コロコロのアート 見て歩記&調べ歩記

美術鑑賞を通して感じたこと、考えたこと、調べたことを、過去と繋げて追記したりして変化を楽しむブログ 一枚の絵を深堀したり・・・ 

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「落合陽一 、山紫水明∽事事無碍∽計算機自然」 落合陽一って何者?

「落合陽一 、山紫水明∽事事無碍∽計算機自然」 なんでしょう? このタイトル。タイトルからしてよくわらない。わからないけど、わからないなりに、自分の解釈のしかたもあるはず。会場の解説パネルを、まずは見ないで、何を受け止められるのか試してみること…

■ジョルジュ・ブラック展:メタモルフォーシスとは?

インターネットミュージアムにて、パナソニック汐留ミュージアムで行われている「ジョルジュ・ブラック展」のレポートが掲載されました。ご覧いただけましたら幸いです。 以下、レーポートでご紹介できなかった補足説明です。 ■メタモルフォーシスの意味・・・ …

■酒器の美に酔う:後期展示が始まります

Sheageに、静嘉堂文庫美術館で行われている「酒器の美に酔う」の記事を書きました。前期は20日まで。展示替えがあり、後期展示は、2018年5月22日(火)~6月17日(日)までです。 上記の記事のトップビジュアルの手提げ重の展示は、前期で終了しましたが、後…

■エミール・ガレ 自然の蒐集:詩が刻まれた作品を理解するのは・・・

ガレの作品の中に、「ものいうガラス」というシリーズがあります。文学や詩から一節をとり、表面に記された作品です。これらを理解するのは大変! かと思ったのですが‥‥ 詩が書かれた作品について、学芸員さんから伺ったお話を紹介します。 *写真の撮影、掲…

■尾形光琳:《燕子花図屏風》『伊勢物語』第9段「東下り」とのご関係は?

根津美術館の《燕子花図屏風》と東博の「名作誕生」で展示されている《八橋蒔絵螺鈿硯箱》 両作品は『伊勢物語』の「東下り」八橋が元になっています。伊勢物語って何? 東下りって? 八橋って? という方は、ぜひ両方をご覧になると理解が深まるのでお勧め…

■光琳と乾山:恒例展示《燕子花図屏風》のデザイン性をやっと理解(2018)

根津美術館で行われている「光琳と乾山」 会期は2018年5月13日まで。一週間を切りました。庭のカキツバタも見ごろを迎えているようです。《燕子花図屏風》はデザイン性が高いと言われていますが、その意味が3回目にしてやっとわかりました。 *写真の撮影、…

■ウォーナーの謎のリスト:つれずれに思うことをランダムにメモ 

憲法記念の日、鎌倉で「ウォーナーの謎のリスト」の上映会が行われました。日本の文化財を爆撃から守ったと言われるアメリカ人 ウォーナー。151の日本の文化財がリストでまとめられました。それを巡ってさまざまな人たちへのインタビューによるドキュメンタ…

■酒器の美に酔う:年1回の曜変天目茶碗の展示

静嘉堂文庫美術館を代表する曜変天目茶碗が、現在開催されている「酒器の美に酔う」で公開されています。曜変天目茶碗を見ることができるのは年1回。今年(2018)は6月17日までです。これまでの曜変天目茶碗の展示とは一味違います。曜変天目茶碗にスポット…

■ガレも愛したー清朝皇帝のガラス:第3章 エミール・ガレと清朝

サントリー美術館で「ガレも愛したー清朝皇帝のガラス」が開催されています。メインテーマは「清朝皇帝ガラス」なのですが、ガレとの関係に迫った第3章の展示「エミール・ガレと清朝」の部分にスポットをあててレポートします。 *写真の撮影は、主催者の許…