静嘉堂文庫美術館に、ランチなど飲食できるレストランなどはあるのでしょうか? 残念ながらなく、近くにも飲食店はありません。静嘉堂文庫美術館で、お昼時にかかってしまう時は、どうすればいいのでしょうか?
■飲食は館外で
美術館内で、飲食をすることはできません。外にベンチがあるのでそこで、軽いお昼を用意して食べることになります。
〇ベンチは2つ
▼文庫の建物の前と庭園の中に
〇飲みもの
館内でビデオ上映されている休憩室に自動販売機が設定されています。が、ここでの飲食はすることができません。
↓ 休憩室
〇昼食の確保
バスを降りてから美術館の間に、コンビニなどはありませんので、二子玉川で用意をする必要があります。先日は、玉川髙島屋前からバスに乗車したので、高島屋の地下の食品フロアで用意しました。お弁当などもありますが、食べる場所がベンチなので、おにぎり、サンドイッチなどのフィンガーフードの方がよさそうです。
〇駅周辺のデパ地下、カフェで
【フォション】
この日は、フォションでミニアソートの詰め合わせがあったのでパンにしました。
【ペック】
玉川髙島屋の地下のペックでサンドイッチを購入
【バームクーヘンカフェ】
以前、利用したこちらのお店は、ランチメニューの「神戸牛ミートパイセット(コーヒーor紅茶付き) 1000円」が意外によかったです。ユーハイムといったらバームクーヘンですが、このミートパイは、神戸の本店が創業した1923年から、続く名品。神戸と言えば神戸牛、ということで、店内で焼きたてを提供されます。
なんだか、ひと味、違う気がしました。店内から張り出したベランダもグリーンで彩られ、ずっとここにいたくなって動けなくなってしまいます。
〇近隣のお店
【九つ井】 ⇒九つ井
玉川髙島屋バス停の反対側車線にあるお蕎麦がおいしいという評判のお店。
こちらは、古民家が玉川高島屋の地下に移築されています。このエントランスから地下に降りると、その世界にびっくり。ちょっと優雅な時間を過ごすことができます。接待や外国の方などを驚かすのにもつかわれているようです。自慢のお蕎麦を、非日常の異空間で・・・(個人的には、ここのお蕎麦はあまり好きでなくうどんがおすすめ)
〇徒歩ルートのコンビニ、スーパー
【コンビニ】【スーパー】
・二子玉川小学校入口の交差点の手前に ローソンが
・砧線跡地遊歩道にファミリーマート
・砧線跡地遊歩道にマルエツのスーパーがあります。
このあとは、食べ物を確保するのは難しくなります。
訪れる前に食べていくか、駅で調達するか、徒歩ならその途中のコンビニかスーパーで購入ということになります。
■鑑賞後のティータイム
玉川髙島屋の【グラマシーニューヨーク】お茶しました。
キラキラとしたジュレがフルーツにかかっていて食欲をそそります。
以下は個人的なメモ。
グラマシーニューヨークの行列についてや、ここのケーキは本当においしいのか? という疑問をずっと持っていて、あれやこれやとウォッチングしてきたお店です。
〇高いケーキ
こちらのケーキ、ビジュアルがよくておいしそうに見えるのですが、店頭でケーキを買うことができませんでした。なにしろ一つが高くてボリュームもあります。一つだけ購入というわけにもいかず・・・・ 玉川髙島屋にイートインがあったのでこの機会に利用してみることにしました。
〇光に映えるケーキ
美術展でライティングによって作品の見え方が違うということを知ったのと同時期に、商品もライティングによって見え方がかなり変わる。グラマシーニューヨークの行列は、このショーケースのライティングによる影響が大きいのでは? という推察をしていました。
この光に誘われるように人が集まってくる・・・・ 他の店舗のライトと明らかに違う効果のある照明が使われ、その照明に映えるように、計算されたケーキ類。キラキラ光るように素材やデザインが考えられているけども果たしてお味は???? とずっと思っていたのでした。
〇ジュレによって輝きが増す
上記のゼリーを食べていて、気づいたこと。奥に食べ進んだ時に、ハッとしました。上部に欠けられたゼリーは光を受けて、反射してキラキラきれい。内部のゼリーの光の反射と全く違いまいsた。そう思ってみると、ケーキは、チョコのコーティングや、ジュレ状のコーティングなど駆使されていました。
そんな様子を見ながら、これ、曜変天目茶碗にかけられたガラス質の釉と同じ効果ってことよね・・・ 上部にジュレをかけて、キラキラ輝やかせおいしそうに見せる。曜変天目茶碗の内部も、透明なガラス状の釉がかけられて、そのツルンとした光も輝きに影響を与えている?
曜変天目の内部は、あの模様に凹凸があるのか・・・と学芸員さんに聞いていた方がいらしたそう。内部はつるんとしているとの解答だったようですが・・・
〇内部と外の光沢は?
外と内部の輝き方の違いは、釉薬の滑らかさの違いだと考えられます。内部の輝きから、かなりフラットな状態が考えられると思っていたのですが、長江さんの曜変の原理は、
焼成中に蛍石の粉末を投入する技法を見いだす。豊田工業大との共同研究を重ね、発生するフッ素ガスが化学反応を起こし、表面にできる波状の構造が反射して光ることが分かった。
出典:9代長江惣吉さんが個展 「曜変天目」の最先端 :記事一覧:
北陸文化:北陸中日新聞から:中日新聞(CHUNICHI Web)
ミクロの目で見たら、表面の状態も、波状と言えるのかも・・・ その構造による反射で曜変のあの虹に見えるということ? イマイチ、理解ができない・・・・
と、グラマシーニューヨークのゼリーを食べながら考えるのでした。曜変の原理はいろいろある模様。アプローチが異なるけども、曜変に近い茶碗が制作されているようです。
我思う 故に我あり・・・・
ゼリーが光る 故に曜変天目も光る・・・ ???
味に期待をしていなかった分、おいしく感じられました。
高島屋の地下から、東急フードショー店をぬけていくと、どこかで見覚えのあるようなケーキのデザイン、陳列。そしてショーケースの照明。
これ、絶対、関連会社だ! って思ったらまさにそのとおり!
ケーキのデザインのエッセス似てるし、醸し出す陳列の雰囲気がまるで一緒・・・・ 差別化をしていろいろ考えているのだと思うのですが、ファンドリーも醸し出す雰囲気は全く一緒。羊頭狗肉…は意味が違うか… 頭隠して尻隠さず? これも違うけど、看板をいろいろ変えても、底に流れるエッセンスは同じ。
■静嘉堂文庫美術館関連