コロコロのアート 見て歩記&調べ歩記

美術鑑賞を通して感じたこと、考えたこと、調べたことを、過去と繋げて追記したりして変化を楽しむブログ 一枚の絵を深堀したり・・・ 

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

■「ミュシャ展」ある日の混雑レポ & 知っ得情報(ロッカー・再入場・音声ガイド) 

ミュシャ展に行ってきました。狙いは金曜日の夜間。事前情報でも金曜は比較的空いているとのこと。実際に他の混雑している企画でも、金曜の夜は比較的、空く傾向があります。ミュシャ展がこれから、もっと話題になる前の早いうちの金曜日がねらい目と思い、…

■全20作品「スラヴ叙事詩」の画像と図解 描かれているものは何?  

スラヴ叙事詩の絵は、「どこ」に「何が」描かれていて、それが「何を」意味しているのか。「背景の史実」は? 最初に解説を見ただけでは、どこを示しているのかすらわかりませんでした。絵に番号を振って、それが何かを示し、その絵が何を描こうとしたのかを…

■「ミュシャ展」の前に叙事詩とは? 「スラブ人」の移動や分布、歴史について

ミュシャ展を見る際の「基本」?ともいえること。西欧の歴史がわかっていないので、解説を見ても、わからないのです。「スラブ人」の話なのに、なぜロシアや、ブルガリア、ポーランド、リトアニアと、いろんな国がいっぱい出てくるのか・・・・ いったいどう…

■スラヴ叙事詩の解説(ミュシャの年譜とともに全体像を)

ミュシャの大作、スラヴ叙事詩、全20作品が一堂に会するミュシャ展。20作品ってどんな作品なの? 全作品のタイトルは? いつ頃の時代からいつ頃までの歴史を描いたのか、制昨年は? 周辺の出来事は? といったことを全体を通して把握するためにに、表にしま…

■山種美術館:日本画の教科書 東京編

山種美術館では、「日本画の教科書」と題して、京都に引き続き東京編が開催されています。(4/16まで) 京都編は行けませんでしたが、東京はどうしても見たい、知りたいことがあって、ぜひと思っていました。また幸いなことに以前、速水御舟展で気になっていた…

■ミュシャ展:チケット割引 混雑状況 事前の情報収集・下見 予習

ミュシャ展が始まりました。スラブ叙事詩全作が海外に渡るのは、今回が初めて。これがおそらく最初で最後と言われ、注目が集まっています。先日、テレビ放映があり、今後の来場者が増えそうということで、六本木にいくついでがあったので、チケットを事前購…

■おいしいコーヒーの「科学」と「医学」と「芸術」の関係??

知人のお見舞にいって、たまたま見つけたカフェが『自家焙煎珈琲店 「陽のあたる道」』でした。ちょっと大通りからは離れているのですが、帰りがけに、ぶらりと横道にそれたらこちらのお店に遭遇しました。きっと疲れていて、おいしい珈琲が飲みたいという欲…

■MOA美術館:見どころ(個人的なおすすめなのであしからず)

一連のMOA美術館の見学を通して気づいた見どころポイントを、勝手にランダムにピックアップ。 ■透明度の高いガラス ■写真のパネル ■庭の紅白梅 ■光琳屋敷 ■まとめ

■MOA美術館:《柳橋図屏風》 あの等伯も描いていた!

本日が最終日です。新たにリニューアルした美術館では、これまで目にしていた作品にもたくさんの発見がありました。が、私にとって一番の衝撃は《柳橋図屏風》だったかもしれません。17世紀、桃山時代に描かれた作者不明の作品。名もなき人が、こんなに素晴…

■MOA美術館:杉本博司 《海景-ATAMI》

杉本博司氏の代表作「海景」シリーズ。 世界の海や湖の水平線を撮影してきた杉本氏がMOA美術館のあるATAMIの海を撮り下ろしました。 ■海景 熱海 解説 ■光が注ぐ海 ■常設ではありません ■光がいろいろな形で水平線を照らす ■モヤの中にあるものは? ■関連 …

■MOA美術館:《月下紅白梅図》 杉本博司

《紅白梅図屏風》には真っ黒バージョン《月下紅白梅図》があります。その存在を知ったのは、2015年《紅白梅図屏風》が外遊する前に、MOA美術館で《燕子花屏風》とともに展示されていた写真で知りました。いったいこれば何なんだろう・・・その後、対面す…

■国立科学博物館:大英自然史博物館展 チケットについて

3月18日(2017年)から、科博で、大英自然史博物館展が始まります。この博物館は、基本的に主要な所蔵品を貸し出すことは控えていたのですが、初めての世界巡回展。しかも最初の開催場所が日本という記念すべき展覧会です。ちょうと春休みと開催時期が重なる…

■MOA美術館:国宝 色絵藤文茶壺(常設)の新発見!?

熱海のMOA美術館のもう一つの看板作品、国宝《色絵藤紋茶壷》 これまで何度か訪れた際、いつも展示されていた記憶があります。それもそのはず、MOA美術館の常設展示品だったのでした。何度となく見てきたのですが、《紅白梅図屏風》以上にその価値がわ…

■尾形光琳 《紅白梅図屏風》 鑑賞の変遷

2年前の2015年5月 琳派400年。根津美術館で尾形光琳の代表作《紅白梅図屏風》と《燕子花図屏風》が同時展示されました。《紅白梅図屏風》は何度か見てきたのですが、何がいいのか全くわかりませんでした。その時に記録した日記を、こちらに移動しました。 ■…

■MOA美術館:国宝《紅白梅図屏風》2年ごしの再会

年1回だけ、梅の時期に合わせて展示される尾形光琳の《紅白梅図屏風》 国宝ゆえに公開は、限られています。所蔵はMOA美術館。こちらの看板作品で、新しいパンフレットの表紙を飾っていて、門外不出とも言われています。ちなみに「MOA」は「モア」では…

■曜変天目茶碗「奈良大学が分析」 なぜ徳島県の調査を断り奈良大学へ?

「何でも鑑定団」に出品され、なにかと話題となった曜変天目茶碗。その真贋をめぐって論争がおこり、奈良大学が陶器の分析を行った結果を発表しました。その結果がさらなる話題になっています。これらの経緯について、思ったことや疑問などをまとめてみまし…

■MOA美術館:新規オープン カフェレストラン・オー・ミラド―  

MOA美術館のリニューアルに伴って、レストランも大幅に整備されました。その中でも超目玉は、勝又シェフによるカフェ オー・ミラド―。勝又シェフは、ビストロという気軽に利用できるフレンチを日本に初めて持ち込み、さらに箱根でオーベルジュを始めます…

■図録の活用法:後半の作品解説の番号を一発でひく方法

美術展に訪れた際に、「図録を購入するのは当たり前」派と、「気に入ったら購入」派、「高いから買わない」派、「そんなのいらない」派・・・・ いろいろだと思うのですが、せっかく購入したら有効に活用したいもの。そのための工夫を紹介したいと思います。…

■2017年 鑑賞記録・メモ リスト

■2017年:[7~ 月] 鑑賞記録・メモ ■2017年 訪れた美術展 講演会の記録 (行きたい) 月別のリスト ■■■■■■■■〈2017年 6月〉■■■■■■■■■■■ ■(2017/06/26) / [06/25] サントリー美術館 ■(2017/06/26) / [06/25] FUJIFILM SQUARE 「幕末明治の写真家が見た富士山 …