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コロコロのアート 見て歩記&調べ歩記

美術鑑賞を通して感じたこと、考えたこと、調べたことを、過去と繋げて追記したりして変化を楽しむブログ 一枚の絵を深堀したり・・・ 

■ポーラ美術館:高速バス 雪で立往生 あわや乙女峠に缶詰?!

昨日、ポーラ美術館「第5回 ギャラリートーク駅伝」が行われました。箱根駅伝になぞらえて6名の学芸員が実際にタスキを受け渡しながら、館内の作品解説でつなぐというイベントに参加しました。

ところが途中から大雪となり、あわや乙女峠に缶詰状態になるかという事態になってしまいました。箱根という立地で雪に見舞われた時の注意など経験してわかったことを紹介します。

 

 

  

■交通手段

ポーラ美術館へのルートは、「車」「電車」「高速バス」ですが、都内からは、「新宿ー仙郷楼」の高速バスが比較的便利(1900円)です。その他に「羽田ー仙郷楼前」というルートもあり、横浜から乗車できるルートがあります。(1850円)本数は少ないですが、横浜駅からJRを使って小田原に出てバスを利用する方にはとても便利な路線です。今回はこちらの高速バスを利用しました。

 

羽田線(羽田・横浜-御殿場・箱根)|小田急箱根高速バス

【始発利用】  

  横浜駅 :8:35ーーーーー仙郷楼前:10:34

  仙郷楼前:10:37ーーーーポーラ美術館:10:40

 

ポーラ美術館開館時間   9:00

ギャラリートーク駅伝開始 10:00

一番聞聞きたかった第1区のモネには間に合いませんが、2区の途中から参加予定。

 

ところが、順調な行程に、仙郷楼到着が10:00

10:07の施設めぐりバスに乗ることができ10:10には到着!

第一区のモネに急いで滑り込んで、最初から参加することができました~

こいつは春から縁起がいい!!!!  さらなるサプライズが・・・

全行程、完走者には図録のプレゼントがあったのです!

 

ところが・・・・

 

■まさかの雪!

午後3時頃だったでしょうか? 雪がかなり振ってきているので、「車でお越しの方は、帰宅するように」という館内アナウンスが流れました。車で訪れることも考えていたので、早く切り上げることなく最後まで参加できてほっとしました。午後から雨で、雪という予報もあったようですが、まあ、なんとかなるでしょう・・・・と思っていましたが、山の天気を甘くみてはいけません。


念のためポーラ美術館からのバスが動いているかどうかの確認をしたところ、観光施設めぐりバスなども、運行しているということだったので一安心。

 

 

小田急高速バス、「仙郷楼」の乗車から「箱根仙石案内所」へ変更

通常ですと「仙郷楼」から「羽田」方面に向かいますが、雪が深々と降りだしました。「仙郷楼」のバスを待つあたりというのは、屋根などがありません。冷え込みも厳しくなり雪も次第に強くなっています。来る時に見た「仙石案内所」が浮かび屋根もあるので、そこから乗ろうと思いました。

 

ポーラ美術館の駐車場の方に伺うと、「「仙石案内所」までは、ぐるっと回るので高速バスの時間が間に合うかどうかもあるので、バスの運転手さんに中で聞いて下さい」とのことでした。そして「バスの運転手さんはとてもやさしいですからと・・・

 

 

箱根登山鉄道 観光施設バスの見事な対応

ポーラ美術館の駐車場の案内の方の言葉のとおり、「仙石案内所」に行くかどうかを聞いただけだったのですが、そのあとどのバスに乗るかを聞いて下さり、バス時刻の連絡に問題ないかどうかを、時刻表をわざわざとりだして確認した上で、お返事されたことに大感激!

 

そして「仙郷楼」に到着した際には、ここから各方面に行くバスがいくつも出ているのですが、「何番のどこそこ行のバスは、道路のどちら側か」ということを丁寧に車内アナウンスされていました。

 

これって観光客にとってはとても助かります。下りたはいいものの、自分が向かう目的地のバスはどのバス停から出るのか・・・その確認に手間取ってしまうのでした。バスの乗客は私以外、みんなここで下り一人になりました。

 

高速バスで「仙郷楼案内所」と「仙郷楼」は一駅だったので、それほどの距離ではありませんでしたが、めぐりバスだと8分かかることがわりました。

 

 

幸いに、仙石原案内所からの高速バスは、17:45 だったので十分、間に合いました。今後、ポーラ美術館を高速バス利用する場合、連絡時間の余裕がある場合は、「仙石案内所前」を利用した方が、夏の暑い中、冬の寒い中、待つことがないのでよさそうです。(新宿方面の場合も・・・)

 

仙石案内所前に到着するまでに、運転手さんは、高速バスの運行状況を確認して下さっていて、「今は、通常どおり運行されていることは確認できていますが、このお天気なので、遅れる可能性がありますが・・・・」というフォローまで。

 

そして、下りる時には、仙石案内所の方向と、バスの乗り場の案内をしていただきました。微に入り細に入りの案内、助かります。

 

 

 

■仙石案内所は17:00まで

寒さをしのげると思った案内所だったのですが、残念ながら営業時間が、17:00まででした。残念! しかし屋根があるので、傘をささずにすみ、雪をしのぐことができるので、よしとしましょう。

 

 

■バス乗り場の確認をおこたらない

そこで安心しては、いけません。仙石案内所からは、いろいろな方面へのバスが出ています。バス停の乗り場があっているのかどうかの確認を・・・・  案内所前のバス停の時刻表を見ると、羽田方面の時刻が書かれていません。よ~く見ると乗り場がここ(1番)ではなく2番で、反対車線でした。そういえば、運転手さんもバス乗り場を、丁寧に案内していただいていたのでした。足元が悪くすべりそうでそれに気を取られてしまいすっかり、忘れていました。

 

過去に御殿場インターから高速バスに乗ろうとしたときに、同じようなことがありました。定刻までずっと待っていたのですが、どうも違うみたいという直感のようなものが働き、直前に気づいたということがありました。

 

 

乙女峠の罠

仙石案内所へは、ほぼ時間どおり、バスは到着しました。乗る時に、かなり遅れることが予想されるという説明がありました。「この付近は、まだシャーベット状の雪ですが、乙女峠のあたりがかなりひどく、車が動いていないらしい」とのこと。峠をぬければ、問題はないそう。

 

仙石案内所あたりでは、なんとかなりそう・・・という雪だったのですが、乙女峠のトンネルを抜けたとたん、車がストップ。身動きがとれない状況となってしまいました。雪もひどくなり、どんどん積もっていきます。車は、スリップしたり埋まったりで(?)、動けなくなってしまった車が車道をふさいでしまったようです。ニッチモサッチモいかない状態です。

 

30分ぐらいたった頃でしょうか?  反対車線は、除雪車がきて、除雪されそのあとを車が続いていきました。登ってくる車の往来はなくなりました。規制されているのでしょうか? しかし、時々、上に向かって登ってくる車があります。そして警察官がスコップを持ってやってきました。(スコップでは、どうにもならなさそうですが・・)そして、運転手さんが状況を確認したところ、上下線で、10数台、動けない状態となっているのでどうしようもない状況だとのこと。

 

どうしようもない・・・・と言われたって(笑)

 

最悪の状態。このまま、一晩、缶詰に?! 不安がよぎました。運転手さんによれば、それもありうるかも・・・と。レッカー車の出動は、こういう地域なので、行政が行うのだろうと思っていたのですが、コストがかかるのでそれはしないのだそう。持ち主が依頼しなければならず、中には、乗り捨ててそのまま帰ってしまった車もあるようだ・・・とのこと。以前、東名の秦野で30時間、拘束されてことがあったそうです。通常なら、事前に運行中止となるので、足止めとはならないようなのですが、今回は予測を超える雪だったとのことで、運行中止とはなりませんでした。

 

並んでいる車の中には、Uターンをして、峠を登ろうとした車がありました。ところが、チェーンやスタッドレスタイヤでないため、スリップして反対車線をふさぐという状況になってしまいました。車内から人が出てきて押してもだめで、回りの車の人も出てきて協力をして、なんとか動ごかし、もとの状態に・・・・

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↑ なんとか、元の車線にもどりつつある状態に・・・

 

 

■まとめ:雪を甘くみない 日ごろからの準備と早い対応 

箱根は都心からのアクセスもよく手軽にいける観光地として人気の場所。車で訪れ、突然の雪に見舞われると慣れていないため、混乱を招くような行動をとって、拍車をかけてしまうという状況を目の当たりにしました。こういう時は動かず、じっと我慢・・・が基本なんだと思いました。

バスの運転手さんによると、同じ系列のバスは無線でつながっているので、周囲の交通状況は随時情報が入ってきます。戻って行こうとする車に、「戻ったとしても、箱根新道も同様の状態なので同じこと」 スタッドレスタイヤを着用していても、状況が悪くなれば、途中でスリップして動けなくなる可能性もあると話されていました。実際に箱根新道は交通規制がかかっていました。

また箱根観光はレンタカーを借りている人たちも多く、雪のことなどほとんど考えていません。もしもの場合の対応も知らず、いきあたりばったりの行動をしてしまいがち。冷静な判断と対応が必要なのだと思いました。

 

そして、雪の恐れがあるアナウンスがあった時は、早め早めの行動をすること。今回の場合についていえば、美術館から出ているバスが動いていたとしても、その先のバスの運行のことも考えないといけないということでした。バスは、天気予報をもとに運行計画が立てられているようですが、今回は、予報を超える状況だったそうで、対応が難しいということがわかりました。

 

今年は11月にも突然の雪などがあり、思わぬ大雪に見舞れました。この時は、事前に運休という対策がとられていたそうです。温暖化の影響で、大雪が増えているとも言われています。箱根という立地にある美術館いざという時のことも考えて、チェーンやスタッドレスタイヤの着用など雪対策も考えておくと、難を逃れることができます。

 

 

◇高速バスは予約して乗車

高速バスは、前日までの予約が基本で、当日は席があれば、乗車することができます。羽田線は、飛行機に乗る人たちも乗車します。羽田下車の方につては、事前に遅れる可能性があることを、電話などで連絡して、別ルートへの案内をされていたそうです。今回は、予約せずに乗車をしましたが、いざという時などは、事前予約をして連絡先を伝えておくなどしておくと、対応ができます。

 

そういえば、以前、札幌観光をしていて飛行機で帰るという予定の時も、積雪が予想され、飛行機がストップの可能性があるので、前の便に搭乗するようにというお知らせが時計台などを観光しているときに案内がありました。施設が発するインフォメーションなどにも注意をしておく必要があります。