コロコロのアート 見て歩記&調べ歩記

美術鑑賞を通して感じたこと、考えたこと、調べたことを、過去と繋げて追記したりして変化を楽しむブログ 一枚の絵を深堀したり・・・ 

■大徳寺龍光院 国宝 曜変天目と破草鞋   主人公は見にきた方々

MIHOMUSEUMで行われていた特別展「大徳寺龍光院 国宝 曜変天目と破草鞋」が、約2か月の展示を好評のうちに終えました。これだけ長期に渡って、展示されるのは異例とのこと。他にも異例づくしでした。その裏に、住職の「主人公は見にきた方々」というお考え…

■大徳寺龍光院 国宝 曜変天目と破草鞋 400年の時超えて今に至る

MIHOMUSEUMで行われている特別展「大徳寺龍光院 国宝 曜変天目と破草鞋」 大徳寺の龍光院は拝観謝絶で有名なお寺。そのお寺が所蔵する曜変天目は、めったに見ることができない茶碗です。日本に3つしかない曜変天目が同時公開。2館の曜変天目を見るツアーで…

■「くもんの子ども浮世絵コレクション 遊べる浮世絵展」子どもも大人も楽しめる展示

練馬区立美術館では、「くもんの子ども浮世絵コレクション 遊べる浮世絵展」が開催されています。(2019.04.28(日)~2019.06.09(日)) インターネットミュージアムにレポートしました。ご覧いただけましたら幸いです。 以下、補足やご紹介できなかった見…

■MIHO MUSEUM:アクセス 石山駅からバス 観光案内所で割引券をゲット

石山駅からバスで50分という不便さ。どのように行けばいいのか・・・・ アクセスに関するちょっとした耳より情報、臨時便などについても紹介します。 【更新しました】2019.05.15 JR石山駅や、帝産バス乗り場、MIHO MUSEUMのバス乗り場などリニューアルしてい…

■美術鑑賞のコツ:見ていればわかるはホント?

美術鑑賞はむずかしい。わからない。でも、たくさん見れば、そのうちにわかってくる。美術館の中をブラブラ歩いているだけでも、自然に身につくと、前の記事で書きました。(⇒■美術鑑賞のコツ:美術館の年間パスを作って美術を理解しよう!)それってホント…

■美術鑑賞のコツ:美術館の年間パスを作って美術を理解しよう!

美術がよくわからない。どうしたら理解ができるのか? そう思っている人は多いはず。いろいろな方法が紹介されていますが、私が試して一番、効果的だった方法。それはパスポートを手に入れてしまうことでした。 ■行列の美術展 でも、どう見たらいいの? ■美…

■美術鑑賞の方法:感覚でみる? 知識で見る? 鑑賞の捉え方の変化

美術鑑賞の楽しみ方はいろいろ。見方もその時々で変化してきました。いろいろな鑑賞方法を試みてきましたが、鑑賞を通して気づいたこと、知ったこと、受け止めたことを、ここに放り込んできました。平成から令和の時代の節目に振り返ってみます。 前出の記事…

■左脳と右脳でたのしむ日本の美 会場での会話をヒントに 全体の感想

サントリー美術館の「左脳と右脳でたのしむ日本の美」 会場で見ている人の会話が耳に入り、ハッとさせられた作品。なるほど~ そういう見方もあるのか・・・ そして、この展示について、見る前に思っていたこと。見てからの変化。 *ネタばれあり ■これは何? …

■左脳と右脳でたのしむ日本の美 途中の吹き抜け空間は、論理派、直観派の融合地帯?

サントリー美術館の「左脳と右脳でたのしむ日本の美」 「information」と「inspiration」を選んで散策しますが、4階~3階へ移動する途中の吹き抜けは、両方を兼ね備えた空間です。日本の四季を表した映像「uncovered skies」を傘を使って楽しみます。右脳的…

■左脳と右脳でたのしむ日本の美 あなたは理論派? 感覚派? それとも・・・

サントリー美術館で、ユニークな展覧会が開催さています。「information or inspiration? 左脳と右脳でたのしむ日本の美」 あなたは左脳で見ますか?右脳で見ますか? 要は「理論派?」「直観派?」 その両方から展覧会を見て、2度楽しんでしまおうという今…

■ギュスターヴ・モロー展 サロメと宿命の女たち 見どころは?

名称が変わった汐留美術館で「ギュスターヴ・モロー展」が行われています。インターネットミュージアムにレポートしました。 パナソニック汐留美術館「ギュスターヴ・モロー 展」 | インターネットミュージアム この展覧会で注目は「サロメ」。モローは、男…

■「総合展示 第1展示室「先史・古代」リニューアル」国立歴史民俗博物館

国立歴史民俗博物館の総合展示 第1展示室が、リニューアルオープンしました。大規模な展示替えは、新たな研究によってわかった年代観で分けられています。今回のリニューアルによって変わった点を、インターネットミュージアムでレポートしました。 国立歴史…

■日本刀の華 備前刀:静嘉堂文庫美術館でディーブな備前刀 初心者でも理解できる工夫

静嘉堂文庫美術館では「日本刀の華 備前刀」が行われています。なにかと注目の刀剣ですが、一般的にはわかりにくいと思われ、美術鑑賞を趣味にしている人の間でも、敬遠する声を耳にします。刀剣をどのように見たらよいのか。初心者にもわかりやすい展示がさ…

■ラリック・エレガンス 宝飾とガラスのモダニティー -ユニマットコレクション- ギャラリートークから

練馬区美術館にて「ラリック・エレガンス」が開催されています。残すところ、4月21日までとなり、2週間を切りました。11日に学芸員によるギャラリートークが行われました。会場を埋め尽くす沢山の参加者に、ラリックの人気の高さが伺えます。解説の中からい…

■学び:美術史の勉強方法 ~嫌いな歴史が知りたくなったのは?~

美術鑑賞をしていると、次第に必要を感じてくるのが、西洋と日本の美術史の知識。そして「歴史」も理解しないとなぁと。ところが、日本史、世界史ともに記憶ははるか彼方。室町時代、鎌倉時代、どっちが先だっけというレベルからスタートした美術史。嫌いだ…

■ラファエル前派の軌跡展:ラファエル前派って?

三菱一号館美術館で行われている「ラファエル前派の軌跡展」 ラファエル前派って何? いつ頃の流派? ラファエルって? 知ってる人は知ってる。でも知らない人は知らない。美術鑑賞が好きでも、よく知らないという目線でインターネットミュージアムにレポー…

■サントリー美術館が行っている教育普及事業「ティーチャーズ・デー」のレポートしました

美術館の仕事の一つに、教育普及事業というのがあります。子ども対象に行われることが多いですが、学校の先生を対象に行われるプログラムもあります。サントリー美術館で行われている「ティーチャーズ・デー」の取材をさせていただきレポートしました。 以下…

■江戸の園芸熱:後期の展示と講演会のお話から

たばこと塩の博物館で行われている「江戸の園芸熱」日に日に来場者も増えている様子で、好評のうちに本日、最終日を迎えました。後期の展示替えの様子と、平野恵氏による講演会「江戸の園芸ブーム —技術と情報でたどる園芸文化—」の覚書を残しておきます。 …

■中国美術:これまで見てきた中国美術の感想を振り返ってみる

中国絵画、中国美術、よくわかりません。顔真卿展が大好評ということで、中国の書を半ばノリの気分で見に行きました。そこで、これまで見てきた中国関連の美術展示の記録を集めてみました。どんなところをどんな風に見て感じてきたのか変遷を振り返ってみま…

■王羲之書法の残影―唐時代への道程― 展示内容 プライベートアーカイブ

東博で行われた顔真卿展と同時期(2019/1/2~ 3/3)東洋館にて行われた 「王羲之書法の残影―唐時代への道程―」の個人的なアーカーブ。展示作品と制作年を対応。今後の書の理解のために・・・・ ■展示概要 〇【連携企画】 〇東晋時代から南北朝、隋の時代背景 〇…

■顔真卿:日本への影響や宋時代以降の影響について覚書

大盛況のうちに終えた「顔真卿展」 顔真卿を軸にした中国の書の流れを把握したあとは、第2会場に展示されていた、日本への影響や、中国の宋時代以降へのつながりについて心に浮かんでいたことを忘れないようメモ。 ■第4章 日本における唐時代の書の受容 〇三…

■顔真卿:《祭姪文稿》 何が理解できていないのか?

連日の行列待ち時間が伝えられている顔真卿展の《祭姪文稿》。それはいかなるものなのか。その前に、顔真卿とは? そして顔真卿に至る中国の書の歴史とは? をざっくりと頭に入れつつ、何が理解できていなかったかのかを覚書。 ■顔真卿について ■歴史の背景 …

■顔真卿:書体の変遷と《紀泰山銘》の謎

東京国立博物館にて「顔真卿 王羲之を超えた名筆」が開催され、予想を上回る来場者が押し寄せています。書はよくわからない… 「わからない」超初心者が書を見て、なるほどと思ったことや、感じたことなどをとりとめなく覚え書き。 ■書体の変遷 〇書体の歴史 …

■顔真卿:伸びる長蛇の列 混雑対策のヒント

東京国立博物館にて「顔真卿 王羲之を超えた名筆」が開催。閉幕(2/24まで)が近づくにつれ、日に日に来館者が増え、待ち時間も伸びているようです。入館待ちが60分を超え、さらに話題の作品《祭姪文稿》を見るには、130分という日があるほどの盛況ぶり。 閉…

■江戸の園芸熱:前期・後期の楽しみ方

たばこと塩の博物館で行われている、「江戸の園芸熱 浮世絵に見る庶民の草花愛」のレポートがインターネットミュージアムにアップされました。様々な花が紹介されていますが菊にスポットをあてています。 ⇒たばこと塩の博物館「江戸の園芸熱」 | インターネ…

■江戸の園芸熱 浮世絵に見る庶民の草花愛 朝顔への偏愛

たばこと塩の博物館で開催されている「江戸の園芸熱 -浮世絵に見る庶民の草花愛-」の展示から、一大ブームとなった朝顔にスポットをあてて紹介します。品種改良ここに極めり!と言えるほどの変化朝顔。浮世絵ではどのように描かれているでしょうか? ■浮世絵…

■江戸の園芸熱:浮世絵に見る庶民の草花愛は、ディーブでマニアック

たばこと塩の博物館で「江戸の園芸熱 -浮世絵に見る庶民の草花愛-」が、始まりました。(前期:1/31〜2/17 後期:2/19〜3/10) 江戸時代の園芸熱は、品種改良や仕立てなどマニアックで、ある意味偏愛ともいえるユニークな趣向が見られます。 いろいろな植物が…

■岩崎家のお雛さまと御所人形:岩崎家の雛 静嘉堂文庫美術館へ帰る

静嘉堂文庫美術館で、2019年1月29日から開催の「岩崎家のお雛さまと御所人形」のブロガー内覧会が行われました。展示されたお雛さまの主役「岩崎家雛人形」について、由来や見どころ、そして素朴な疑問など、トークショーや人形玩具研究家 林直輝氏のお話か…

■新・北斎展:【追記】いつ行けばいい? 総数約480件 会期は4期 お得な期間は? 

「新・北斎展 HOKUSAI UPDATED」が六本木の森アーツセンターギャラリーで始まりました(3月24日まで)。展示作品はなんと約480件(会期中展示替えあり)。しかし一気に公開ではなく4期に分かれて展示されます。いったい、いつ行けばいいのでしょうか? 注目…

■落合陽一:「質量への憧憬 ~前計算機自然のパースペクティブ~」から感じたパースペクティブ

落合さんの写真展、「質量への憧憬 ~前計算機自然のパースペクティブ~」 パースペクティブって? 美術の世界では「遠近法」と捉えられているようです。展示された写真から感じ取った「パースペクティブ」を集めてみました。 ■パースペクティブって? 〇パ…