コロコロのアート 見て歩記&調べ歩記

美術鑑賞を通して感じたこと、考えたこと、調べたことを、過去と繋げて追記したりして変化を楽しむブログ 一枚の絵を深堀したり・・・ 

■ヨコトリ2020:横浜美術館の映像作品 全作品を鑑賞した雑感&ベスト3

ヨコハマトリエンナーレ2020の映像作品のうち、横浜美術館で上映されているもの全てを鑑賞しました。それぞれの作品を見た雑感を紹介。

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ローザ・バルバ 《地球に身を傾ける》

*この記事は、下記より、 鑑賞後に追記した雑感部分を抜粋しまとめました。

 

  • ■新井卓《千の女と旧陸軍被服支廠のためのアンチ・モニュメント》 (2020.09.18)
    • 〇作品内容
    • 〇祈りのひと針
    • 〇絹ができるまで
    • 〇結び目の接写
    • 〇写真だけで、どこまでわかる?
  • ■岩間朝子《貝塚》(2020.09.13)
    • 〇作品の内容
    • 〇断片で見た映像 映像の見せ方がユニーク
    • 〇断片の積み重ねを追体験
    • 〇タイトルの貝塚
    • 〇食・植のつながり
    • 〇オラファ―つながり・・・太古の水
  • ■飯山由貴《海の観音さまに会いにいく》(2020.09.17)
    • 〇作品内容
    • 〇スタート部分が不明
    • 〇他社性と自分事
    • 精神疾患患者は自分や周囲を客観視しているのでは?
    • 〇始まる前からぜひ見たかった作品
    • 〇鑑賞方法 
  • ■チェン・ズ(陳哲)《パラドックスの窓》(2020.08.26)
    • 〇作品内容
    • 〇作品の境界がよくわからない
    • 〇窓辺に映るたそがれ時の木漏れ日
    • 〇遠近感を見失う
    • 〇曖昧な作品の境界
    • 〇明確に区分すること
    • 〇たそがれのイメージ vs たそがれの光が空間に与える効果
    • 〇たそがれの光がもたらす幻惑 パラドックス
    • 〇またもや錯覚に陥る 
    • 〇準備が整ってから鑑賞の始まる
    • 〇たそがれ時のセノグラフィー効果?
    • 〇境界のない展示室の効果(2020.09.03)
  • ■ローザ・バルバ 《地球に身を傾ける》(2020.08.27)
    • 〇作品内容
    • 〇映像は、スクリーン裏でも上映されており椅子あります
    • 〇大型の投影機
    • 〇(追記:2020.08.27)映像からの隠されたメッセージ
    • 〇擬態するかのような核の保管 これも技術
  • ■パク・チャンキョン 《遅れてきた菩薩》(2020.09.06)
    • 〇山をさまよう2人の女性やアーティスト
    • 〇引き寄せられるように・・・・
    • 仏陀の荼毘に重ねて
  • ■アリア・ファリド《引き潮のとき》(2020.08.27)
    • 〇作品内容
    • 〇ケシュム島ってどこ?
    • 〇国や宗教が違っても
  • ■ヨコトリ2020 横浜美術館の全映像作品を見て 
  • ■おすすめベスト3

 

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■ヨコトリ2020:横浜美術館で上映されている映像作品の解説パネル&評判ウォッチ 

 ヨコトリ2020は、映像作品が非常に多い構成です。いきなり見てもさっぱりわからないので、予習がてら、どんな作品なのか概要を把握しようと思いました。解説パネルを撮影したり、Tweetの評判をウォッチしてから鑑賞をすることに・・・(2020.08.11)

(2020.09.18)横浜美術館内の全映像作品をコンプリートしました! 視聴した雑感を個人メモ的に、脚注を使って随時追記してきました。やっと全て見終えることができました。(追々、時系列映像を追加の予定)

【更新記録】

〇(追記:2020.09.18)新井卓《千の女と旧陸軍被服支廠のためのアンチ・モニュメント》(15:00)
〇(追記:2020.09.13)岩間朝子《貝塚》(17:38)

〇(追記:2020.09.17)飯山由貴《海の観音さまに会いにいく》(21:19)
〇(追記:2020.09.17)飯山由貴《hidden names:短縮版》(25:42)
〇(追記:2020.09.17)飯山由貴《オールド ロング ステイ》(170分)

 〇(追記:2020.08.26)チェン・ズ(陳哲)《パラドックスの窓》
〇(追記:2020.08.27)ローザ・バルバ《地球に身を傾ける》(15:00)
〇 (追記:2020.09.06)パク・チャンキョン《遅れてきた菩薩》(55分)
〇(追記:2020.08.30)サルカー・プロティック《Raśmi / 光線》(5:50)
〇(追記:2020.08.26)クリスティーナ・ルカス《ビッグバン》(4:19)
〇(追記:2020.08.26)アイサ・ホクソン《ポールダンサーの死》(5:20)
〇(追記:2020.08.27) キャシー・ジェトニル=キジナー《聖なる力》
〇(追記:2020.08.27)アリア・ファリド《引き潮のとき》(21:00)
 

 

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パク・チャンキョン《遅れてきた菩薩》

横浜美術館の映像作品について、モニターの映像、視聴環境(椅子の設置、人の入り具合)などをチェック。当初、映像作品の鑑賞日として1日、確保して観ることを考えていました。しかし1日、映像を時間に合わせて見ていくのは、かなりきついことが判明。(解説パネルを撮影しただけでも疲れました。)

パスポートの替わりとして利用できる横浜美術館協力会会員のしくみをみつけたこともあり、時間にとらわれずに、見れる時、見たい時に、ゆっくりゆとりを持って見ることにしました。

しかし、上映時間が決まっており、上映回数も少ない作品もあります。それに合わせると、時間に追われてしまう部分もあります。見たいと思う作品は、時間のチェックは怠りなく。

作品との偶然の出会いに期待して観るのもいいですが、自分の好みや、ぜひ見たいものを事前に探しておきたい方は、ちょっとのぞいてみていただけましたら幸いです。

 

  • ■展示室ごとに映像作品紹介
  • ■展示室4
    • 〇(追記:2020.09.18)新井卓《千の女と旧陸軍被服支廠のためのアンチ・モニュメント》(15:00) 
  • ■展示室6
    • 〇(追記:2020.09.13)岩間朝子《貝塚》(17:38)
    • 〇(追記:2020.09.17)飯山由貴《海の観音さまに会いにいく》(21:19)
    • 〇(追記:2020.09.17)飯山由貴《hidden names:短縮版》(25:42)
    • 〇(追記:2020.09.17)飯山由貴《オールド ロング ステイ》(170分)
    • 〇(追記:2020.08.26)チェン・ズ(陳哲)《パラドックスの窓》
    • 〇(追記:2020.08.27)ローザ・バルバ《地球に身を傾ける》(15:00)
  • ■展示室3
    • 〇(追記:2020.08.27)パク・チャンキョン《遅れてきた菩薩》(55分)定時から上映
  • ■展示室1 
    • 〇(追記:2020.08.30)サルカー・プロティック《Raśmi / 光線》(5:50)
    • 〇エピソード4 
    • 〇(追記:2020.08.26)クリスティーナ・ルカス《ビッグバン》(4:19)
    • 〇(追記:2020.08.26)アイサ・ホクソン《ポールダンサーの死》(5:20)
    • 〇(追記:2020.08.27) キャシー・ジェトニル=キジナー《聖なる力》
    • 〇アイサ・ホクソン 《すべてがむなしい》
  • ■写真展示室 
    • 〇(追記:2020.08.27)アリア・ファリド《引き潮のとき》(21:00)
  • ■関連
  • ■雑感

 

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■ヨコトリ2020:アンドレアス・クライナー《マルチチュード》体験のコツと「わからない」を楽しむ

プロット48の人気のインスタレーションアンドレアス・クライナー《マルチチュード》は、暗闇の中でピアノ演奏に合わせて光る夜光虫(藻)の幻想的な世界を体験できます。多くの人が一押しする必見の作品。体験のコツやポイントを紹介。そして、夜光藻を光らせるピアノの音について「わからない」を調べてみました。 

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 アンドレアス・グライナー《マルチチュード》2014年

こちらの記事は、下記より移動しました。

 

 

  • アンドレアス・グライナー《マルチチュード》 (2020.08.23)
    • 〇会場入り口
    • 〇パフォーマンス開始時刻 
    • 〇注意事項
    • 〇解説パネル
  • ■夜光虫のピアノ体験のコツ(2020.08.24)
    • 〇何分前から人は集まる?
    • 〇待機のスタートは、最初の人に左右される
    • 〇見学のコツ
    • 〇待機時間が早まらないように
    • 〇待ち時間なしで見ることもできる 
    • 〇時間ギリギリだと、弱い光が見えない? 
    • 〇立つ位置によっても聞こえ方が変わる
  • ■夜光虫(藻)について 
    • 〇会場で待機する夜光藻
    • 〇夜光藻の正式名称
    • 〇ピアノへセッティング
  • ■作者のプロフィール
  • ■わからないを楽しんで独学してみる
    • 〇ピアノの音と光の反応が違う!?
    • 〇発光する音は、自動演奏ピアノの音?
    • 〇自動演奏ピアノの音は、電気音?
    • 〇夜光藻の生態や性質は?
  • ■ディノフラゲラ・ピロキスティス・フシフォルミスについて
    • 〇ディノフラゲラ・ピロキスティス・フシフォルミスの生態
    • 〇日周鉛直運動
    • サーカディアンリズムを供える
    • 〇Pyrocystis fusiformisが音に反応する仕組み
  • ■ピアノの音の謎
    • 〇ピアノの音と、光の反応が不一致の謎
    • 〇夜光藻の発光と、弦の振動(動画)
    • 〇学生実験結果による発光の仕組みと一致?
  • ■自動演奏ピアノの音の原理
    • 〇昔の自動演奏ピアノの原理
    • 〇現代の自動演奏ピアノの原理
    • ヤマハ自動演奏ピアノは・・・
  • ■夜光藻の光合成 発光のメカニズム
  • ■振動と発光の原理がわかった(2回目:2020.08.28)
    • 〇「わからない」を確かめに再訪
    • 〇演奏前の調整でわかったこと
    • 〇夜光藻を光らせる音の正体は?
    • 〇弦を弾くような音は?
    • 〇鈍い音は、タンクで弦を抑えていたから
    • 〇光らない音
    • 〇なんでも分けて捉える習慣
  • ■原理がわかれば、感覚で聞ける?(3回目:2020.09.09)
    • 〇立つ位置を変えてみた
    • 〇ピアノ演奏は手を見たい 暗くてみえないのに・・・
    • 〇グランドピアノの音のゆくえ
    • 〇単音の長いひびき
    • 〇光が弱いのは・・・
    • 〇目をつぶって鑑賞
    • 〇あたらしい音が
    • 〇音の強さで光り方が変わる
    • 〇同じ弦に2つのタンク
    • 〇縦じまに光る瞬間
    • 〇光と闇と演奏
    • 〇毒であり友達でもある?
    • マルチチュードとは?
    • 〇ピアノが好きだった遠いあの日
  • ■関連資料

 

 

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■ヨコトリ2020:ガイドサポーターによる「オンラインガイド」取材レポート

ヨコハマトリエンナーレでは、市民によるガイドサポーターが、来場者をつなぐ役割をはたしてきました。しかし、2020年は、新型コロナウィルスの影響により、Zoomを利用したオンラインガイドに切り替えて、活動を継続しています。ガイドサポーターの奮闘ぶりを取材させていただきました。 

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オンラインガイドが行われる会場より

8月21日(金)より、ガイドサポーターによる「オンラインガイド  ココがみどころ!」がスタートしました。

 

  • ■オンラインガイド会場より
    • 〇美術館8階展望フロアから
    • 〇会場の様子
    • 〇 Zoom画面と参加者
  • ■ガイドサポーターについて
    • 〇ガイドサポーターとは?
    • 〇研修について
    • 〇ガイドサポーターへの期待
  • ■ガイドの様子
  • ■ガイドサポーターの勉強法やモチベーション維持は?
    • 〇どんな勉強をしたの?
    • 〇モチベーションの維持は?
    • 〇ガイド内容は、ガイドサポーターによって違うの?
    • 〇おすすめの回り方は?
  • ■オンラインガイドの申込
  • ■取材を終えて 

 

 

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■ヨコトリ2020:ジェン・ボー《シダ性愛》エロと美術の境界

ヨコトリ2020のサブ会場となっているプロット48の展示は、刺激的? 攻めてる? 性的表現を用いた作品が多く展示されています。その中で注目したのは、ジェン・ボーの《シダ性愛》。シダと戯れる男性のエロティシズムな世界。これでもかと迫ります。

エロと美の境界は、いったいどこにあるのでしょうか? 映像を見て思考したこと、感じたこと、これまで見聞きしてきたことの関連など、赴くままの垂れ流しです。

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以下、ネタバレ注意

  • 1■シダと戯れる男たち《シダ性愛》
  • 2■作品の概要
  • 3■映像の構成
  • 4■シダとの性愛表現は愛撫?交尾?
    • 4-1 性的マイノリティーへの理解
    • 4-2 アートが表現するもの
    • 4-3 シダとの性愛は、愛撫なのか、交尾なのか?
    • 4-3 無性生殖と有性生殖の交尾は成り立つ?
    • 4-4「科」や「種」を超えた交配は難しい
    • 4-5 系統樹における「シダ」と「ヒト」のポジション
    • 4-6 最後にシダを食べる!?
  • 5■全部の映像を見る人はいるの?
    • 5-1 芸術祭作品のコンプリート志向
    • 5-2 過去の芸術祭や趣味にもみられたコンプリート癖
    • 5-3 映像鑑賞から性癖が見える?
    • 5-5 《シダ性愛》は最後まで見ることができるのか?
    • 5-5 見続けることができない映像
    • 5-6 見ている人ウォッチング
  • 6■生殖はどう表現されたのか?
    • 6-1 茂みの中に隠れて
    • 6-2 シダの若芽のゆらめき
    • 6-3 暗転でブラックボックス
    • 6-4 シダを食べる行為の裏側 
    • 6-5 文脈を伝えるためのもの 
  • 7■アートとエロの違いは?
    • 7-1 プロット48のセクシャリティについて
    • 7-2 作品解説から 
    • 7-3 命の継承
    • 7-4 シダは、かつて有性生殖をしていたものがいた
    • 7-8 交雑は悪? 生き残り戦略
    • 7-9 アートは考えさせて、新たな知見をもたらしてくれる
  • 8■ジェン・ボー(鄭波)について
  • 9■ジェン・ボーに関する記事 
  • 10■調べたり考えたりしたこと
    • 10-1 シダを食べることが意味するのは?
    • 10-2 無性生殖の胞子体、シダを用いることについて
    • 10-3 暗転について
    • 10-4 エコ・クィアを描く
    • 10-5 一元論的世界観
    • 10-6 SEA(Socially Engaged Art)で注目を集める
    • 10-7 EEA(エコロジカリー・エンゲージド・アート)
  • ■《シダ性愛》1~4を見て
  • ■【追記】2020.08.22  シダは有性生殖が基本だった! のですが・・・・
  • ■補足

 

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