コロコロのアート 見て歩記&調べ歩記

美術鑑賞を通して感じたこと、考えたこと、調べたことを、過去と繋げて追記したりして変化を楽しむブログ 一枚の絵を深堀したり・・・ 

■茶の湯:会期は明日まで 今、楽焼を振り返えってみると

特別展「茶の湯」が明日までとなりました。「曜変天目茶碗」だけ見ておけばいいや・・・と思ったのですが、たまたま遭遇した楽焼。本当に何も知らずに見た時の感想を記事にしておこと思いながら今になってしまいました。

 

 

  • ■長次郎 《無一物》 
    • 〇なにやら意味ありげなネーミング
    • 〇思いもかけないめぐりあわせ
    • 〇どこの所蔵?
    • 〇無一物を見る茶会
    • 〇初見の感想
    • 〇無一物ってなんだ?
    • 〇《無一物》の解説
    • 〇改めて・・・・
    • 〇本質って何? 
    • 〇《無一物》の本質の姿
    • 〇ネーミングによらない本質
    • 〇命名は誰がする?
    • 〇言葉で誘導されていないか
  • ■長次郎《白鷺》
  • ■見覚えのある軸は楽茶碗
  • ■正面はどこ?
    • 〇プレートの位置と会わない?
    • 〇正面は自由?
  • ■照明の工夫
  • ■終了前にHPから情報収集
  • ■まとめ・感想
  • ■関連 

 

 

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■「名刀礼賛-もののふたちの美学」ブロガー内覧会 刀ってみんな同じじゃない?!

泉屋博古館分館「名刀礼賛-もののふたちの美学」が6月1日より開催。それに先立ちブロガー内覧会が行われました。刀・・・どれもみんな同じにしか見えない。どう見たらいいかわからない。そんな超・超初心者によるレポート。まずは「基本のき」を知ることから・・・

 

  • ■みんな同じに見えてしまう刀剣
  • ■読み方と言葉の意味の理解から 
  • ■「太刀」と「刀」の違い
    • 〇刀を抜く動作と刃の向きについての疑問
    • 〇太刀と打刀の使い方の違い
  • ■初めて知る世界の理解のプロセス
    • 〇理屈があっているか? その言葉の定義は?
    • 〇それ知っている! というところから理解の糸口を
  • ■改めて「太刀」と「刀(打刀うちがたな)」の違い
  • ■「折紙」つき・・・その語源は
    • 〇刀剣の役割
    • 〇本阿弥家による鑑定 明治以降
    • 〇刀と茶碗の関係
  • ■ミクロ的に観察 
    • 〇単眼鏡で見る
    • 〇単眼鏡無料体験の案内 
    • 〇光による変化を見る
    • 〇刀剣は科学の産物
  • ■伝来の調査方法について・・・
  • ■まとめ・感想
  •  ■おまけ  鎌倉の正宗見学
  • ■刀剣に感じていた矛盾の解決
  • ■参考サイト
  • ■関連記事

 

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■怖い絵展:前売り券発売 お得なのはどれ? いろいろあって悩みます

絵画の解釈はいろいろ、こんな解釈があるのか! と驚きを提供し続けていらっしゃる中野京子先生監修による「怖い絵展」10月7日上野森美術館にて行われることが決定していました。その前売り券が、昨日、5月31日より販売されております。

 

  • 【1】「中野京子氏 生解説付 夜間鑑賞会券」
  • 【2】「特製しおり付前売券」
  • 【3】「図録付前売券」
  • 【4】「早割ペア券」!2枚セット

 

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■海北友松展:龍を描かせたら世界一 最晩年のそぎ落とされた《月下渓流図屏風》

建仁寺で海北友松の龍に出会ってから、龍に注目するようになりました。まだ鑑賞経験は少ないですが、あの龍を超える作品には出会っていません。日曜美術館で友松は他にも龍を描いていたことを知りました。晩年、描いた龍は、私の一番を塗り替えてくれるのでしょうか?! 

 

  • 日曜美術館で見た龍
  • 北野天満宮の龍はいかに?
  • ■老成した龍
  • ■友松の龍はやっぱり一番
    • 〇龍の体躯は?
    • 〇お隣の国からも引き合いが
  • ■《月下渓流図屏風》は無一物? 
    • 〇イメージが先に膨らむ
    • 〇人ごみに阻まれる
    • 〇間隙を縫って
  • ■音声ガイド
  • ■そぎ落とされた世界
  • ■参考 
  • ■関連
  •  

 

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■海北友松展:作風の変遷 流れる血は武士ですが… 

 海北友松展のみどころの一つは、初期から最晩年までの画業の変遷をたどる大回顧展であること。武士の家に生まれ、それゆえの因果な運命の中で出会った絵師という生業。その画業の変遷、境地を時代や、交流をする人とともにたどる展示です。角が次第とれ丸みをおびていくその変化は驚愕でもあり、心を穏やかにさせてくれます。

 

  •  ■刀のような筆さばき
    • 〇《松竹梅図襖》
  • ■ 作風の変遷
  • ■初期 狩野派の影響(50代) 
    • 〇《山水図屏風》
  • ■ 八条宮智仁親王との交流による変化(70代) 
    • 〇「網干図屏風」
    • 【追記】2017.05.30  デジャブ感の原因判明
    • 〇浜松図屏風 
  • 建仁寺障壁画作成中のバラエーティーに富む作風(67歳)
    • 〇《竹林七賢図》
    • 〇《放馬図屏風》
  • 妙心寺時代(晩年期)
    • 〇《花卉屏風図》
    • 妙心寺屏風について
    • 【追記】(2017.05.30) 画業の変遷について
    • 【追記】2017.05.30  草間彌生の生まれ育ちと画風に共通するものが・・・
  • ■関連

 

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