コロコロのアート 見て歩記&調べ歩記

美術鑑賞を通して感じたこと、考えたこと、調べたことを、過去と繋げて追記したりして変化を楽しむブログ 一枚の絵を深堀したり・・・ 

■思考:南方熊楠から心に浮かぶよしなしごとを‥‥(自分用メモ)

科博で行われている「南方熊楠展-100年早かった智の人-」を見て、いろいろ心に浮かんでくるとりとめのないことを、メモしておきます。

 

  • ■藝大のプロジェクト
  • ■美術と自然 
  • ■学びにおいて大事な「教科」は何?
  • ■美術の世界と科学の世界の違い 
  • ■美術論文には結論がない?
    • 菱田春草の制作順序論争
    • 〇五十三次の蒲原に雪が降っているのはなぜ?
    • 〇御舟の重曹を使った技法のひび割れ
  • ■美術と科学は違う 
    • 〇『医師アタマ』という書籍から見えたこと
    • 〇学問体系による思考の違い
    • 〇国吉展でみえてきたこと
    • 〇美術の世界への疑問
    • 〇意味の交換
    • 〇美術界も科学論文みたいに書けばいいのに
  • ■それぞれの世界がある
    • 〇科学の世界に足りないもの
    • 〇科学者で人文系を語ることが出来る人はいる
    • 〇美術の世界から科学を語れる人は?
  • ■感情を動かせば人は動く
  • ■相手を知るためには、相手の立場を知る
  • ■関連
  • ■脚注

 

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■南方熊楠 100年早かった智の人(和漢三才図絵)

インターネットミュージアムにて「南方熊楠 100年早かった智の人」のエリアレポートが掲載されました。ご覧いただけましたら幸いです。 

 

www.museum.or.jp

上記のレポートで紹介できなかった部分を、紹介します。南方熊楠のすごさに、改めて感じさせられました。

 

  • ■和漢三才図絵
    • 〇原本
    • 〇模写 拡大
    • 〇模写全体 
  • 本草網目
    • 〇原本
    • 〇模写 拡大
    • 本草網目 抜書
  • ■書くということに対するエネルギー
    • 〇田辺時代の抜書
    • 〇日記
    • 〇手紙
    • 〇ノート
  • ■熊楠が学んだ本
  • ■感想
  • ■関連

 

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■博物館に初もうで:小っちゃな 小っちゃな 子犬探し

 2018 東博で15回を迎えるという「博物館に初もうで」では、戌年にちなみ、様々な形の犬をモチーフにした作品が勢ぞろい。そんな中で、こんな小さな犬を、テーマにしちゃったの? と思われた作品を紹介します。ウォーリーを探せならぬ、東博「チビ犬を探せ!」です。 

 

  • ■中国絵画の中に見る小さな犬の表現
    • 〇15世紀(明朝時代)《山水図》
    • 〇1672年(江戸時代)《北楼及び演劇図巻》 菱川師宣
    • 〇18世紀(朝鮮時代)《桃花源図》
    • 〇1824年(文政7年)《竹犬図》 西山養之(模本)
  • ■応挙風 かわいい子犬
    • 〇1784年(天明4年)《朝顔図狗子図杉戸》 円山応挙
    • 〇18世紀(江戸時代)《水仙に群狗》 礒田湖龍斎
    • 〇18世紀(江戸時代)《狗子図》 円山応瑞
    • 〇1794年(寛政6年)《群狗図》 義文(模本)
    • 〇19世紀(江戸時代)《薔薇に狗子》 歌川広重
    • 〇19世紀(明治時代)《土筆に犬》 竹内栖鳳
    • 〇19世紀(明治時代)《狗子》 三島蕉窓
    • 〇19世紀(明治時代)《狗子》 柴田是真
  • ■南頻画風? 
    • 〇1824年(文政7年)《竹犬図》 西山養之(模本)
    • 1840年天保11年)《犬図》 安部養年(模写)
  • 博物学的な犬の形態? 
    • 〇17~18世紀(江戸)《狗子図》 狩野常信 (模本) 
    • 〇19世紀(江戸~明治)《狆》(博物館獣譜)博物局編
    • 〇19世紀《犬形置物》 ドイツドレスデン 
  • ■科博 日本館にて 犬の語源について
  • ■2018 東博 「博物館に初もうで」のテーマ

 

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■Cafe 1894:三菱一号館美術館のカフェで、作品展特別メニューを味わう  

Sheageという上記のようなwebマガジンがあります。今度、そちらで記事を書くことになりました。最初の記事は、最近注目されているミュージアムCafe、その中からロートレック展が行われている、三菱一号館美術館の「Cafe 1894」をとりあげました。

 

ご覧いただけましたら幸いです。

 

リフラフィックロートレック展は、1月8日までとなり、会期は1週間を切りました。展覧会のタイアップメニューも1月8日までです。ランチメニュー C'est Paris[セ・パリ]について記事で紹介できなかった部分について補足をしたいと思います。

 

  • ■ C'est Paris[セ・パリ]
    • 〇前菜
    • 〇<メイン> 
    • 〇その他
  • ■感想

 

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■2017 展覧会 ベスト10

2017年の美術展 行ってよかったベスト10を選んでみました。

順位を決めるのってなかなか難しいので、何を基準に選ぶかを、自分なりのポイントを絞ってみることにしました。

 

美術鑑賞の面白さは、新たな知識や視点をもたらしてくれたり、全く違う何かとつながっていく面白さだと感じています。あるいは、長い間、理解できなかったことがやっと理解できたという満足感だったり・・・・ 

 

ということで、見る前と見た後、自分の中の変化が大きかったこと。その後の鑑賞に大きな影響をもたらしてくれたということをポイントに、リストアップしてみました。

 

  • ■1.海北友松展
  • ■2.天下を治めた絵師 狩野元信展
  • ■3.国宝展
  • ■4.ミュシャ
  • ■5.あこがれの明清絵画
  • ■6.びょうぶとあそぶ
  • ■7.特別展「茶の湯
  • ■8.かおりを飾る~ 珠玉の香合・香炉展
  • ■9.名刀礼賛-もののふたちの美学 
  • ■10 ジャコメッティ
  • □ラスコー展
  • □挿絵本の楽しみ
  • □浅井忠の京都遺産
  • □デザインの解剖展
  • 南方熊楠 100年早かった智の人
  • □典雅と奇想―明末清初の中国名画展
  • ■後記

 

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