コロコロのアート 見て歩記&調べ歩記

美術鑑賞を通して感じたこと、考えたこと、調べたことを、過去と繋げて追記したりして変化を楽しむブログ 一枚の絵を深堀したり・・・ 

■光琳と乾山 ー芸術家兄弟・響き合う美意識― 恒例展示から見えてくること

インターネットミュージアムにて根津美術館で行われている「光琳と乾山 ー芸術家兄弟・響き合う美意識ー」のレポートが掲載されました。ご覧いただけましたら幸いです。 以下、レーポートでご紹介できなかった補足説明です。 *写真は主催者の許可を得て撮影…

■木島櫻谷 Part2 四季連作屏風 :《燕子花図》

根津美術館、泉屋博古館分館の両館で「燕子花」を見ることができます。似て非なる燕子花。オリジナルとそれを踏襲した大正時代、木島櫻谷の燕子花。比較してみるといろいろな発見があって面白いです。 ■燕子花図 〇木島櫻谷も描いた燕子花 ■似て非なる燕子花…

■誕生150年 横山大観展:画は人なり その意味は・・・?

今年は横山大観が誕生して150年。現在、東京国立近代美術館で「誕生150年 横山大観展」が開催されています。開催前日にプレス内覧会が行われ参加させていただきました。これまで大観に抱いていた印象をガラリと変えさせられる展示でした。内覧会で紹介された…

■エミール・ガレ 自然の蒐集:Sheageに紹介しました & 流 麻二果の個展『色を追う/Tracing the Colors』

Sheageに、ポーラ美術館で行われている「エミール・ガレ 自然の蒐集」の記事を書きました。ガレは晩年、海の生物に興味を持ち、それらをモチーフにした作品を制作しています。海の生き物にスポットをあててレポートしていますので御覧いただけましたら幸いで…

■人体展:神秘への挑戦-人体をいかに理解してきたか そしていかに理解していくか

「人体ー神秘への挑戦」では、「人体をわれわれはいかに理解してきたか」先人たちのの偉業を提示し、それを知ることによって、今後「私たちは人体というものをどう理解したらよいか」を考えましょうという投げかけがされていました。 自分はこれまでいかに人…

■人体展:神秘への挑戦ー神経解剖学 壮大なアトラスを完成させた日本人 

科博で行われている「人体ー神秘への挑戦」の展示から、日本の神経解剖学の研究者を紹介。気の遠くなるような作業の結果、未知なる脳のアトラスを完成。その緻密な研究があって、今の脳や神経の理解につながっていきました。 *写真は主催者の許可を得て撮影…

■汐留ミュージアム:日本の四季 近代絵画の巨匠たち 本邦初公開

今年はパナソニック創業100年の節目。それを記念し、パナソニックが収蔵する作品から四季にちなんだ絵画を期間限定で展示されています。これらは本社が所蔵する作品。いつもの汐留ミュージアムとは一味も二味も違う世界が広がっています。日本人の心に訴えか…

■木島櫻谷展:写真ギャラリー

静かなブームの木島櫻谷展 PART1が2018年4月8日まで。あと3日です。終わる前に、撮影した写真をアップして展覧会の振り返り。コメントは追々、追加の予定・・・ *写真は、主催者の許可を得て撮影しています ■獅子図 ■かりくら ■しぐれ ■角とぐ鹿 ■猛鷲波濤図…

■人体展:神秘への挑戦ー神経細胞を染め上げて広がる世界

脳研究の歴史を知りたくなり、科博の「人体」展、神経情報を整理。神経細胞は、当初、見ることができませんでした。医師のゴルジが染色方法を発見し、神経細胞の構造が次第にわかってきました。しかし全貌を知るには電子顕微鏡の力が必要でした。その経緯を…

■エミール・ガレ 自然の蒐集:ちょっとマニアックな見どころポイント

ポーラ美術館「エミール・ガレ 自然の蒐集」で展示されている作品の、個人的な「一押し作品」や「見どころポイント」を紹介します。じっくり見れば見るほど、深みがあって、新たな発見と出会える作品です。ガレの世界観を味わって下さい。 *撮影は可能です…

■エミール・ガレ 自然の蒐集:箱根の森と、ガレ作品「森」のフォトコレクション

「エミール・ガレ 自然の蒐集」では、「森」と「海」にスポットをあてた展示が行われています。ポーラ美術館が位置する箱根の大自然と、ガレの作品。ガレが見ていた世界を実際に体験しながら鑑賞できる、またとない展示です。 *撮影は可能ですが、撮影禁止…

■人体展:人体を「理解する」「わかる」ってどういうこと? 

現在、科博で「人体展」が行われており、好評のようです。この展覧会の記者発表では、「人体を理解するためには何をしてきたのか」「人体を理解するとはどういうことなのか?」という投げかけがされています。自分自身がいかにして人体を理解してきたかの記…

■エミール・ガレ 自然の蒐集:博物学的知見に基づく作品作り

ポーラ美術館では「エミール・ガレ 自然の蒐集」が、2018年3月17日から始まりました。今回の展示は、ガレの博物学的な部分にスポットが当てられています。下田海中水族館とのコラボ企画や東京大学総合研究博物館が監修した展示もあり、ガレの博物学的な造詣…

■山種美術館:[企画展]桜 さくら SAKURA 2018 画家の桜の描き方に注目

山種美術館では、毎年恒例のように桜を題材にした展覧会が行われています。遡ると移転前から続くおなじみ企画。今年は、美術館が所有する桜作品約60点を一挙に公開。6年ぶりの桜オンパレードに浸ってみましょう。 *写真は、主催者の許可を得て撮影しており…

■人体展:人体の発生 胎児の成長

科学博物館にて「特別展 人体ー神秘への挑戦ー」が2018年3月13日より始まりました。人類は、「人体」の構造や機能をどのように理解してきたのか。先人たちの挑戦の歴史と医学研究の最先端が紹介されています。 インターネットミュージアムにて、人体の発生…

■木島櫻谷展:屏風は会場によって展示が変わる!

泉屋博古館分館で行われている「木島櫻谷展」3月20日から展示替えがあります。話題の《寒月》は全期展示されています。《寒月》について、インターネットミュージアムに記事を書きました。 上記で書ききれなかった部分を補足したいと思います。 *写真は主催…

■くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質 東京ステーションギャラリー

隈研吾と言えば、言わずと知れた建築家。これまでの30年の業績を振り返る展覧会素材でひもとく、隈研吾の歩み「くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質」が、東京ステーションギャラリーで3月3日より始まりました。「建築とは、結局のところ物質で…

■木島櫻谷展:櫻谷と漱石の酷評 年譜を重ね合わせて見えてくること

木島櫻谷の作品《寒月》を酷評した漱石。漱石の酷評の真意は? それを探ってみるため、木島櫻谷と夏目漱石の年譜を並べてみました。それによってみえてくること。知っているようで知らない漱石の横顔も見えてきました。 *写真は主催者の許可を得て撮影して…

■木島櫻谷展:漱石の酷評にまつわるいろいろ

密にブームの兆しが見える木島櫻谷。泉屋博古館分館で、生誕140年記念特別展『木島櫻谷』が、2018年2月24日から始まりました。注目は夏目漱石が酷評したと言われる《寒月》です。 その背景を探ってみました。 ■木島櫻谷との出会い ■日曜美術館で特集 ■日曜美…

■歌川国貞展:一枚の浮世絵から読み取れる日本の生活と文化《江戸自慢 四万六千日》 

静嘉堂文庫美術館では「歌川国貞展」が行われており、前期は1月25日まで。前期の展示作品で《江戸自慢 四万六千日》について気になったことを調べていたら、いろいろなことが見えてきました。当時の暮らしにまつわることなど紹介します。 ■モクモクの煙は蚊…

■歌川国貞展:始めての美術館、浮世絵鑑賞でも、ここを抑えれば難しくない!

Sheageに、静嘉堂文庫美術館で行われている「歌川国貞展 ~錦絵に見る江戸の粋な仲間たち~」の記事を書きました。美術初心者が浮世絵を楽しむために知っておくとよいポイントを紹介しています。 ■世襲のいろいろ ■歌川系の絵師が生きた時代 〇二世豊国は、…

■ファーストインプレッションは変化するのか?(自分用の覚書)

今年は明治から150年。明治という時代に生まれた偉人の150年イベントがいろいろ行われています。日本画壇で大家と言われ、その名を誰もが知る画家もちょうど、150周年記念ということで、最初の皮きりの展覧会にでかけました。 ■有名な富士の絵に心が動か…

■歌川国貞展:《歳暮の深雪》の雪の降り方の謎

静嘉堂文庫美術館で「歌川国貞展 ~錦絵に見る江戸の粋な仲間たち~」が行われてます。前期の展示は 2/25 まで。展示替えまであと10日ほど。ブロガー内覧会に参加して気になった一枚があるので紹介します。それは《歳暮の深雪》 *写真は主催者の許可のもと…

■歌川国貞展:歌川国貞って知ってる? 展覧会を見る前の「歌川」整理

静嘉堂文庫美術館で「歌川国貞展 ~錦絵に見る江戸の粋な仲間たち~」が1月20日から始まりブロガー内覧会に参加しました。ところで「歌川国貞」って知ってますか? 聞いたことあるような、ないような。知ってるような、知らないような‥‥ 歌川広重、歌川国芳…

■汐留ミュージアム:日本の四季― 近代絵画の巨匠たち ― 初公開 13日だけの展示

昨年の11月に、都内4美術館合同で行われた2018年の企画展合同記者発表で、要チェックと思ったのが、パナソニック汐留ミュージアムの「日本の四季― 近代絵画の巨匠たち ―」開催期間が、4/2~4/15という13日のみ。これは予定を確保しておかなければ…と思わされ…

■南方熊楠のゼミナールに参加して(自分用メモ)

第11回南方熊楠ゼミナールが科博で行われました。「南方熊楠は何をしたかったのか?」をテーマに、基調講演やパネルディスカッションが行われました。その中で思ったことや、疑問だったことを伺ったのでメモ。 追記しました 【2018.1.30】一次情報の日記の信…

■サントリー美術館:セーヴル、創造の300年 会期間近です

Sheage(シェアージュ)ー私らしくもっとかがやくライフスタイルメディアーで、サントリー美術館の「フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年」をレポートしました。なぜか日本を感じてしまう作品がいくつもあります。会期は28日まで! ぜひ日本を感じに行…

■ヘレンド展:超絶技巧は、日本だけじゃない! ヘレンドの透彫り

インターネットミュージアムにて、パナソニック汐留ミュージアムの「ヘレンド展 ―皇妃エリザベートが愛したハンガリーの名窯」展のプレス内覧会のエリアレポートが掲載されました。御覧いただけましたら幸いです。 パナソニック 汐留ミュージアム「ヘレンド…

■円山応挙 《朝顔狗子図杉戸》

戌年の東博、人気ナンバーワンは、《朝顔狗子図杉戸》のワンちゃんたち。展示は1月28日までです。かわいい‥‥ ぐらいにしか思わずに見ていたのですが、いろいろ見るポイントがあることがわかって、再訪した時に、チェックしてきました。 ■博物館に初もうで 犬…

■思考:南方熊楠から心に浮かぶよしなしごとを‥‥(自分用メモ)

科博で行われている「南方熊楠展-100年早かった智の人-」を見て、いろいろ心に浮かんでくるとりとめのないことを、メモしておきます。 ■藝大のプロジェクト ■美術と自然 ■学びにおいて大事な「教科」は何? ■美術の世界と科学の世界の違い ■美術論文には結…