◇学び・発見・気づき
美術史研究家の秋田麻早子さんが、『絵を見る技術』(朝日出版社)を出版されました。それに伴い、出版記念イベントとして、セミナーが開催されました。書籍付きのチケットもあり、参加させていただいたので、その様子をご紹介します。 ■彗星のごとく登場『絵…
美術鑑賞をしていると、次第に必要を感じてくるのが、西洋と日本の美術史の知識。そして「歴史」も理解しないとなぁと。ところが、日本史、世界史ともに記憶ははるか彼方。室町時代、鎌倉時代、どっちが先だっけというレベルからスタートした美術史。嫌いだ…
科博で行われている「南方熊楠展-100年早かった智の人-」を見て、いろいろ心に浮かんでくるとりとめのないことを、メモしておきます。 ■藝大のプロジェクト ■美術と自然 ■学びにおいて大事な「教科」は何? ■美術の世界と科学の世界の違い ■美術論文には結…
本質とは? ジャコメッティ―の作品は、ジャコメッティ―の目を通して見えている姿。「見たものを見たままに描く」というのは、ジャコメッティ―の目にすぎない。それは彼の経験や人との交流、生い立ちなど様々な要因によってもたらされている。それが本質?
ここ3日、美術展の梯子でした。美術展に行くとしたら、一日、一館。ほぼ一日中、閉館まで美術館にいるのが常。回ったとしても2館が限度。キャパの限界もあって、一日に何館も回って見るということはまずありませんでした。それなのに・・・ 招待券をいただ…
知人のお見舞にいって、たまたま見つけたカフェが『自家焙煎珈琲店 「陽のあたる道」』でした。ちょっと大通りからは離れているのですが、帰りがけに、ぶらりと横道にそれたらこちらのお店に遭遇しました。きっと疲れていて、おいしい珈琲が飲みたいという欲…
今回の「マティスとルオー展」は、50年分の手紙を手掛かりに、家族ぐるみの二人の友情を明らかにするという企画で、新たな手紙の発見もより深みを加えています。評判も上々で2人の関係に感動の声も寄せてられています。最初はライバルが友情をはぐくむことが…
今年の看護師国家試験の内容ががらりと変わったそうです。試験を受けた学生からは悲鳴のような声がtwitterでささやかれているそうです。同じ医療系の国家試験を受けた立場からいろいろ思うことを・・・・ ■国家試験の出題をネット批判できる時代 ■事前連絡は…
ラスコー展もすでに終わってしまいましたが、長々と感想をレビューしてきました。最後に、これらの展示から、そしてその後、周辺の情報を調べたりして、自分が考えたことや思ったこと、学んだことをまとめて終わりにしたいと思います。⇒■ラスコー展:⑦ラスコ…
医療系の国家試験は、2月、3月に行われます。これからが追い込みの時期のはず。試験のための勉強をすることに矛盾を感じていたのに、この頃になったら、そんなことはすっかり忘れて、国試対策の勉強に切り替えていました。ところが・・・・ 試験とは関係のな…
いかに学ぶか・・・ 国家試験の勉強では、一つ一つを理解しながら進む方法を選択したのですが、全く前に進まないという壁にぶつかりました。自分は何をやっているのか・・・・ こんなことしていたら、試験に間に合わない! ところがある時から、理解が飛躍的…
中学、高校時代の学びは、ただひたすら定期試験や受験のために「覚える」ことが学びでした。覚えるための工夫は考えていたような気はしますが、何のために学んでいるかといったら、それは、とりもなおさず「受験」のためでした。本当の「学び」とは何か・・…
以前、読んだ『「理科系の頭」で考える技術 -“核心”をズバリとらえる「ものの見方・考え方」』志村史文夫著(物理学者)の一節より。 この本によって、「感性を磨くためにはどうしたらいいのか」を知るきっかけになったのですが、もう一つ、「学ぶとは」「…
片付けをしていたら学生時代に書いたレポートの下書きが、出てきました。自分が歩いてきた道の、通過点で何を考え、何を思っていたのか・・・・ その記録として、書き起こしていました。(2000年頃) 先日、「デザインの解剖展」に訪れて、そのレポートのこ…
◆プロフィール 〇プロフィール 〇思考の変遷 ◆一覧・キーワードINDEX 〇記事一覧 〇キーワードINDEX ■美術展別 〇吉田博展 〇ジャコメッティ展 〇びょうぶであそぶ 〇かおりを飾る ~珠玉の香合・香炉展から 〇レオナルド×ミケランジェロ展 〇風神雷神図屏風…