために「覚える」ことが学びでした。覚えるための工夫は考えていたような気はしますが、何のために学んでいるかといったら、それは、とりもなおさず「受験」のためでした。本当の「学び」とは何か・・…

■思考:学ぶとは? 考えるとは? 知識の融合

以前、読んだ『「理科系の頭」で考える技術 -“核心”をズバリとらえる「ものの見方・考え方」』志村史文夫著(物理学者)の一節より。 この本によって、「感性を磨くためにはどうしたらいいのか」を知るきっかけになったのですが、もう一つ、「学ぶとは」「…

■【試写会感想】「レオナルド・ダ・ヴィンチ 美と知の迷宮」 ①再現ドラマから浮かびあがるレオナルドの姿

「レオナルド・ダ・ヴィンチ 美と知の迷宮」の試写会が過日、1月14日に行われました。上映終了後に、東京造形大学 池上英洋教授とTakさんによるトークショーが行われる特別試写会。松竹本社の試写室にて行われたプレミアム感いっぱいのイベントでした。映画…

■解剖実習前の戸惑い(学生時代のレポート)

片付けをしていたら学生時代に書いたレポートの下書きが、出てきました。自分が歩いてきた道の、通過点で何を考え、何を思っていたのか・・・・ その記録として、書き起こしていました。(2000年頃) 先日、「デザインの解剖展」に訪れて、そのレポートのこ…

■デザインの解剖展:感想 「解剖」って? 「デザインの解剖」「美術解剖」「医学の解剖」

身近な製品を「デザインの視点」で解剖し、各製品の成り立ちを徹底して検証する試みというテーマの元、21-21で行われた「デザインの解剖展」 デザインにおける解剖とはなんぞや? これまで美術界における言葉の定義が、科学の世界の言葉の定義と違っているよ…