コロコロのアート 見て歩記&調べ歩記

美術鑑賞を通して感じたこと、考えたこと、調べたことを、過去と繋げて追記したりして変化を楽しむブログ 一枚の絵を深堀したり・・・ 

■ヨコトリ2020:エヴァ・ファブレガス: 《ポンピング》自由に連想して拡げたら

ヨコハマトリエンナーレ2020は、自由な連想や解釈を広げていくことを鑑賞者に期待しているといいます。ディレクターのラスクが自由に発想したというエヴァ ・ファブレガスの作品《ポンピング》について自由に連想してみました。

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エヴァ・ファブレガス: 《ポンピング》 ヨコハマトリエンナーレ2020展示

 

  • エヴァ・ファブレガス: 《ポンピング》(2020.06.23)
    • 〇作品画像
    • 〇記者会見での作品解説 (2020.06.23)
    • 〇HPの作品紹介
  • ■自由に連想し考えを拡げよう
    • 〇解説を聞きながら考えていたこと
    • 〇腸の内側は外界
  • ■「人体ちくわ理論」について 
    • 〇「人体ちくわ理論」は、どなたの提唱?
    • 〇情報の判断 
    • 〇情報の確認は過去の学びの中に
    • 〇新聞の健康コーナーで、西洋医学の大学教授からの情報
    • 〇医学周辺の世界で語られる「ちくわ論」
    • 〇生物をちくわとツボでとらえる
    • 〇新聞を読んでみた (2020.07.15)
    • トポロジーとしてとらえる「人体ちくわ理論」
    • 〇 腸内の無数の菌は体外 日本人の細菌は有益?
    • 〇人体ちくわ理論について 
  • ■腸を支えるもの 腸間膜(腹膜)
    • 〇小腸を支える腸間膜
    • 〇腸間膜の機能
    • 〇腸間膜は無菌状態 菌が入ると・・・
    • 〇クジラの腸間膜(腹膜) 
    • 〇【独学】腸間膜(腹膜)の復習
    • 〇主題ではなく脇役に着目
  • ■レンサ球菌(2020.06.30)
    • 〇通常は無害、急激に毒に組織を壊死
    • 〇免疫力が落ちると起きる病気・・・蜂窩織炎
    • 日和見感染
    • 〇新型コロナ自粛中の罹患
    • 〇毒との付き合い方
    • 〇経験、知識と行動が大事
    • 〇脊髄に潜んでいた水疱瘡ウィルスが暴れ出す
    • 〇いつもと違う感覚には要注意
  • ■人体に優しいウレタンスポンジ
    • 〇「きもちいい」と感じさせるウレタンスポンジ
    • 〇フィット感がマイナスに
    • 〇情報の判断
    • 〇寝具メーカーの実験データ
  • ■クッションのボツボツは何?
  • インゲンマメ
  • ■思いつくままに連想

 

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■ヨコトリ2020:ニック・ケイブ《回転する森》関連情報

 ヨコトリ2020の作品やアーティストについて調べてみても、なかなか情報を得ることができませんでしたが、英語で調べ、googoleの翻訳機能を使うことで、世界が格段に広がりました。気になっていたことを調べた結果を記録。

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  • 1 ■展覧会会場の窓 ここはどこ?
    • 1-1  窓のある会場って?
    • 1-2  会場と窓の関係は?
    • 1-3  会場の様子
    • 1-4   マサチューセッツ現代美術館について
    • 1-4  MASS MoCAの代表的スペース
    • 1-5  多目的ホールのような場所
    • 1-6  お天気や 光の状態による変化
    • 1-7  ヨコトリ2020 吹き抜け美術館エントランス にて
  • 2 ■サウンドスーツについて
    • 2-1(2020.07.08)サウンドスーツってどんな作品?
    • 2-3  (2020.07.01)見る人に共謀な実態に遭遇させる
    • 2-4  (2020.07.01)動画:Nick Cave's "Heard" Performed at University of North Texas
    • 2-5  (2020.07.08)ニック・ケイヴが、サウンドスーツについて語る
    • 2-6  (2020.07.08)アフリカ部族芸術 儀式の基礎を呼び起こす
    • 2-7  (2020.07.09)サウンドスーツの腹の中に入れたような作品
    • 2-8  (2020.07.09)ロドニー・キング事件、無罪判決のレスポンスとして
    • 2-9  (2020.07.11)ニック・ケイヴ バイオグラフィー
  • 3 ■展覧会「Until」について 
    • 3-1  大規模個展「Until」
    • 3-2  「Until」について
    • 3-3  《回転する森》は「Until」の一部
  • 4 ■展覧会「Until」構成要素・展示概要
    • 4-1  天国の雲 Crystal Cloudscape
    • 4-2  スピナー 
    • 4-3   ビーズクリフウォール
    • 4-5  コミュニティーフォーラム
  • 5 ■Untilの由来 「無罪が証明されるまで無罪」
    • 5-1  「疑わしきは罰せず」
    • 5-2  推定無罪(wikiphedhiaより)
    • 5-3  無罪推定の誤用「無実が証明されるまで有罪」
    • 5-4  一般的には、運用されない現実
  • 6 ■人種差別の歴史ー芝生の旗手
    • 6-1  クリスタルクラウドスケープの17人芝生の騎手
    • 6-2  レトロなチョッチケの中の「芝生の騎手」 
    • 6-3  プライベートガーデンの鋳徹の芝生の騎手
    • 6-4   10,000以上のクリスタルの中の芝生の騎手
    • 6-5  天国にも人種差別はありますか?
    • 6-6  雲の上のジョッコ  芝生の騎手
    • 6-7 庭の装飾品ジョッコ 歴史的意味
    • 6-8 ジョッコとは? 芝生の騎手とは? 庭の装飾品ジョッコ 歴史的意味
    • 6-9  「ジョッコ」=芝生の騎手=ローンジョッキーの歴史
  • 7 銃社会について
    • 7-1 すべての銃、パート1
    • 7-2  すべての銃、パート2:すべてテキサス版
    • 7-3  たとえアートであっても、UHには銃はありません。8月まで。
    • 7-4  One Get One Gunsを購入する:Yes Menが再び登場
  • ■開催を前に・・・
  • ■関連
  • ■補足 

 

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■ヨコトリ2020:ニック・ケイブ《回転する森》鑑賞メモ

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ヨコトリ2020の開催が決定し会期は2020年7月17日(金)~10月11日(日)まで。新型コロナ対策で2週間、開催を延期し、記者会見もオンラインで行いYouTube配信されました。会見で見どころ作品について解説がありました。興味を持った作品について紹介します。

 

  • 1■オンライン記者会見で作品紹介 (2020.06.22)
    • 1-1  会見内容
    • 1-2  開催の意義
    • 1-3  見どころ 紹介作品
    • 1-4  展覧会の楽しみ方
  • 2■ニック・ケイヴ:《回転する森》(2020.06.13)
  • 3■写真情報から考える(2020.06.13)
    • 3-1  写真によって受け取る情報量が違う
    • 3-2  作家・作品情報のない写真だけで何がみえる?
    • 3-3  流れていく写真をどう捉える?
    • 3-4  どんな独学をする?
    • 3-5  独学の個人差への対応は?
    • 3-6  調べても情報がない!
    • 3-7  情報に頼らず、どこまで見ることができる?
  • 4■作品情報探し(2020.06.13)
    • 4-1   アーティスト情報 WEBサイトから強拡大で見る
      • 〇拡大してみることで広がる世界
      • 〇写真の中を立体的に散策
    • 4-2  作品解説リスト(PDF)をパソコン vs プリントで見る
    • 4-3  別角度からの写真探し 
    • 4-4  他会場の写真探し 
  • 5■プロフィール情報から(2020.06.13)
    • 5-1  作家・作品紹介WEBのプロフから 
    • 5-2  タイトル:《回転する森》から
    • 5-3 白がメインのカラーの中に 
    • 5-4 床に置かれた鏡が意味するものは
    • 5-5  鮮やかな色彩と豊かな装飾性 
  • 6■吊るされた装飾を拡大して見えるもの(2020.06.13)
    • 6-1  生命の根源  
    • 6-2  生命が持つエネルギー 生きるための効率的な形状
    • 6-3  森と水
    • 6-4  バランスの崩れ
    • 6-5  銃社会・・・ 黒人と銃 
    • 6-5  共生 大地のつながり Shake hand
  • 7■オンライン記者会の作品解説から(2020.06.22)
    • 7-1  モチーフはガーデンスピナー(2020.06.22)
    • 7-2  螺旋・回転・エネルギー(2020.06.23)
    • 7-3  螺旋の形をしたスピナー(2020.06.23)
  • 8■作品を理解するにあたって感じたこと(2020.07.01)
    • 8-1  ソースに無意識に収束させている
    • 8-2  英語で「作品名」「作家名」を検索 広がる世界
    • 8-3  動画までみつかる
  • 9■開催に向けて(2020.07.02)
  • 10■「エピソードX(エックス)」を開始(2020.07.03)
  • ■関連
  • ■補足

 

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■ルオーは好きですか? それとも嫌い? 日本人と個人の受容の変遷

ルオーは日本人にとても人気と評判です。その一方で、苦手という声も耳にします。日本人に人気と言われる一方、個人的には受容するのに時間を要しました。ルオーに対する個人的な受け止め方の変遷をまとめました。

 

  • ■ルオーとの出会い(2016.10)
    • 〇タダでもいらないルオーの一筆箋プレゼント企画 (2016.10.13)
  • ■1回目:初めてのルオーは「マティスとルオー」展(2017.02)
    • 〇日本人のルオー好き(2017.02.10)
    • 〇ルオーを見る前の印象
    • 〇初めて見たルオーの印象
  • ■2回目:気になる色の組み合わせ、見え方の違い(2017.10~11)
    • 〇妙に目をひく色の組み合わせ(2017.10.16)
    • 〇照明により浮き立つ赤(2017.10.16)
    • 〇色の重なりが放つ光(2017.11.10)
    • 〇人と見る面白さ(2017.11.10)
    • 〇暗闇から見えるものが違う(2016.11.16)
    • 〇色が持つパッション
  • ■3回目:削って、重ねた色の妙を知る(2018.09.26)
    • 〇なぜか気になりだしてきたルオー 
    • 〇難解なタイトルと見出し
    • 〇厚塗りにより深まっていく色
    • 〇厚塗りの技法の変化
    • 〇「重ねる、削る、薄くする」技法
    • ユートピアがもたらす光
    • 〇ルオーの色の秘密
      • 【参考】技法の変化と作品
  • ■4回目:日本とルオーの関連性 (2020.06)
    • 〇ルオーの黒線と水墨画
    • 〇ルオーの透明性
    • 〇色から感じる透明性
    • 〇日本人に訴えるもの
    • 〇ルオーの宗教性の根本は祈り
    • 〇文化人の受容
    • 〇暗闇の経験が、光を見つけ出す
  • ■ルオーの色、光、祈り 
    • 〇一つの展覧会を何回も見る効果
    • 〇理屈ではない色と光
    • 〇ルオーの精神性
  • 【参考】日本のルオーの受容
    • 〇1953年 東博で行われたルオー展 
    • 〇文化人から知識人 一般へ
    • 〇参考資料
  • ■補足

 

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■ルオーと日本展 響き合う芸術と魂 - 交流の百年

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パナソニック留美術館の「ルオーと日本」が6月5日より6月23日まで開催。一か月を切る期間ですが、近代から今まで日本人がいかにルオーを受け入れ影響を受けたかを紐解く展覧会。日本をキーワードにルオーの新たな側面と出会えます。

インターネットミュージアムに、レポートしました。御覧いたけましたら幸いです。

パナソニック汐留美術館「ルオーと日本展 響き合う芸術と魂ー交流の百年」 | レポート | アイエム[インターネットミュージアム]

記事内では、ルオーが日本から受けた痕跡をさぐることに重きを置きました。

以下、記事で紹介できなかった補足や、感想などをご紹介します。

 

  • ■展覧会のコンセプト
  • ■苦手意識も多いルオー
  • ■ルオーと日本の相互発見
    • 〇日本におけるルオーの受容
    • 〇太く黒い縁線は何?
    • 〇ルオーの中に見える日本
    • 〇日本の影響をルオーは受けていた?
    • 〇ルオーと水墨画の類似性
  • ■コレクター福島繁太郎とルオー
    • 〇ルオーが福島繁太郎のもとへ
    • 〇ルオーが描いた武者絵の秘密
    • 〇福島とルオーの交流と、日本への橋渡し
  • ■ルオーと宗教画
    • 〇ルオーの宗教画は、キリスト教美術ではない?
    • 〇信仰を超えるもの
    • 〇ルオーの透明性
  • ■ルオーが放つ光は、今も生きる
    • 〇日本人をとらえる精神性
    • 〇闇からの救い
    • 〇現代作家が引き継いだルオーの光
    • 〇闇の中でみつける光

 

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