ヨコトリ2020のサブ会場となっているプロット48の展示は、刺激的? 攻めてる? 性的表現を用いた作品が多く展示されています。その中で注目したのは、ジェン・ボーの《シダ性愛》。シダと戯れる男性のエロティシズムな世界。これでもかと迫ります。
エロと美の境界は、いったいどこにあるのでしょうか? 映像を見て思考したこと、感じたこと、これまで見聞きしてきたことの関連など、赴くままの垂れ流しです。
以下、ネタバレ注意
- 1■シダと戯れる男たち《シダ性愛》
- 2■作品の概要
- 3■映像の構成
- 4■シダとの性愛表現は愛撫?交尾?
- 5■全部の映像を見る人はいるの?
- 5-1 芸術祭作品のコンプリート志向
- 5-2 過去の芸術祭や趣味にもみられたコンプリート癖
- 5-3 映像鑑賞から性癖が見える?
- 5-5 《シダ性愛》は最後まで見ることができるのか?
- 5-5 見続けることができない映像
- 5-6 見ている人ウォッチング
- 6■生殖はどう表現されたのか?
- 6-1 茂みの中に隠れて
- 6-2 シダの若芽のゆらめき
- 6-3 暗転でブラックボックスに
- 6-4 シダを食べる行為の裏側
- 6-5 文脈を伝えるためのもの
- 7■アートとエロの違いは?
- 8■ジェン・ボー(鄭波)について
- 9■ジェン・ボーに関する記事
- 10■調べたり考えたりしたこと
- 10-1 シダを食べることが意味するのは?
- 10-2 無性生殖の胞子体、シダを用いることについて
- 10-3 暗転について
- 10-4 エコ・クィアを描く
- 10-5 一元論的世界観
- 10-6 SEA(Socially Engaged Art)で注目を集める
- 10-7 EEA(エコロジカリー・エンゲージド・アート)
- ■《シダ性愛》1~4を見て
- ■【追記】2020.08.22 シダは有性生殖が基本だった! のですが・・・・
- ■補足
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