コロコロのアート 見て歩記&調べ歩記

美術鑑賞を通して感じたこと、考えたこと、調べたことを、過去と繋げて追記したりして変化を楽しむブログ 一枚の絵を深堀したり・・・ 

■海北友松展:《雲龍図》本物と建仁寺の高精細複製品はいかに?!

建仁寺の高精細複製品と、本物はいかに違うのか? 昨年(2016年)2月に見てから1年以上たちます。記憶もおぼろげですが、まずは、京都国立博物館で軸装にされた本物を鑑賞。そして、翌日には建仁寺「本物とレプリカを見比べる」というのが今回の最大の目的。「本物とは何か」「レプリカ」とは? その上で本物を見ることの意味について考えてみたいと思いました。

 

  •  ■最終日、人はいっぱい
    • 〇エレベーター乗車による入場調整
    • 〇入り口の混雑状況
  • ■見学順序 
    • 〇メインに至るプロセスも大事
    • 〇メイン作品を見る過程も大事
    • 〇全体を俯瞰して見るポジション
    • 〇展示には構成、ストーリーがある
  • ■《雲龍図》を前にして・・・・
    • 〇本物を見た時に感じる一般的な印象 
    • 〇《雲龍図》は逆だった
    • 〇展示空間の高さ・・・・
  • ■本物と高精細複製品との比較 
    • 〇全体の色の違い
    • 〇細部の表現の違い
    • 〇目線の高さ
    • 〇阿吽形の龍
    • 〇墨のたれの再現の違い
    • 〇紙質の違いは?
  • ■感想
  • ■関連

 

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■建仁寺と友松 海北友松って? 桃山時代の三巨匠の生没年でみる関係

海北友松との出会いは建仁寺の高精細複製品。この人すごい! これがレプリカ? だったら本物はどれだけ~? 本物を見る機会があったら私は絶対に行く! と思っていたら京都国立博物館で海北友松展開催京都限定で東京への巡回はなし。次に見れるのは? と思ったら行くしかない! ということで5月21日、最終日に訪れました。

 

  • ■海北友松との出会いは建仁寺
  • ■龍比べ
  • 桃山時代の3巨匠
    • 狩野派琳派の関係 
    • 〇歴史を把握すること 
    • 〇年表で見ると
    • 〇やはり自分の関連年表が欲しい
    • 〇年譜の作成
  • ■今回の鑑賞の目的は・・・・
    • 〇本物は違うのか?
    • 〇紙質の違いは?
    • 〇「襖絵」「障壁画」が「軸装」なった印象は?
    • 建仁寺「方丈」に設置される作品と、博物館で見る作品の違いは? 
    • 〇作風の変遷は?
    • 〇筆の勢いは? 
    • 建仁寺雲龍図以外の龍の印象は?
  • ■関連

 

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■京都国立博物館へのアクセス & お得なパックツアー

京都国立博物館「海北友松」展最終日に行ってきました。行きたいと思いながらもう無理とあきらめていたところに出会ったお得なパック。JR関係のツアーは、新幹線と美術展を組み合わせた掘り出しプランがあるので今後も要チェック。京博へのアクセスと合わせて紹介します。

 

  •  ■ お得なパック発見
    • 〇入館チケット&ランチ、朝食付き宿泊のお得パック
    • 〇みんな知らない穴場プラン
    • 〇締め切りぎりぎりに出会うのも何かの縁
    • 〇利用ホテルは伏見稲荷の近く
    • 〇アップグレードと京都のコーヒー 
  • ■便利なチケットホルダー
  • ■重い荷物はデリバリサービスで不便を解消 
  • ■アクセス 京都からバスで
    • 〇バスは大行列 歩いても行ける!
    • 〇観光案内では
    • 〇乗り場・行先は
    • 〇行列の進み具合
    • 〇徒歩
  • 京都国立博物館
    • 〇京都国立博全景
    • ロダンの考える人
  • ■京博の混雑状況 
    • 〇待ち時間20分? 開館直後は混雑
    • 〇エレベーターに乗る人数ずつ案内?
    • 〇ツイート情報を確認してみれば
    • 〇混雑の原因はNHKニュース
  • ミュージアムレストラン
  • ■再入館につて
  • ■ストールの貸し出し
  • ■夕暮れの京博 帰りは京都までテクテク
  • ■関連

 

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■東京近代博物館:「所蔵作品展」鑑賞記録 《騎龍観音》

近代美術館の常設展(所蔵作品展)の鑑賞記録。最初に見て思ったこと。解説を見たあとに思ったこと。人の感想を見て感じたこと。そして自分の作品の見方や見ているポイントが見えてきました。一つの作品からいろいろなことが見えてきます。

 

  • ■《騎龍観音》の鑑賞ポイント 目についたのは?
    • 〇《騎龍観音》原田直次郎
    • 〇最初に注目したのは目
    • 〇画面に吹く風の違い
    • 〇龍の体のうねりは?
      • 墨画の龍のうねり 
      • 草間彌生のウネウネ
      • 《騎龍観音》のうねりは・・・
  • ■東洋表現と西洋表現の比較
    • 〇目
    • 〇爪の飛び出し
    • 〇風の表現
    • 〇空間表現
  • ■解説パネルから
    • 〇解説を見てから感じたこと・・・
    • 〇他の感想を見て
  • ■その他の作品
    • 〇《書斎》須田国太郎
    • ジョアン・ミロ「絵画詩(おお!あの人やっちゃったのね)」
    • 岸田劉生の「道路と土手と塀」
  • ■感想・まとめ

 

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■東京都近代美術館:収蔵作品展 ガイドツアー 

 東京都近代美術館の常設展(収蔵作品展)は、あちこちで評判がよいのを目にしてきました。ところが、これまで企画展で興味があるものがなく、今回「茶碗の中の宇宙」にでかけるにあたり、やっと訪れることができました。最近注目されている対話型鑑賞毎日行われており、それにも参加してきました。

 

  • ■近代美術館の所蔵作品展(常設展)について
  • ■所蔵品ガイド
  • ■時間・集合場所
  • ■所蔵品ガイドにさきがけて
  • ■デジャブ感いっぱい 
  • ■対話型鑑賞への参加
  • ■知っている作品をどう見るか?
  • ■所蔵品ガイドで取り上げた作品 
  • 【追記】2017.05.20 上村松園 母子像
  • ■参考

 

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