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コロコロのアート 見て歩記&調べ歩記

美術鑑賞を通して感じたこと、考えたこと、調べたことを、過去と繋げて追記したりして変化を楽しむブログ 一枚の絵を深堀したり・・・ 

■おいしいコーヒーの「科学」と「医学」と「芸術」の関係??

知人のお見舞にいって、たまたま見つけたカフェが『自家焙煎珈琲店 「陽のあたる道」』でした。ちょっと大通りからは離れているのですが、帰りがけに、ぶらりと横道にそれたらこちらのお店に遭遇しました。きっと疲れていて、おいしい珈琲が飲みたいという欲求にかられていたからでしょうか。なぜか呼ばれたようにたどり着きました。

 

 

 

 

 ■リーズナブルなケーキとおいしい珈琲

個人のカフェ店となると、珈琲も高そうです。さらにケーキセットとなれば・・・ しかし、ケーキ―は300円台とリーズナブルでした。珈琲は種類にもよりますが、500円ぐらいです。ケーキは、珈琲に合うように吟味しながら、手作りされているようです。珈琲とケーキのマッチングについて、ご主人と奥様が話されている会話が聞こえてきました。珈琲によって合わせるケーキのことも考えられている。ということで、珈琲も期待ができそうと思ったとおり・・・・

 

      

     チーズケーキ    陽だまりの道ブレンド

 

 

 

■「コーヒーの科学」との出会い 

書棚には珈琲関連の書籍がいろいろ並んでいます。知る人ぞ知る、カフェバッハの創始者、田口護氏の本もあります。

 

 

 目に飛び込んできたのは、

 

ブルーバックスシリーズの

    『コーヒーの科学』   でした。

 

(上の本棚にはありませんが・・・・)

 

 

以前、こちらでこの本のことが書かれているのを見ていて、

syousanokioku.at.webry.info

ずっと気になっていた本でした。まさかこんなところでお目にかかるとは!

 

⇒【*1

 

 

 

ブルーバックスシリーズなので、科学的に書かれた本だろうということは、わかっていましたが、本の内容と著者の経歴を見て、びっくり!

京都大学大学院薬学研究科修了後、博士課程在籍中に滋賀医科大学助手へ。現在、同学内講師。専門は、がんに関する遺伝子学、微生物学

 

バリバリの基礎医学系のバイオ系の研究者で、「百珈苑」というコーヒーに関するサイトを運営されている方だったのでした。

 

 

■百珈苑との出会い 

コーヒーが好きで、ちょっと何かを調べたいと思って行きつくところが百珈苑でした。非常に詳しくてというより詳しすぎるくらいで、専門的で、どういう方が運営しているのだろう・・・と思いながらも、プロフィールをみつけられなくて、何者が運営しているんだろう・・・と思っていました。

あのサイトの管理者が、ブルーバックスの著者だったことに加え、著者が医学系の研究者だったことは、提示される実験の内容も興味深いです。

 

 

 

■科学的な視点を持った珈琲店

この本の他にも、『コーヒー「こつ」の科学』がありました。このシリーズも、他にパンや菓子、お料理のシリーズがあり、興味深いところです。『料理のコツ』は昔からの愛読書です。「珈琲を科学」ととらえているお店とうのは、そんな多くはないと思われ、この本を本棚に入れているお店はめずらしいと思いました。一方、マスターからは、この本を手にする人も、めずらしいといわれました。

 

 

■おいしい珈琲とは?

科学の視点で珈琲とかかわっていると思われるマスターに「おいしい珈琲とは、どう判断するのか」を聞いてみました。 

 

すると、「おいしい、おいしくないは個人の好みになるので、おいしい珈琲というのではなくて、よい豆か、よくない豆か」だと

 

新鮮な豆を、焙煎し、丁寧にハンドピックをして悪い豆を取り除いたのがよい豆

その手間ひまが、よい豆か悪い豆かを左右。あとは、それをおいしいと思うかどうかは、個人の好み・・・・

 

よい豆かどうかは判断ができると・・

 

 

参考:おいしいとは?

「おいしい」は、数字で表せる?!
「おいしい」ってどういうこと?

    ↑上記で気になって登場した武部貴則氏は横浜市大でした。

 

 

■味覚分布図について 

ブルーバックスの『コーヒーの科学』の中に、舌の味覚分布図についての記載がありました。味覚マップって途中で変わったのよね・・・・・ それもちゃんと繁栄されているのかしら? と思ってペラペラ見ていました。

 

以前、スターバックスで珈琲セミナーを受けた時、珈琲のセミナー内容は、充実した内容だったのですが、味覚マップに関しては、情報更新されていなくて、残念に思ってしまったのですが・・・・(今は、更新されているのかも)

 

参考: 〇スターバックス フードペアリングセミナー

 

『コーヒーの科学』の内容は、情報更新どころか、最新の知見が掲載されていて、読んでもすぐに理解できないわからないような情報でした(笑) さすが・・・・

 

 

 ■珈琲と科学   

このように珈琲を科学的に捕らえるような本が置かれているのは、マスターがカフェバッハの 田口護氏のところで修行したからのようです。田口護氏は、珈琲業界を支えてきたお一人で、「プロフェッショナル 仕事の流儀」にも登場されたことがあるそう。

 

田口氏曰く。珈琲も科学的にとらえる必要を感じ、ご自身の経験に基づく実践的な理論を、旦部氏の科学的な知見によって補完。その結果、最強タッグとなったようです。

 

入れるお湯の温度を気にするだけで、味は格別に変わります。化学実験の気分で、試してみると面白いです。推奨温度は、提唱者によって違うのですが、「陽のあたる道」は82度だそうです。

 

カウンター越しにコーヒーを入れるのを見ていたらら、実際に温度計をお湯に入れて温度を測りながら入れていました。(それが当たり前なのかな?)

 

 

■珈琲と絵画と音楽

珈琲を飲むのに理屈をあれこれ言われても、うっとおしいだけ・・・・と思われるかもしれません。(笑) もともと、こちらはそんなに堅苦しいわけではなく、定期的に壁面をギャラリーにして展示したりもしています。地域のグループの展示や、作家さんの作品が季節に合わせて展示されています。また演奏会なども定期的に行っているようなので、珈琲を飲みながら、絵や音楽の鑑賞ができます

 

 

医学生によるカフェライブ

 

今度、陽のあたる道にて、横浜市立医学部生によるスチューデントコンサート 
未来への懸け橋が開催されるそうです。チャージ代は、ドリンク代の500円

 

音楽の好きな医療学生(医師、看護師)のコンサートだそうです。

 

医学と音楽や芸術・・・・ 私の学生時代はそちらの方面とは、まるっきり無縁でした。医療をこころざしながら、音楽や絵画などの芸術を楽しむ・・・ 

 

医療系の学科の学生時代って、本当に忙しいです。その中で、音楽を楽しんだり、絵を見たりする時間を捻出する。それは、心のゆとりや、ジャンルを超えた幅の広い視野や人間的な成熟、充実が必要なんじゃないかなと思ってしまいます。学生時代からそういうことに触れてきた人というのは、きっと、将来有望だと思います(笑) ノーベル賞をとった大村先生も、絵画を蒐集し美術館も開いています。

 

絵を描く際に、解剖学が必要なように、楽器の演奏にも解剖学的なアプローチがあると思っていました。歌うことも体を共鳴体にしています。

ところが、歌うことを解剖学を軸にして、体の構造を理解しながら、発声の方法を解説がされていていました。

 

合唱における解剖学の役割・・・・ そう考えると、もともと体の基本的な解剖の知識を持っている医学生看護学生・・・・ その歌声はどんな発声をするのかな? と興味が・・・・

 

 参考:解剖と合唱

note.chorustips.com

 

参考:解剖 医学関連

看護師国家化試験 出題変更から「学ぶ」ことについて考える

解剖実習前の戸惑い(学生時代のレポート)

デザインの解剖展:感想 「解剖」って? 「デザインの解剖」「美術解剖」「医学の解剖」

 

*1: 塩の効果:おしるこに塩を入れるのは?
↑ ブルーバックスの思い出 お料理は科学。コツには科学がある。その原理に初めて振れたのがブルーバックスでした。塩出しの際に薄塩に入れるのは、浸透圧の関係。浸透圧の関係なら、水の方が高いはず。なのになぜ、薄塩なのか・・・ 高校時代からの疑問が解けたのもブルーバックでした 
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