コロコロのアート 見て歩記&調べ歩記

美術鑑賞を通して感じたこと、考えたこと、調べたことを、過去と繋げて追記したりして変化を楽しむブログ 一枚の絵を深堀したり・・・ 

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

■絵を見る技術を学ぼう! 『絵を見る技術』出版記念イベントに参加して

美術史研究家の秋田麻早子さんが、『絵を見る技術』(朝日出版社)を出版されました。それに伴い、出版記念イベントとして、セミナーが開催されました。書籍付きのチケットもあり、参加させていただいたので、その様子をご紹介します。 ■彗星のごとく登場『絵…

■国宝の殿堂 藤田美術館展 -曜変天目茶碗と仏教美術のきらめき- 奈良国立博物館

国宝「曜変天目」三椀同時公開。うち2椀は、見たことがありました。いつか藤田美術館の曜変天目をと思っていたところに、大徳寺龍光院所蔵の曜変天目、2椀を巡るツアーが企画されました。千載一遇のチャンス。藤田美術館の曜変天目との初対面についてレポ…

■静嘉堂文庫美術館:自然光で見る曜変天目 (「日本刀の華 備前刀」にて)

国宝曜変天目3椀 同時公開の快挙は、偶然だったのだとか・・・ その中でも、ひときは鮮やかで、好みと評されることの多い静嘉堂文庫美術館の曜変天目。5回目の鑑賞となりました。今回の目玉は、なんといっても、自然光で見ることができることです。 *写真は許…

■MIHO MUSEUM もう一つの耀変天目

MIIHO MUSEUMで所蔵されている「耀変天目」が、先日まで展示されいました。なかなか展示される機会のない茶碗です。意外に、穴場で、行列することもなく鑑賞することができました。大徳寺の曜変天目の記事が長くなったので、独立させました。 ■MIHO MUSEUMの…

■大徳寺龍光院 国宝 曜変天目と破草鞋   主人公は見にきた方々

MIHOMUSEUMで行われていた特別展「大徳寺龍光院 国宝 曜変天目と破草鞋」が、約2か月の展示を好評のうちに終えました。これだけ長期に渡って、展示されるのは異例とのこと。他にも異例づくしでした。その裏に、住職の「主人公は見にきた方々」というお考え…

■大徳寺龍光院 国宝 曜変天目と破草鞋 400年の時超えて今に至る

MIHOMUSEUMで行われている特別展「大徳寺龍光院 国宝 曜変天目と破草鞋」 大徳寺の龍光院は拝観謝絶で有名なお寺。そのお寺が所蔵する曜変天目は、めったに見ることができない茶碗です。日本に3つしかない曜変天目が同時公開。2館の曜変天目を見るツアーで…

■「くもんの子ども浮世絵コレクション 遊べる浮世絵展」子どもも大人も楽しめる展示

練馬区立美術館では、「くもんの子ども浮世絵コレクション 遊べる浮世絵展」が開催されています。(2019.04.28(日)~2019.06.09(日)) インターネットミュージアムにレポートしました。ご覧いただけましたら幸いです。 以下、補足やご紹介できなかった見…

■MIHO MUSEUM:アクセス 石山駅からバス 観光案内所で割引券をゲット

石山駅からバスで50分という不便さ。どのように行けばいいのか・・・・ アクセスに関するちょっとした耳より情報、臨時便などについても紹介します。 【更新しました】2019.05.15 JR石山駅や、帝産バス乗り場、MIHO MUSEUMのバス乗り場などリニューアルしてい…

■美術鑑賞のコツ:見ていればわかるはホント?

美術鑑賞はむずかしい。わからない。でも、たくさん見れば、そのうちにわかってくる。美術館の中をブラブラ歩いているだけでも、自然に身につくと、前の記事で書きました。(⇒■美術鑑賞のコツ:美術館の年間パスを作って美術を理解しよう!)それってホント…

■美術鑑賞のコツ:美術館の年間パスを作って美術を理解しよう!

美術がよくわからない。どうしたら理解ができるのか? そう思っている人は多いはず。いろいろな方法が紹介されていますが、私が試して一番、効果的だった方法。それはパスポートを手に入れてしまうことでした。 ■行列の美術展 でも、どう見たらいいの? ■美…

■美術鑑賞の方法:感覚でみる? 知識で見る? 鑑賞の捉え方の変化

美術鑑賞の楽しみ方はいろいろ。見方もその時々で変化してきました。いろいろな鑑賞方法を試みてきましたが、鑑賞を通して気づいたこと、知ったこと、受け止めたことを、ここに放り込んできました。平成から令和の時代の節目に振り返ってみます。 前出の記事…

■左脳と右脳でたのしむ日本の美 会場での会話をヒントに 全体の感想

サントリー美術館の「左脳と右脳でたのしむ日本の美」 会場で見ている人の会話が耳に入り、ハッとさせられた作品。なるほど~ そういう見方もあるのか・・・ そして、この展示について、見る前に思っていたこと。見てからの変化。 *ネタばれあり ■これは何? …

■左脳と右脳でたのしむ日本の美 途中の吹き抜け空間は、論理派、直観派の融合地帯?

サントリー美術館の「左脳と右脳でたのしむ日本の美」 「information」と「inspiration」を選んで散策しますが、4階~3階へ移動する途中の吹き抜けは、両方を兼ね備えた空間です。日本の四季を表した映像「uncovered skies」を傘を使って楽しみます。右脳的…

■左脳と右脳でたのしむ日本の美 あなたは理論派? 感覚派? それとも・・・

サントリー美術館で、ユニークな展覧会が開催さています。「information or inspiration? 左脳と右脳でたのしむ日本の美」 あなたは左脳で見ますか?右脳で見ますか? 要は「理論派?」「直観派?」 その両方から展覧会を見て、2度楽しんでしまおうという今…