コロコロのアート 見て歩記&調べ歩記

美術鑑賞を通して感じたこと、考えたこと、調べたことを、過去と繋げて追記したりして変化を楽しむブログ 一枚の絵を深堀したり・・・ 

2021-01-01から1年間の記事一覧

■サントリー美術館:刀剣 もののふの心

サントリー美術館にて開館60周年記念展として「刀剣 もののふの心」が行われました。今回の展示では、由緒正しい神社や寺院に奉納され、伝来した貴重な刀剣を一堂に集められていました。ここだけの貴重なものがいっぱい。(2021.10.31終了) 最終日、あわて…

■三菱一号館美術館:三菱の至宝展(3)曜変天目

三菱一号館美術館で行われている「三菱の至宝展」 数ある至宝の中の至宝ともいえる曜変天目茶碗。通称「稲葉天目」は特別室が設置され、この作品一点だけが展示されています。これまでに見たことのない表情をしていました。 *写真はブロガー内覧会にて許可…

■三菱一号館美術館:三菱の至宝展(2)見どころ・おすすめ・過去の展示と比較  

三菱創業の4代にわたる美術品蒐集の展覧会が三菱一号館美術館で行われています。2020年7月~9月に開催予定でしたが、コロナ禍により1年延長されての開催です。この間、ブラッシュアップされての登場。 ↓ 展覧会の章ごとの概要を、下記で紹介しました。 個々…

■三菱一号館美術館:三菱の至宝展 

三菱を創業し、初代社長をつとめた岩崎彌太郎に続き、彌之助、久彌、小彌太と4代にわたる社長らが集めた文化財。静嘉堂と東洋文庫に収蔵された国宝12点、重要文化財31点等、貴重な作品群100点余りを展示。三菱創業150周年記念の展覧会です。 ブロガー内覧に…

■静嘉堂文庫美術館:最後の曜変天目 (「旅立ちの美術」にて) 

静嘉堂文庫美術館の「展示ギャラリー」が2022年、丸の内に移転します。移転前、最後の展覧会「旅立ちの美術」が行われました。前期に国宝7点すべてを展示。中でもひときわ輝きを放つ《曜変天目》。世田谷岡本の地では見納めです。 写真は絵葉書より 静嘉堂…

■神奈川県立歴史博物館「錦絵にみる明治時代」から内国勧業博覧会を見る

神奈川県立歴史博物館で「錦絵にみる明治時代」が前期、後期に分けて開催中です。明治時代の様々な世相が描かれていますが、「内国勧業博覧会」に着目し、錦絵の中ではどのように描かれたかを探ってみました。 今回の展覧会は、撮影可能です。最近は撮影可能…

■静嘉堂文庫美術館:岩崎家の歴史と取り巻く自然ともに庭園散策

静嘉堂文庫美術館が丸の内に移転します。 豊かな自然に囲まれた美術館。移転後も庭を見学することは可能だそうです。岩崎家の歴史とともに歩んだ庭、静嘉堂文庫美術館の歴史と合わせてじっくり散策してみてはいかがでしょうか? ■デッキから望む景色 ■美術館…

■みらい美術館:究極のガラス芸術 「エミールガレ展」ーフランスの薔薇 大壺ー

みらい美術館で行われている「究極のガラス芸術「エミール・ガレ展」 今回の目玉作品は「フランスの薔薇」大壺です。じっくり見ると様々な魅力が浮かび上がります。学芸員ならではの見どころをじっくり解説していただきました。 「フランスの薔薇」大壺 1902…

■みらい美術館:究極のガラス芸術 「エミール・ガレ展」ー作品解説ー 

みらい美術館で、究極のガラス芸術「エミール・ガレ展」が始まりました。期間は2021.3.5〜6.27。展示は、全てがアール・ヌーヴォーの巨匠エミール・ガレ(以下ガレ)の作品です。「幻の名作」と言われていた「フランスの薔薇」大壺も再登場です。 作品の見ど…