三菱を創業し、初代社長をつとめた岩崎彌太郎に続き、彌之助、久彌、小彌太と4代にわたる社長らが集めた文化財。静嘉堂と東洋文庫に収蔵された国宝12点、重要文化財31点等、貴重な作品群100点余りを展示。三菱創業150周年記念の展覧会です。
ブロガー内覧にて *写真は許可の元撮影
- ■国宝の展示について
- ■作品みどころガイドや国宝年表が便利
- ■展示構成
- ■国宝と再会して
- ■展覧会概要
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静嘉堂文庫美術館の「展示ギャラリー」が2022年、丸の内に移転します。移転前、最後の展覧会「旅立ちの美術」が行われました。前期に国宝7点すべてを展示。中でもひときわ輝きを放つ《曜変天目》。世田谷岡本の地では見納めです。
写真は絵葉書より
静嘉堂文庫美術館の河野元昭館長は、常々「所蔵品は所蔵館で、地酒はその土地で」とおっしゃっています。美術館への続くアプローチのサインとしても利用されている静嘉堂の至宝《曜変天目茶碗》
この場所での姿を、最後しっかり目に焼きつけておこうと最終日に訪れました。「旅立ちの美術」で曜変天目を見たのは3回になります。
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神奈川県立歴史博物館で「錦絵にみる明治時代」が前期、後期に分けて開催中です。明治時代の様々な世相が描かれていますが、「内国勧業博覧会」に着目し、錦絵の中ではどのように描かれたかを探ってみました。
今回の展覧会は、撮影可能です。最近は撮影可能な美術館・博物館が増えています。次第に自分の中に、いくつか撮影テーマが出てきました。その一つが「内国勧業博覧会」です。
東博、科博の常設展は、以前から撮影が可能でした。これまで「内国勧業博覧会」に関する展示資料の写真を集め、時折まとめていました。また折々で開催される展覧会の中で「内国勧業博覧会」が取り上げられていると、すり合わせをしました。今回、神奈川県立歴史博物館の「錦絵に見る明治時代」でも、第1回~第3回の「内国勧業博覧会」の錦絵が展示されています。内国勧業博覧会に焦点を絞り、過去に撮影した写真と合わせて並べてみます。
下のパネルは、第1回内国勧業博覧会が開催された現上野公園一帯のパネルです。上野駅がリニューアルされる前、公園口あたりの一画に設置されていました。
*上野公園にて撮影(17.09.12)
さまざまな形で切り取られ描かれた「内国勧業博覧会」。そこに描かれていた場所は、今につながっています。それらを集めて眺めてみたら、何か新な側面が見えてくるのではないかと期待して・・・
*見出しのタイトル「作品名」の数字は作品番号。(後)は後期展示
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静嘉堂文庫美術館が丸の内に移転します。 豊かな自然に囲まれた美術館。移転後も庭を見学することは可能だそうです。岩崎家の歴史とともに歩んだ庭、静嘉堂文庫美術館の歴史と合わせてじっくり散策してみてはいかがでしょうか?
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みらい美術館で行われている「究極のガラス芸術「エミール・ガレ展」 今回の目玉作品は「フランスの薔薇」大壺です。じっくり見ると様々な魅力が浮かび上がります。学芸員ならではの見どころをじっくり解説していただきました。
「フランスの薔薇」大壺 1902年
下記の記事で、エミール・ガレ(以下ガレ)の生前作品や工房作品の見どころをご紹介しました。
今回の展覧会の真打ともいえる「フランスの薔薇」大壺の超絶技巧は、ただ見ているだけでは、その真価はわかりにくいかもしれません。驚愕のテクニック満載です。見れば見るほど、じわじわと魅力が滲み出してきます。展示する側も、いろいろな技を駆使してより魅力を引き出そうとしています。みらい美術館学芸員、野依良之氏に引き続きお話を伺いました。
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