コロコロのアート 見て歩記&調べ歩記

美術鑑賞を通して感じたこと、考えたこと、調べたことを、過去と繋げて追記したりして変化を楽しむブログ 一枚の絵を深堀したり・・・ 

■ヨコトリ2020:無料で見ることができる作品 下見を兼ねてチェックしてから本番へ

ヨコハマトリエンナレー2020が7月17日からスタート。会場は3つに分かれ、いざ、訪れると、1日で回れないという声が続出。そこで、無料で見ることができる作品や場所をチェックしてみました。意外にもたくさんの作品を見ることができてしまいます。

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いろいろ、下調べしても、実際に行ってみて初めてわかることも多いもの。それぞれの会場の位置関係や所要時間、時間配分など、細かく計画するには、とりあえず行ってみるのがてっとり早いかも・・・ また、無料エリアを事前に、ゆっくり見ておけば、予約日の鑑賞にもゆとりが持てます。

体験展示は、無料なので、無料散策日に一括体験してしまえば、予約をした本チャン見学は、時間を気にしながら回る必要がありません。

【追記】2020.07.28 映像作品を見たい場合はこの限りではありません
上映時間の長いものなどありますので、綿密な計画が必要

映像と体験作品のタイムテーブルを下記にまとめました。

映像作品の鑑賞のコツと推奨プラン

korokoroblog.hatenablog.com

 

以下、無料で鑑賞できる作品や場所を紹介しつつ、作品のファーストインプレッションなど。

 

 

 

■イヴァナ・フランケ《予期せぬ共鳴》(2020)

横浜美術館がすっぽり、被われています。グランモール公園からの眺め。これも作品です。

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近づいてみたり・・・・

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左右から見て、外周を散策したり・・・・

 

見上げてみたり

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スクリーンによって拡大するとこんな素材でした。

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パネルの後ろに回ると、次回の予告が・・・

 

黒いスクリーンの内側の回廊を散策。正面向かって右手方向に進みます。

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この回廊の矢印のあたりから、展示室の作品がガラス越しに見ることができます。この作品、見逃してしまいそうな場所にあります。ここも、無料で見ることができます。

 

回廊をさらにすすみ・・・・

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スクリーン越しに、マークイズを臨みます。


 

建物の端まで行くと、そこは、子供のアトリエ。手で見るギャラリーが・・・・

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作品に触れることができる彫刻です。

 

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洗濯ばさみのバッタやハサミのセミ

 

 

もう一度、美術館から離れマークイズ側から横浜美術館を見ると・・・・

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そこには何も、なかったかのように、存在が消えています。

 

 

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(左)開催前 (右開催後)

 

いつもは、こんな感じ・・・・

Yokohama Museum of Art 2009.jpg
Wiiii - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる

 

 

 

 

■ニックケイブ《回転する森》

黒のスクリーンに覆われた美術館の入り口で「エントランスの鑑賞」と伝えれば、体温チェックをして入館ができます。

中に入ると光のシャワーが・・・キラキラ輝く様々なモチーフが天井から降り注ぎます。 

会場内、写真撮影はOKです。動画は禁止。
*連写モードからアニメーションを作成しています

 

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様々なモチーフが目につきます。ピースサインや星、ニコちゃんマークなどカラフルでポップなアイテムがずらりと・・・・

ところが! 物騒なものも紛れています

*写真はアニメーション

回転の状態によって、一瞬、銃が消える瞬間もあります。

 

中央の楕円は、弾丸でしょうか?

*写真はアニメーション

アニメーションの弾丸の動きをじっと見ていたら、手がでてきてピストルを撃つような仕草。こんな仕掛けがあったの?とドキッとしましたが、偶然の産物でした。

 

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このマークは何を意味しているのでしょうか? いくつも見かけました。

 

下記の解説にある「標的」マークかな?と検索してみましたが、このような画像はありませんでした。(画像検索もしてみましたがみあたりませんでしたが、きっと何か意味があるはず・・・・)

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水滴は、作品を見る前、森に降る恵の雨だと思っていました。(⇒6-3  森と水銃社会を悲しむ涙と解説。

 

 

■階段展示:青野文昭 「なおす」がテーマ

エントランスに入って、右手の階段状展示も無料で見ることができるエリアです。青野文昭による「なおす」がテーマの作品が並びます。

震災後、浜辺で収集した家具の一部など、壊れたり破棄されたものを修復して命を吹き込んでいます。

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(左)《パイロンの復元
(右)《イエのおもかげ・箪笥の中の住居-東北の浜辺で収拾したドアの再生から

 

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(左)《東北の浜辺で収拾した小さな破片の復現》
(右)沖縄で収拾した廃船の復元

 

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(左)《沖縄で収拾した廃船の復元

 

階段の上までいくと、作品の解説があります。

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タイトルを見ると、何が表現されているのか理解できました。

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上からは、ニック・ケイブの《回転する森》全体を見渡すことができます。

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(左)上からニック・ケイブの《回転うる森》を直ぞむ
(右)遠くに、エヴァ・ファブレガスの《からみあい》が見えています。

  

 

■体験型作品(横浜美術館内)

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赤い丸のあたりで体験型作品の展示が行われています。
この体験型作品も予約をすれば、無料で体験が可能です。

〇予約方法

体験展示の様子 

 

〇[YMA] モレシン・アラヤリ / Morehshin LLAHYARI 25分

《未知を見る彼女:ヤージュージュ、マージュージュ》

VRゴーグルとコントローラーを使用した、テクノロジーとアート・アクティヴリズムの交差点を探る作品。 

イスラム教の聖典の「終末」の到来を機に封印を解かれるヤージュージュの人々と、イスラム世界で描かれてきた女性の怪物を結びつけて新たな物語を紡ぎだすVRインスタレーション

 

画面を切替えるために、コントローラを指示される方向に動かしますが、大きく動かさないとなかなか、切り替わらずに時間がかかってしまいます。

 

 

〇[YMA] ランティアン・シィエ / Lantian XIE 90分

ウェアラブルロボット(外骨格)を装着し、歩いて体験。自分の意思に反して、動かされている感覚で、作品を鑑賞したら、どんな鑑賞体験を得るのか・・・・ そんな実験的なインスタレーション

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女性は、スカート着用だと、体験できないので注意 大がかりなロボットのような装置を背負い、足の間接あたりで固定するために補助が必要なため。

体験時間が90分と長いので、予約時間の設定に注意。
 

 

■【見逃し注意!】メイク・オア・ブレイク《橋を気にかける》

 

 

ここは、死角で気づかずに通り過ぎてしまう人もいそうです。 

作品名:《橋を気にかける》メイク・オア・ブレイク

2人のユニット作品(コニー・アンテスとレベッカ・ギャロ)
横浜にかかっている4つの橋、太田橋、フランス橋、打越橋、亀の橋の鉄のシルエットの橋に、塩水を霧吹きでかけ、さびていく様子をウォッチするというインスタレーションです。

1歩踏み入れると、スプレーボトルが整列して設置。また消毒? 作品に吹きかけて下さいと言われ、コロナの消毒を、作品にとりれたのだとだと思ってしまいました。

あとから、もう一度、訪れてその時に、撮影と思っていたら、すっかり忘れました。

 

この作品も、エピソードXになっていました。

www.youtube.com

 

 

■【見逃し注意!】張徐展(ジャンシュウ・ジャン)の新作『AT5』

ここは多くの人が、見逃していると思われる作品。存在に気づいていないかも。美術館の建物向かって左側、以前、レストランがあった場所で展示が行われています。
レストラン ミュゼ:かつてここに会ったフレンチレストラン。伝統的な料理と新しい時を融合させ気軽にフレンチを楽しめるレストランでした。) 

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入口は赤い矢印から

 プロット48への移動の際、時間的に近い裏口の西出口から出ると、この場所に気づかず通りすぎる可能性あり。横浜美術館に入って、ニックケイヴの作品を体感したあたりで、見ておくとよいかも。

 

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会場入口

 

中は真っ暗闇

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暗闇の中で、映像が浮かび上がります。
しばし、見ていて、これ、もしかして、コマドリ撮影なのかなぁと思いながら・・・

 

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奥の展示を見ると、ここは厨房のようです。ガス器具や調理台が見え隠れする中・・・・ 映像に登場した動物(紙で製作)が展示されています。これを見て、やはり映像は、これらの動物たちを、コマドリしたのだと理解。

アーティストは、紙で作った動物のパペット(指人形)やジオラマを使ったストップモーションによるアニメーション「動物物語シリーズ」を制作とのこと。この人形を一つ、一つ動かして制作したと思うと、気が遠くなりそう。

話の内容はよくわかりませんでしたが、アジアの童話だそう。映像ともに流れる独特の音楽は、台湾の伝統芸能インドネシアガムランなどが使われています。

最後まで、見ないで切り上げてしまいましたが、「現実と幻想、生と死の間に存在する動物たちの霊の祭りが生き生きと再現された作品」とのこと。

何もわからずに見ていると、何かを理解するまでのもどかしさがあり、忍耐が続きませんでした。(笑) 作品の概要がわかれば、受け入れやすい。

家業が、儀式や葬送用の紙細工作りを営む。近年、廃れゆく家業、同じような社会状況を作品に反映、奇怪な生き物の営みを作品化。

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無料コーナーなので、機会があったら、再訪してもよいかも。

 

この記事を見ていたのですが、この作品が、どこに展示されていたのかがわからず‥‥ こんなところにあったとは!

 

 

 

■美術情報センター

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前出の展示と同じ建物の3階が、美術情報センターです。

開架式、閉架式合わせて約11万冊の図書資料を所蔵しており、入館料なしで利用することができます。

関連企画・イベント | 美術情報センター | 図書・映像・資料 | 横浜美術館

 

企画展に合わせて関連資料のコーナーも設置されているので利用価値大です。現在は、30周年を迎える横浜美術館と、トリエンナーレ関連の展示が行われています。

 

横浜美術館 展覧会カタログのあゆみ 

 1989年(平成元年)に開館した横浜美術館は2019年に30周年を迎えました。その間、120以上の企画展を開催。これまでの企画展で発行された展覧会カタログを閲覧できます。 

 

〇特別資料展示:「資料で振り返る横浜トリエンナーレ」【前期】

2001年から開催されてきた横浜トリエンナーレ。「資料で振り返る横浜トリエンナーレ」と題して、横浜トリエンナーレに関する様々な資料を前期・後期に分けて紹介。多種多様な印刷物が制作され、チラシやリーフレット、マップ類等、貴重な資料を保存をし、横浜トリエンナーレの活動を振り返っています。

 

はじめて参加したヨコトリ。これまでどんな芸術祭だったのかなぁ‥‥とか、横浜美術館の構造、採光など建物のことも知りたくて立ち寄りました。思いもかけず、見ていなかった作品に遭遇できました。

 

  

ミュージアムショップ・Cafe小倉山

ミュージアムショップや、Café 小倉山も入館料なしで利用することができます。

 

〇Café 小倉山 Café 小倉山 | ショップ・カフェ | 横浜美術館

メニューはこちら・・・・⇒メニュー

AFTERGLOW限定メニューのソーダとパフェがあります。

 サンドイッチ

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 エビとたまごのサンド 730円 コーヒー(ドリンクセット +200円)

 

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■プロット48 

 

〇飯川雄大《デコレータークラブ 配置・調整・周遊》

reserva.be

 

無料で、体験ができます。評判上々、必見のようです。

 

当日キャンセルを狙って行ってみたのですが、予約は前日まで。当日のキャンセル状態の把握は、リアルタイムでできないため、難しいとのこと。当日にキャンセル連絡あってもスタッフまで、リアルタイムに伝わらない。もしくは、時間過ぎて、来ない場合に、体験できるかもしれないけど、難しいだろうとのこと。

評判がよいので、ぜひ、また訪れて体験したいところ。

 

〇入口 ファーミング・アーキテクツ 

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太陽にあたって変化するらしい。曇りなのであまり、よくわからなかった。

 

〇デニス・タン《自転車ベルの件》

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紐にベルがつながり鳴らせます。

 

よくわからなかった動画も、そういうつながりなのか・・・・と

 

作家プロフィール

日用品、ファウンド・オブジェ、周囲の環境などを作品に転換し、アートと日常生活の境界を問い、日常の光景に新たな視点をもたらす。

 

 

ジョイス・ホー(何采柔)の「バランシング・アウト」 

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係の方が時折、ゆらしています。

 

フェンスは堅固で保護や統制のために用いられる印象がありますが、ゆらゆらゆれたら・・・・ と、日常の事物に変化を加えることで、気付きを与えるのだそう。

さて、どんな気づき? 保護してくれるものが不安定という正反対の要素を一つに・・・・ということらしいです。

 

 

〇ショップ

 

チケット売り場、休憩ラウンジ、ショップなど・・・

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休憩ラウンジは、食事の提供はなく、自販機のみ

 

ファーミング・アーキテクツ 空間の連立

なんだこれは?

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水槽がある・・・・

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右手奥のこの四角の格子は何? 

 

ビルの谷間に都会のオアシス設置? 土がなくても緑は育つ・・・・

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森美術館で観た「芸術と科学」では、壁面緑化など、科学と芸術の融合の中で、緑との付き合い方が提示されてたけど・・・・  最近の現代アートのトレンドなのかな?

 

水は濾過して循環しているようです。

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その水は流れ落ち、下の金魚がいる水槽へ。雨水でも使ってるのでしょうか?

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作品名 ファーミング・アーキテクツ・・・・ 建築的農業?

 

格子のボックスが謎でしたが、動画の中にヒントが・・・

www.youtube.com



作者プロフィール 

ハノイベトナム)を拠点に活動。
コンセプト:自然や地理、気候、人間に注目し、「都市に緑の種をまく農家のような建築」持続可能で環境にやさしい住居やカフェ、図書館などの建築設計、内装デザインを手がける。

 

ガイド資料より

心地よく学ぶ場所と解説。魚の糞は、植物の栄養源、水、植物、魚が循環する環境で、本を読んだりのんびりしたり、おしゃべりしたり・・・・ 木製の木枠の中にあるボックスは自分が読みたい本を収納する場所でした。

本が並べられていたこともあったようです。どんな本が入っていたのか気になる~ 

 

 

独学

ソースブックから独学をしていて、ちょっと道にそれ、そこから派生し興味を持ったテーマ。「生態系」「外来種」「遺伝」「交雑」・・・・ 図書館のレファレンスで調べていただき取り寄せていた本があります。 ⇒12-29 (2020.06.14)多様性をどう理解するか

ジャイアントホグウィード」の作品につながってると思っていたのですが・・・・

この作品のテーマにもつながりそうです。「都市に緑の種をまく」この裏に隠されている問題について、興味があります。

この場所は、心地よく学ぶための場所。本を読んでのんびりしたり、おしゃべりしたり・・・・  緑化もいろんな人のいろいろな考え方があることを知ることから・・・・

木枠の本棚にでも入れて読んでみましょうか・・・・ 

 

日本郵船歴史博物館

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日本郵船歴史博物館もトリエンナーレ会場の一部となり、マリアンヌ・ファーミ氏の作品が展示されています。 

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〇入館について

よこはまトリエンナーレのチケット提示でいつでも入館可能。再々訪は、不可の決まりはないので、常識の範囲内でなら利用可。

 

チケットがない場合、400円の入場券で、日本郵船歴史博物館とトリエンナーレの展示が鑑賞可能

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〇利用上の注意

開館時間:10:00〜17:00(ヨコトリは18:00まで)
入 館:16:30まで
休館日:月曜 (ヨコトリは木曜)⇒(月・木を避けて来訪)

 

参考⇒日本郵船歴史博物館|ご利用案内

 

〇Marianne FAHMY (マリアンヌ・ファーミ)について

生まれ:1992年、アレクサンドリア(エジプト)
活動: 同地を拠点に活動。
テーマ:

・言語や建築、人間にまつわる歴史に着目し、立体的なインスタレーションや映像作品などを発表。

・近年はエジプトにおける水にまつわる歴史を創造的に再解釈し、作品化。

出品:
・2019年、ハバナビエンナーレキューバ)、
・2018年、ダカールビエンナーレセネガル)、
  マニフェスタ13等の国際展に多数参加

 

 

 

 

 

ヨコハマトリエンナーレの回り方・楽しみ方

無料で見ることができる展示が意外にも多いことが判りました。美術館内とプロット48の、無料エリアをマップにしました。

 

〇無料エリアマップ 

美術館内

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ブルーの2階部分、斜線の階段部分が無料エリア。2階はほとんど見ることができます。左手階段の体験は予約が必要。

赤い星印は、見逃しやすい展示。左手の旧レストランは一度外に出るので要注意。

 

プロット48

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プロット48は、入口と出口が固定で一方通行です。そのルートに沿って散策すれば、点在している屋外展示の作品を鑑賞できます。

 

今回、調べてみて、あそこも、無料で見ることできたのか・・・・と新たにわかった作品も出てきました。そして体験型の展示は、すべて無料エリアです。

2日に分けて訪れることができるのなら、無料の体験型展示と、その他の無料展示エリアを見る日を1日とって、下見を兼ねるのがおすすめ。トリエンナーレの全体をまずは把握するのが、攻略のカギ。 

その後、予約した日は、予約時間に追われることなく、じっくり、無理なく無駄なく回ることができます。見逃しも防げるのではないでしょうか?

 

〇【追記】映像作品を見るには計画が必要(2020.07.28)

映像作品を見ようとすると、長尺の映像もあり、じっくりゆっくり鑑賞するのは、難しいことが判明。映像は分けて、計画的に回る必要がありそうです。

docs.google.com

 

映像作品の回り方は下記で紹介しております。

korokoroblog.hatenablog.com

 

 

〇予備知識は、ほどほどにするのがおすすめ?

事前に予習をするかどうか・・・・ あれこれ作品に関する予備知識を入れると、ファーストインパクトを失ってしまいます。まずは、直観で感じることが大切だと思いました。独学の効果は後からの方が、響くと思いました。いい加減のところで・・・・

ただし、作品がどこにあって、どこが見どころなのか(何を見たいのか)、上映時間や会場の開館時間など基本情報は、詳細に把握しておいた方がよいと思われます。

 

 

■会場のレポート

インターネットミュージアムにレポートしました

www.museum.or.jp

  

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