コロコロのアート 見て歩記&調べ歩記

美術鑑賞を通して感じたこと、考えたこと、調べたことを、過去と繋げて追記したりして変化を楽しむブログ 一枚の絵を深堀したり・・・ 

 >海北友松

■建仁寺の障壁画について

京博で行われた海北友松展が終わりました。建仁寺には行かれたでしょうか? 忘れないうちにぜひ障壁画も御覧いただきたいと思い、建仁寺の障壁画についてまとめてみました。あの軸装された障壁画がどのような場所に設置されていたのかを見ると、一層、あの作…

■海北友松展:龍を描かせたら世界一 最晩年のそぎ落とされた《月下渓流図屏風》

建仁寺で海北友松の龍に出会ってから、龍に注目するようになりました。まだ鑑賞経験は少ないですが、あの龍を超える作品には出会っていません。日曜美術館で友松は他にも龍を描いていたことを知りました。晩年、描いた龍は、私の一番を塗り替えてくれるので…

■海北友松展:作風の変遷 流れる血は武士ですが… 

海北友松展のみどころの一つは、初期から最晩年までの画業の変遷をたどる大回顧展であること。武士の家に生まれ、それゆえの因果な運命の中で出会った絵師という生業。その画業の変遷、境地を時代や、交流をする人とともにたどる展示です。角が次第とれ丸み…

■海北友松展:《雲龍図》本物と建仁寺の高精細複製品はいかに?!

建仁寺の高精細複製品と、本物はいかに違うのか? 昨年(2016年)2月に見てから1年以上たちます。記憶もおぼろげですが、まずは、京都国立博物館で軸装にされた本物を鑑賞。そして、翌日には建仁寺で「本物とレプリカを見比べる」というのが今回の最大の目…

■建仁寺と友松 海北友松って? 桃山時代の三巨匠の生没年でみる関係

海北友松との出会いは建仁寺の高精細複製品。この人すごい! これがレプリカ? だったら本物はどれだけ~? 本物を見る機会があったら私は絶対に行く! と思っていたら京都国立博物館で海北友松展開催。京都限定で東京への巡回はなし。次に見れるのは? と思…