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コロコロのアート 見て歩記&調べ歩記

美術鑑賞を通して感じたこと、考えたこと、調べたことを、過去と繋げて追記したりして変化を楽しむブログ 一枚の絵を深堀したり・・・ 

■MOA美術館:新規オープン カフェレストラン・オー・ミラド―  

MOA美術館のリニューアルに伴って、レストランも大幅に整備されました。その中でも超目玉は、勝又シェフによるカフェ オー・ミラド―。勝又シェフは、ビストロという気軽に利用できるフレンチを日本に初めて持ち込み、さらに箱根でオーベルジュを始めます。そして今年、アートと食を融合させたレストランをMOA美術館で展開。その真価は・・・? 

 

 

 

■プロローグ

日本で初めて、宿泊付きレストラン「オーベルジュ」というスタイルを箱根に作り伝説のシェフと評判の勝又登氏。食事をし、お酒を飲み、温泉に入り、そのまま宿泊。朝になれば芦ノ湖を眼下に朝食を・・・ そんな新たなレストランと宿泊を融合した食の楽しみを日本にもたらしました。食材の生かし方に優れていると評判なのだそう。

 

そんな評判を耳にしていたので、一度は、箱根のオーベルジュ・ミラードーに、泊まりたいと試みながらも、なかなか実現できずに今に至りました。しかし、この度、MAO美術館に、勝又シェフのレストランがオープンすると聞き、とても楽しみにしていました。

 

 

■予約がおすすめ

おそらく昼時の混雑は必至なはず。しかし予約はできないものと思っていました。予約は可能です。ただし、1日3組。すでに、2週間ぐらい先まで埋まっているようです。ちなみに土日の予約は受け付けていません。また、MOAの休館日は、木曜日です。そして、予約をしようと思っても電話が日中、つながりにくい状態。その場合には本店でも対応していただけます。(予約リストが本店でも管理されており、対応できます)

 

勝又シェフのお食事を優先したい場合は、レストラン予約が先決。それによって鑑賞の日程が決まるという選択に・・・ 日程が先か、レストラン予約が先か・・・・  多くの方は、この日でないと行けない・・・というケースが多いようで、ほとんどが予約なしでの利用されているとのこと。予約のお客さんの合間を縫いながら、空いたら座席に案内されるようです。(名前を記入し、携帯で連絡があるようです)

 

レストランを利用をしたい場合には、予定が決まったら早めに予約をした方がいいでしょう。

 

 

■カフェコーナー

11:00の予約、5分前。時間になって案内されると、こんなカフェコーナーを通って、奥へ招かれます。

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熱海「カフェ レストラン オー・ミラドー(MOA美術館内)」新規オープン!より

 

この通路の横の棚には、それはそれは、きれいなデザートや前菜などがカップにもりつけられて、ずらりと並んでいます。これから始まるお食事のテンションを盛り上げ期待を高めてくれます。見た目が美しい・・・ どれもが食べて見たくなる。そんな構成です。

 

 

■レストランコーナーへ

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熱海「カフェ レストラン オー・ミラドー(MOA美術館内)」新規オープン!より

 

奥はこんな感じで、白を基調とした店内。窓側の景色のよい席をご案内いただきました。11:00の時間は、まだ人もまばらで、あれ? という感じでした。1日3組ということを知らなかったので・・・・ フリーで来店する場合は、早い時間なら、比較的入りやすいかもしれません。と思っているうちに、あっという間に席は埋まりました。

 

  

■メニュー 

–  昼食セットメニュー –
A 本日の前菜・磯料理又は肉料理・コーヒー又はティー 2800円
B 本日の前菜・磯料理・肉料理 ・コーヒー又はティー 3800円 

 

昼食は、上記の2種類。魚料理と肉料理の両方にするか。どちらか一つにするか・・・比較的リーズナブルな価格です。しかもこの価格は、税・サービス料込です。ただ、メニューにはデザートがありません

カフェコーナーのディスプレーを見ながら入店すると、デザートは食べたくなります。そうして、プラスとなるしかけ?(笑) うまく考えられている・・・と思っていたら、カフェコーナーはレストランとは別で、カフェに陳列されたメニューを頼むことはできないそうです。ただ、デザート盛り合わせというメニューがあり、3種類、カフェコーナーのケーキが盛られていました。

 

食後のデザートを頼むことを考え、Aコースの魚料理を選びました。鯛のアサリソースです。友人は子羊のなんとか・・・・

 

 

■コースのお料理

〇前菜 アスパラorブロッコリー(?)のムース

          

↑ 中央の緑のムースは箱根山(?)をイメージし泡は噴火を、そしてジュレは流れでる溶岩でしょうか? 添えられたトマトがおいしい! トマトって夏のはずだけど・・・ トマトそのもののおいしさなのか、味付けの妙なのか・・・・

 

〇パンとオリーブ 

  

全粒粉のパンでしょうか? これまた、おいしい! お変わりをお願いしようとしたら有料でした。オリーブオイルは癖のないすっきりタイプ。

 

〇魚料理 「本日の鮮魚 柔らかいキャベツと大あさりのソース仕立て」

通常は、肉料理を選ぶのですが、あさりのだしのソースと聞いて、こちらを選択。これまた大正解! 下に敷かれたキャベツもソースとからみ、本日の魚は鯛。皮はパリッと焼かれた触感と、見た目の楽しさ。鯛ってもともと味がなくて、高級なわりにおいしい魚だとは思えなかったのですが、これは、満足。

 

▼こちらは友人が頼んだ子羊のなんたらかんたら・・ これもおいしかったそうです。写真の撮影角度が横からなのであしからず。

 

 

〇デザート

  

デザートセット 木製の器にちょっとずつ・・・・

 

それぞれ、一つ一つが本当においしい甘さ控えめ。評判どおり素材を生かされています。イチゴのムース。イチゴは大好きなのですが、イチゴを加工したデザートはあまり好みではないのです。ところが、これは本当に、イチゴ、イチゴしていてイチゴそのもの。イチゴの加工品をあまり好まないという人に、おいしい! と思わせるのはすごいことだと思いました。 友人もイチゴ製品の多くは、生クリームで伸ばしたりしてカサ増ししているものが多いけど、これは、どれだけイチゴを使ったの? って感じ・・・と大絶賛でした。アップ写真で紹介・・・・

 

 

 抹茶も、抹茶感一杯。最後の最後まで、満足感を与えてくれました。

 

 本当においしいケーキだったら、これくらいの一口で十分。口福の一品でした。

 

 

■感想

実は、行く前、勝又シェフの・・・・と言って看板を掲げてはいるけども、きっと名前貸しなんだろうな・・・って思っていました。 箱根の有名オーベルジュでも、シェフ不在でレシピの指導をしているだけというところがあります。きっとこちらもそうなんだろう・・・と。

またオーベルジュに泊まりたいと思っていたので、いろいろ評判も事前に調べたりして、いろいろに言われているのを目にしていたり・・・・ でも食べてみたら、大満足。これなら、監修だってOKと思っていました。すると、勝又シェフの姿を友人がみかけたと言ってました。ちゃんとこちらにも出向いて、指導・監督(?)しているんだ・・・とちょっと感激してしまいました。

 

そして、店内に案内されるスタッフさんの洗練された動きが、なんだか本気度を感じさせるのでした。

 

いろいろなことを日本で先駆けて初めてきたシェフ。今度は、MOA美術館という場所を与えられ、食とアートの融合。お皿をキャンバスにして、食材のアートを描いてくれるのだろうなと感じさせられました。

 

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カフェレストラン オー・ミラド―ビストロ / 熱海駅
昼総合点★★★★ 4.0

 

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