コロコロのアート 見て歩記&調べ歩記

美術鑑賞を通して感じたこと、考えたこと、調べたことを、過去と繋げて追記したりして変化を楽しむブログ 一枚の絵を深堀したり・・・ 

■現代美術

■ヨコハマトリエンナーレ2020:関連記事のまとめ

「わからないを楽しむ」を掲げたヨコハマトリエンナーレ2020 コロナ禍の中、開催にこぎつけ、最終日を迎えようとしています。映像が多い、長い。1日じゃ回れない。タイムテーブル、作品リスト、マップがないなど、いろいろな声もありましたが、そんな中、い…

■ヨコトリ2020:横浜美術館の映像作品 全作品を鑑賞した雑感&ベスト3

ヨコハマトリエンナーレ2020の映像作品のうち、横浜美術館で上映されているもの全てを鑑賞しました。それぞれの作品を見た雑感を紹介。 ローザ・バルバ 《地球に身を傾ける》 *この記事は、下記より、 鑑賞後に追記した雑感部分を抜粋しまとめました。 ■新…

■ヨコトリ2020:横浜美術館で上映されている映像作品の解説パネル&評判ウォッチ 

ヨコトリ2020は、映像作品が非常に多い構成です。いきなり見てもさっぱりわからないので、予習がてら、どんな作品なのか概要を把握しようと思いました。解説パネルを撮影したり、Tweetの評判をウォッチしてから鑑賞をすることに・・・(2020.08.11) (2020.09.…

■ヨコトリ2020:アンドレアス・クライナー《マルチチュード》体験のコツと「わからない」を楽しむ

プロット48の人気のインスタレーション。アンドレアス・クライナー《マルチチュード》は、暗闇の中でピアノ演奏に合わせて光る夜光虫(藻)の幻想的な世界を体験できます。多くの人が一押しする必見の作品。体験のコツやポイントを紹介。そして、夜光藻を光…

■ヨコトリ2020:ジェン・ボー《シダ性愛》エロと美術の境界

ヨコトリ2020のサブ会場となっているプロット48の展示は、刺激的? 攻めてる? 性的表現を用いた作品が多く展示されています。その中で注目したのは、ジェン・ボーの《シダ性愛》。シダと戯れる男性のエロティシズムな世界。これでもかと迫ります。 エロと美…

■ヨコトリ2020:わからないを楽しむ 現代美術への扉を開こう

現代美術はわからないとよく言われがち。実は美術関係者もよくわかっていなかったり?そんなとっつきにくい現代美術の祭典。ヨコハマトリエンナーレ2020が開催されています。今、この時期だからこそ、触れるチャンスだと言います。その理由は・・・・ ■現代美術…

■ヨコトリ2020:映像作品の「フロアマップ」&「所要時間」と「タイムテーブル」 

ヨコハマトリエンナーレ2020の映像作品をフロアマップに示しました。所要時間と上映時間を併記しています。下記にて、所要時間や上映時間を紹介しましたが、さらに映像作品があることがわかりました。それらを追記しています。 ■マップに上映時間が書かれて…

■ヨコハマトリエンナーレ2020:インゲラ・イルマン「ジャイアント・ホグウィード」を見て

ヨコハマトリエンナーレ2020は「わからないことを楽しむ」ことを掲げています。自由に想像し連想して広げ「独学」を楽しむ。今回は特に「毒」というKWがポイントで共存を考えようというもの。「ジャイアントホグウィード」を見て、想像を膨らませて、気にな…

■ヨコハマトリエンナーレ2020:楽しみ方 回り方のポイント

ヨコハマトリエンナーレ2020 多くの作品や映像があり、どのように回わればよいのか迷ってしまいます。目的に応じて、いくつかパターンを紹介します。 ■無料エリアで下見を! 〇マップで無料エリアを確認 【横浜美術館 2階】 【プロット48 1階】 〇見ること…

■ヨコトリ2020:映像作品の鑑賞方法 所要時間・上映時間・推奨プラン

ヨコハマトリエンナーレ2020の出品作品には、映像作品も多いようです。どのように回ると効率がよいのでしょうか? どこにどんな作品があり、どれくらいの時間、上映されているのか? 長い作品の上映時間は? 調べた結果と、推奨プランを考えてみました。 ⇒ち…

■ヨコトリ2020:無料で見ることができる作品 下見を兼ねてチェックしてから本番へ

ヨコハマトリエンナレー2020が7月17日からスタート。会場は3つに分かれ、いざ、訪れると、1日で回れないという声が続出。そこで、無料で見ることができる作品や場所をチェックしてみました。意外にもたくさんの作品を見ることができてしまいます。 いろいろ…

■ヨコトリ2020:エヴァ・ファブレガス: 《ポンピング》自由に連想して拡げたら

ヨコハマトリエンナーレ2020は、自由な連想や解釈を広げていくことを鑑賞者に期待しているという。ディレクターのラスクが自由に発想したというエヴァ ・ファブレガスの作品《ポンピング》について自由に連想してみました。

■③ヨコハマトリエンナーレ2020:タイトルはAFTERGLOW 光の破片をつかまえる

ヨコハマトリエンナーレ2020のタイトルは「AFTERGLOW 光の破片をつかまえる」です。この展覧会に通底するコンセプトで、ラクスが語る言葉から、このタイトルの意味やこめられた意図を紐解いてみます。 *こちらの記事は、■ヨコハマトリエンナーレ2020 AFTERG…

■➁ヨコハマトエンナーレ2020:ソースブックから連想したこと調べたことの記録(自分用メモ)

ヨコハマトリエンナーレ2020は、開催前にソースを配布するという新たな手法が用いられています。そこに紹介された5つのストーリーを、事前に共有し、それぞれが思考を深め、展覧会の世界観を作り出すという試みです。会話や対話により、茂みのような思想が…

■現代美術とは? 興味を持てるまでの歩み

現代美術はむずかしい。よくわからない。美術鑑賞を趣味にしている人からも、どうも現代美術は・・・・と敬遠されがちなイメージ。そんな現代美術を、これまでどう捉えてきて、どんな経緯で興味を持つに至ったかの記録。 *こちらは、ヨコハマトリエンナーレ2020…

■①ヨコハマトリエンナーレ2020 AFTERGLOW 光の破片をつかまえる(自分用メモ)

ヨコハマトリエンナーレ2020は、前回から1000日あることに着目。様々な人々の生き方や考え方を示すソースブックを、全ての人に提供。開幕前から思考を深める素材として、会話や対話により、茂みのような思想がたちあらわれることを期待しています。 【編集履…

■シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート ポーラ美術館初の現代アート展

ポーラ美術館では、「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」と題した初の現代アート展が開催されています。開催に先立って行われた内覧会の開会式や作家の解説、企画展メニューなど、ダイジェストでお届けします。 *写真撮影、フォトムービーは許…

■クリスチャン・ボルタンスキー個展「アニミタスⅡ」(後編)(エスパス ルイ・ヴィトン東京)

クリスチャン・ボルタンスキーの個展「アニミタスⅡ」が東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催されています。7月上旬の18時頃から閉館まで、変化をウォッチしてきました。(会期は2019.6.13~11.17) 「アニミタス」についての解説などは、下記前編 …

■クリスチャン・ボルタンスキー個展「アニミタスⅡ」(前編)(エスパス ルイ・ヴィトン東京)

東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で、クリスチャン・ボルタンスキーの個展「アニミタスⅡ」が開催されています。(会期は2019.6.13~11.17)個展のタイトル「アニミタス」の名がつく映像作品、2点が上映されています。 ■2つのアニミタス 〇ボルタン…

■クリスチャン・ボルタンスキー – Lifetime:国立新美術館(後編)

国立新美術館で行われている「クリスチャン・ボルタンスキー – Lifetime」を見て感じたことを、思うままに覚書。(後編) ↓↓ 前編はこちら ↓↓ *追記あり ■《アニミタス》(白) 〇《アニミタス》とは 〇4つの《アニミタス》 〇《アニミタス》 白 〇実際に…

■クリスチャン・ボルタンスキー – Lifetime 国立新美術館(前編)

国立新美術館で「クリスチャン・ボルタンスキー – Lifetime」が行われています。ボルタンスキ―を全く知らない時に、豊島で作品を見たあと、庭園美術館の「ボルタンスキー アニミタス-さざめく亡霊たち」を見ました。今回で3回目。ボルタンスキーの捉え方が…

■マルセル・デュシャンと日本美術:覚書メモ 

「マルセル・デュシャンと日本美術」 頭に浮かぶよしなしごとのメモ ■美術は美しいもの ⇒ 考えるもの ■美はオリジナル 自作でないといけない? 〇デュシャンの影響は、ビジネスにも 〇デュシャンとアンディーウォホールの作品からの考察 ■アンデパンダン展出…

■マルセル・デュシャンと日本美術:賛否両論の第2部 日本美術とデュシャン(備忘録)

「マルセル・デュシャンと日本美術」デュシャンの生涯の活動を俯瞰して見ることができる1部に対して、日本美術と対比をさせた第2部への反応が、どうもよろしくない印象を受けます。第2部の日本美術とデュシャンについて考えたことをさみだれに記録。 ■第2部…

■マルセル・デュシャンと日本美術:3回目の鑑賞で考えたこと、感じたこと、知りたくなったことなど(備忘録)

マルセル・デュシャンと日本美術のコンセプトは「考えること」 今回は、この展示を通して考えたことや、知りたくなったこと、調べたこと、過去の鑑賞とつながったことなどなるべく記録に留めておこうと思っています。3回目の再訪。展示のどこが気になるのか…

■マルセル・デュシャンと日本美術:「見るんじゃない 考えるんだ」の足跡

マルセル・デュシャンと日本美術は、折り返し地点をすぎ、残すところ約半月。便器がアートと言った人。その心は・・・? この展覧会のコンセプトは、美術を通して考えるということ。「なぜ便器がアート?」考えたことを記録しておきます。 【追記】(2018.11.17…

■ポーラ美術館:「飯沼珠実―建築の瞬間/momentary architecture」

ポーラ美術館にて「飯沼珠実―建築の瞬間/momentary architecture」展が行われており、過日、「アーティストトーク」が行われました。新進気鋭のアーティスの生の声を聞ける機会は貴重です。その様子を紹介します。 *写真の撮影は、自由にできます。 ■アー…

■「落合陽一 、山紫水明∽事事無碍∽計算機自然」: 見えるまま、感じるままに・・・

「落合陽一 、山紫水明∽事事無碍∽計算機自然」を最初に見た印象は? 難解と言われる落合陽一のアート作品。予備知識を入れず、どこまで理解できるのか試してみました。(作品展が開催されているのを知るきっかけのブログをざっと見る程度の予備情報はあり) …

「落合陽一 、山紫水明∽事事無碍∽計算機自然」 落合陽一って何者?

「落合陽一 、山紫水明∽事事無碍∽計算機自然」 なんでしょう? このタイトル。タイトルからしてよくわらない。わからないけど、わからないなりに、自分の解釈のしかたもあるはず。会場の解説パネルを、まずは見ないで、何を受け止められるのか試してみること…

■ジャコメッティ展:見えるまま感じるままに見た写真館

いつもは長い文章をだらだらと書いておりますが、今回は写真でジャコメッティ―展を紹介したいと思います。この展示のテーマはジャコメッティ―の「ビジョン」を知ること。ビジョンとは=視野 つまり「ものの見方」だと理解しました。 人それぞれに、作品への…

■瀬戸内芸術祭 直島 地中美術館(食べログ日記INDEXへリンク)

■地中美術館〇直島:地中美術館 ジェームスタレル「オープンスカイ」ナイトプログラム (2016/10/28)〇直島:地中美術館 ジェームスタレル「オープン・フィールド」 (2016/10/28)〇直島:地中美術館 「睡蓮の池」制昨年の秘密 (2016/10/22)〇直島:地中美術館…