コロコロのアート 見て歩記&調べ歩記

美術鑑賞を通して感じたこと、考えたこと、調べたことを、過去と繋げて追記したりして変化を楽しむブログ 一枚の絵を深堀したり・・・ 

■マルセル・デュシャンと日本美術:覚書メモ 

マルセル・デュシャンと日本美術」 頭に浮かぶよしなしごとのメモ

 

  • ■美術は美しいもの ⇒ 考えるもの
  • ■美はオリジナル 自作でないといけない? 
  •  ■アンデパンダン展出品 否決の状況
    • 〇否決の経緯
    • 〇どう伝えたのか
    • 〇真実はどこにあるのか?
    • 〇審査側の見解は?
    • 〇協会がメディアに声明を出す(図録p63)
  • ■そもそも便器を形にすることについて 
    • 〇世界のトイレ事情
    • 〇便器をデザインすることについて周りの感想 
    • 〇日本のトイレ事情
  • ■便器と茶碗の共通性?
    • 〇陶器という材質について
    • 〇便器の作り方  職人技
  • デュシャン展について キュレーターインタビュー
  • デュシャン展  メディア関連
    • 〇新聞 和と洋 文脈を超えた比較で問う
    • 〇10月12日東京新聞夕刊文化面「マルセル・デュシャンと日本美術展」
    • 〇なぜ《泉》ばかり
    • 〇 フィラデルフィア美術館館長へのインタビュー(追記:2018.12.16)
    • トークイベント 登壇者ブログ 
    • 〇文春オンライン
    • 〇 「と日本美術」を付け足して東博らしさを出したつもり……かな?
  • Twitterより
  • ■多様性を認める 
    • 〇言葉上は理解
    • 〇ある美術番組の反応
    • 〇どうしても結局最後は、自分よりに
    • 〇企画者は何を考えたのか
    • 〇アートの概念は明治時代から始まった
  • ■鑑賞法
  • ■本質メッセージ
  • ■アートをいかに学ぶ?
  • ■美とは何か
  • ■写真撮影のとらえ方
  •  ■(追記:2018.12.16)デュシャン展についてあれこれ
  • ■関連

 

続きを読む

■マルセル・デュシャンと日本美術:賛否両論の第2部 日本美術とデュシャン(備忘録)

マルセル・デュシャンと日本美術」デュシャンの生涯の活動を俯瞰して見ることができる1部に対して、日本美術と対比をさせた第2部への反応が、どうもよろしくない印象を受けます。第2部の日本美術とデュシャンについて考えたことをさみだれに記録。

 

  • ■第2部「デュシャンの向こうに日本がみえる。」の評判
  • ■問いに対する答えは?
    • 〇Q花入れと便器の共通点は?  
    • 〇利休の竹の花瓶の意味は?
    • 〇花入れはレディーメイド? オリジナル?
    • 〇アートは自分が思うように理解をすればいい
  • ■前提条件の提示
    • 〇「レディーメイド」に定義はある?
    • 〇利休作 竹一重切花入 銘 園城寺
    • 〇条件や場所が変われば捉え方も変わる
  • ■日本美術とデュシャンの関連性
    • デュシャンと日本美術の時代と影響 
    • 〇考えた先には同じ着眼点が
    • 〇捉え方はいろいろ
  • ■種明かしがされていた!
    • 〇答えはなかったという事実が!
    • 〇日本美術とデュシャンも関係がなかった!
    • 〇作品を見て感じることの基準ってなんだ?!
  • ■展覧会で何を展示するのか?
    • 〇意味の交換 
    • 〇考えることを喚起させるのは  
  • ■あなたの本質は?
    • 〇様々な方々の本質インタビュー
    • 〇本質てなんだ? と考えてみた
  • ■美術は考えるもの
    • 〇「美」とは何か? 美しくなければいけないの? 
    • 〇アートは、自分で作ったものじゃないといけないの?
    • 〇サインをすればアートなのか 
    • 〇美術鑑賞から考えていたこと
    • 〇歴史を知ってわかること
    • デュシャンの亡霊 
  • ■関連
  • ■脚注

 

続きを読む

■マルセル・デュシャンと日本美術:3回目の鑑賞で考えたこと、感じたこと、知りたくなったことなど(備忘録)

マルセル・デュシャンと日本美術のコンセプトは「考えること」 今回は、この展示を通して考えたことや、知りたくなったこと、調べたこと、過去の鑑賞とつながったことなどなるべく記録に留めておこうと思っています。3回目の再訪。展示のどこが気になるのか。作品のどこに注目したのか。鑑賞から何が見えてくるのか。また訪れたいと思った理由を紹介しつつ、そういう見方もあるのか…と参考になればおなぐさみ(笑)

*写真撮影は禁止作品以外は許可されています。 

  • ■新たな見どころがリリースされました
    • 〇秘密一杯の会場のデザイン
    • 〇もう一度、見て確かめる
    • 〇中央の壁の謎
    • 〇あえて狭く作品を密集した場所は 
    • 〇黒の展示台の黒楽茶碗の見え方や色彩に注目
    • 〇掛軸の見え方
  • ■ ゲートの写真の秘密
    • 〇意味ありげなアーチと写真の関係
    • 〇アーチ内の写真はデュシャンの成長物語
  • ■《泉》の表面の状態は?
    • 〇1917年当時 便器の表面は?
    • 〇現在の均一化された製品に慣れてしまうと昔の質感を知らない
    • 〇コピーはいつの時代のもの? 質感は?
    • 〇つくる基本工程は茶碗と同じ
    • 〇これは1950年のレプリカ
    • 〇オリジナルと展示のサイン比較 
  • ■《泉》の構造が撮影によって違って見えたのは 
  • ■日本美術の展示 「書という芸術」 本阿弥光悦
  • ■関連
  • ■脚注

 

続きを読む

■マルセル・デュシャンと日本美術:「見るんじゃない 考えるんだ」の足跡

マルセル・デュシャンと日本美術は、折り返し地点をすぎ、残すところ約半月。便器がアートと言った人。その心は・・・? この展覧会のコンセプトは、美術を通して考えるということ。「なぜ便器がアート?」考えたことを記録しておきます。

 【追記】(2018.11.17)《泉》の見え方や、展示のデザインや構成について追記

 

*写真撮影可の展示です

 

  • ■なぜ便器がアートなのか?
  • ■聖地からデュシャンがやってくる!
  • ■「見るんじゃない 考えるんだ」
  • ■花入れと便器の共通点は?
  • ■ なぜ便器がアートなの?
    • 〇デザインと美術品との関係? 
    • 〇「美術」と「デザイン」は違うらしい・・・・
    • 〇工業製品の中にみるわずかな違いをアート
    • 〇サインをすることで、これを選んだという印付け
    • 〇どうやってデュシャと読む?
    • 〇便器の構造が変・・・・
    • 〇配管の色は汚れ? 金メッキ?
    • 〇アートであるかどうかは自分で決める
  •  ■デュシャンについて少し調べてみた
    • 〇サインが読めなかったのは…
    • 〇ドレインの方向が変 構造、機能の辻褄があわない
  • ■便器は逆さま(⇒横置き)だった!
  • ■便器の形の変遷は?
    • 〇参考:日本のトイレの歴史
  • ■1917年 東洋陶器株式会社設立
  • ■お預け本『いちばんやさしい美術鑑賞』を読む
  • デュシャンの伝えたかったことは?
  • ■展示を見て思ったこと
    • 〇反射によるコピーについては?
    • 〇見る角度によって見え方が違う 
    • 〇便器の見る方向を変えた展示があった 
    • 〇【追記】(2018.11.17)十字の穴はどこに? ああ勘違い
    • 〇【追記】(2018.11.17)複製品とオリジナルは明らかに違う形状
    • 〇【追記】(2018.11.17)写真だけでは判断ができない
    • 〇【追記】(2018.11.17)各章の解説パネルの数字に注目
    • 〇【追記】(2018.11.17)展示のデザイン構成
    • 〇【追記】(2018.11.17)この窓は何? 
  • ■付記
  • ■関連記事・ブログ
  • ■関連
  • ■脚注

 

続きを読む

■生誕110年 東山魁夷展:東山ブルーの変遷&グッズ

 国民的風景画家と呼ばれた東山魁夷は、東山ブルーといわれる独特の「あお」を使ったことで知られています。東山魁夷が追い求めた青を集めてみました。時代を追ってその青はどのように変化してきたのか、魁夷の旅とともに追ってみます。

*写真の撮影は、主催者の許可を得て掲載しております。

 

  • ■東山ブルーを制作順に並べてみる
    • 〇40代で代表作《道》 東山ブルーの片鱗が見える?
      • ・1948年(昭和23年)40歳 《郷愁》
      • ・1950年(昭和25年)42歳 《道》
      • ・1953年(昭和28年)45歳 《たにま》
      • ・1960年(昭和35年)52歳 《青響》
    • 〇 古都を描いた青
      • ・1964-66年(昭和39-41年)56-58歳 《年暮る》《北山初雪》
    • 〇北欧の旅で描いた青 
      • ・1965年(昭和40年)57歳 《白夜光》
      • ・1967年(昭和42年)59歳 《月篁》
      • ・1968年(昭和43年)60歳 《雪の後》 
    • 〇北欧の旅で描いた青
    • 〇白馬のいる風景の青
      •  ・1972年(昭和47年)64歳 《草青む》 
      •  ・1972年(昭和47年)64歳 《水辺の窓》 ドイツ北部・オイティン
      •  ・1972年(昭和47年)64歳 《白馬の森》 
    •  〇唐招提寺障壁画の青
      • ・1975年(昭和50年)67歳 《濤声》
      • ・1975年(昭和50年)67歳 《山雲
    •  
    • 〇70代 心の中の風景の青
      • ・1982年(昭和57年)74歳 《緑響く》  長野県茅野市の御射鹿池
      • ・1981年(昭和56年)73歳 《熱唱》(左) フランス・パリ郊外・ソース公園
      • ・1982年(昭和57年)74歳 《春兆》(右) デンマークコペンハーゲン
      • ・1999年(平成11年)74歳 《夕星》 長野県長野市善光寺花岡霊園
  • ■グッズ
  • ■関連

 

続きを読む