コロコロのアート 見て歩記&調べ歩記

美術鑑賞を通して感じたこと、考えたこと、調べたことを、過去と繋げて追記したりして変化を楽しむブログ 一枚の絵を深堀したり・・・ 

■顔真卿:日本への影響や宋時代以降の影響について覚書

大盛況のうちに終えた「顔真卿展」 顔真卿を軸にした中国の書の流れを把握したあとは、第2会場に展示されていた、日本への影響や、中国の宋時代以降へのつながりについて心に浮かんでいたことを忘れないようメモ。

  

  • ■第4章 日本における唐時代の書の受容
    • 〇三筆の紹介
  • 空海といえば… 
    • 〇「仁和寺と御室派のみほとけ」の空海《三十帖冊子》
  • 顔真卿展でみた空海
    • 〇同じ人が書いても違う
    • 空海の文字が美しいと思わない人もいる
    • 〇下書きとして書く文字もある
    • 〇諺の意味は、違うのかもとさえ思ってましたが
  • ■自叙帖
    • 〇酒を飲みながら書いた書
    • 〇解説の「的を得る」から
  • ■草書五言律誌軸  
    • 〇うまいだけではない?
  • ■歴史はくりかえされる
  • ■感想・雑感

 

続きを読む

■顔真卿:《祭姪文稿》 何が理解できていないのか?

連日の行列待ち時間が伝えられている顔真卿展の《祭姪文稿》。それはいかなるものなのか。その前に、顔真卿とは? そして顔真卿に至る中国の書の歴史とは? をざっくりと頭に入れつつ、何が理解できていなかったかのかを覚書。

 

  • 顔真卿について
  • ■歴史の背景
    • 南北朝時代・・・・(439~589)
    • 〇隋時代・・・・・・ (581~618)
    • 東晋時代・・・・・(317~420)
    • 〇唐時代・・・・・・・(618~907) 
    • 〇宋時代以降
  • ■祭姪文稿
    • 安史の乱について
    • 〇どう表現をしたのか
    • 〇情報収集
    • 〇いざ、鑑賞
    • 〇思ったよりきれい
    • 〇率直な感想
    • 〇解説ガイダンスの音声の現代語訳と本文を照らして
  •  ■ハンコがいっぱい いろんな字が混在している謎
    • 〇ペタペタハンコがいっぱいの書の謎
    • 〇押す位置に決まりはある?
    • 〇筆跡がいろいろ
    • 〇所有者の寄せ書き
    • 〇跋文(ばつぶん)という中国の文化
    • 乾隆帝のハンコ
    • 玄宗皇帝と楊貴妃
  • ■感想 雑感
    • 〇本物を見て何が残ったのか
    • 〇人の感想からよびおこされる
    • 〇意識せずに見ていることがある
    • 〇時代に合わない違和感は?
    • 〇わからないと思っていても何かを感じてはいる
    • 〇本物を見ることについて
  • ■祭姪文稿関連 
  • 顔真卿展関連 
  • ■書家の方のレポート
  • ■話題
  • ■脚注・補足・メモ

 

続きを読む

■顔真卿:書体の変遷と《紀泰山銘》の謎

東京国立博物館にて顔真卿 王羲之を超えた名筆」が開催され、予想を上回る来場者が押し寄せています。書はよくわからない… 「わからない」超初心者が書を見て、なるほどと思ったことや、感じたことなどをとりとめなく覚え書き。

 

  • ■書体の変遷
    • 〇書体の歴史
    • 〇隷書って何?
    • 〇楷書は、明朝体の元 
    • 〇「蚕頭燕尾」という書き方
    • 〇草書のあとに楷書
    • 〇篆書は象形文字
    • 〇漢字とアルファベットの成り立ちの違い
  • ■《紀泰山銘》
    • 〇どんな場所にあるのか
    • 〇今は、文字が金に その理由
    • 〇大観って、あの大観?
    • 〇どうやって拓本をとった?
    • 〇どうやって彫るの?
    • 〇どんな紙?
    • 〇あとどれくらい残ってる?

 

続きを読む

■顔真卿:伸びる長蛇の列 混雑対策のヒント

東京国立博物館にて顔真卿 王羲之を超えた名筆」が開催。閉幕(2/24まで)が近づくにつれ、日に日に来館者が増え、待ち時間も伸びているようです。入館待ちが60分を超え、さらに話題の作品《祭姪文稿》を見るには、130分という日があるほどの盛況ぶり。

閉幕前の週の金曜日、2月15日に訪れた時の様子を紹介しつつ、混雑回避のヒントになれば・・・・

 

  • ■最終週 前の金曜日の状況
    • 〇17時頃混雑緩和し18時に増加
    • 〇あきらめる人も多い?
    • 〇閉館間際の第一会場は、ほぼ貸し切り状態
  •  ■鑑賞順序はどう見る? メリット デメリット
    • 〇通して見て、構成を見て、人物の歴史を見る
    • 〇ざっくり見て、何がわかっていないかを理解する
    • 〇章構成を把握
    • 〇サイトの解説を一章ずつ分けて見ながら鑑賞
    • 〇最後に最初から通しで
  • ■予習をどうするか
    • 〇こんな情報も!
  • ■《祭姪文稿》待ち時間の過ごし方 
    • 〇現代語訳を眺めておく
    • 〇壁面の情報を見る
  • ■どこを見たらよいのでしょうか?
  • ■オーラは感じることができるのか?
    • 〇30秒でオーラ?
    • 〇入念な予習が必要
    • 〇歴史や背景もわからず、まっさらな状態で見たら?
    • 〇ぜひ、現代語訳と文字を対応させておこう
  • ■本物を見ることに意味がきっとある
  • ■書とのかかわり

 

続きを読む

■江戸の園芸熱:前期・後期の楽しみ方

たばこと塩の博物館で行われている、「江戸の園芸熱 浮世絵に見る庶民の草花愛」のレポートがインターネットミュージアムにアップされました。様々な花が紹介されていますがにスポットをあてています。

 ⇒たばこと塩の博物館「江戸の園芸熱」 | インターネットミュージアム

 

上記でご紹介できなかった部分や補足を追加しました。

*写真の掲載は許可をいただいております。 

 

  • ■前期・後期で大幅展示替え! 
    • 〇比べてみよう所蔵の違う同じ作品
  • ■どんな違いがあるの? 
    • 〇こんな違いにも着目してみて!
  • ■関連:江戸の園芸熱レポート

 

続きを読む