コロコロのアート 見て歩記&調べ歩記

美術鑑賞を通して感じたこと、考えたこと、調べたことを、過去と繋げて追記したりして変化を楽しむブログ 一枚の絵を深堀したり・・・ 

■京博 国宝展:アクセスは? 貸切内覧会もあります 割引チケット

話題の国宝展開催までカウントダウンが始まっているようで、いろいろな書籍なども目白押し。よくわかりませんが貴重な機会らしいです。行く予定の方は、どんな行程を考えているでしょうか? 参考にした情報などを紹介します。

 

  • ■国宝展って?
  • ■混雑予測
  • ■貸切プラン登場
  • ■結局、シンプルなプランで
  • ■穴場の宿泊場所
    • 〇大津:びわ湖大津プリンス
    • 〇石山:ロイヤルオークスパ&ガーデン
  • ■国宝展 割引チケット
  • ■個人的なみどころポイント
  • ■関連

 

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■『ニッポンの国宝100』の付録 トラベルケースの使いこなし

『 週刊 ニッポンの国宝100』が巷では評判のようです。そして創刊号の付録もまたスグレモノという噂が! 付録本、花盛り。とうとう国宝シリーズにまで付録で釣る作戦に出たか?! 果たして本当に使える代物? 使いこなしを考えてみました。  

 

  • ■『ニッポンの国宝100』が話題
  • ■付録を使うってどうなん?
  • ■いろいろ使い方を考えました
    • 〇カード入れ部分 
    • 〇ファスナー部分は小銭入れに
    • 〇チケット部分 
    • 〇こんなものも入れます
    • 東博のアジアの旅パスポート
  • ■結論 
  • ■使いこなし例

 

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■浅井忠の京都遺産ー科学知識の重要性を唱えた中澤岩太と図案教育を担った浅井忠

泉屋博古館分館「浅井忠の京都遺産」が行われています。中澤岩太は旧態然とした伝統工芸から脱却し近代にふさわしい工芸を目指した京都帝国大学理工科大学教授。彼に声をかけられた浅井忠は図案化教授の道に進みました。工学博士、化学者だった中澤岩太の言葉を元に、美術における科学について、これまであれこれ思っていたことをまとめて覚書…

 

写真は美術館の許可をいただき、掲載しています。

 

  • ■中澤岩太について
    • 〇工学系大学の美術工芸
  • ■美術と科学
  • ■物質の特性を知れば、ティファニー曜変天目の原理と同じ
  • ■工芸品を科学で捉える
  • 釉薬研究
  • ■自然科学の目線 人文科学の目線  
  • ■関連 自分の作品の見方が見えてきた

 

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■浅井忠の京都遺産ー京都工芸繊維大学 美術工芸コレクション

浅井忠って誰? てっきり「あさいただし」かと思っていたら「あさいちゅう」なんですって! なんだか聞いたことある名前と思ったらそれは「荒井注」でした(笑) この人、美術界では有名な人なの? 何をした人? 聞いたことがありません。でも、解説に気になるキーワードがいくつかあったのでブロガー内覧会に申し込み参加させていただきました。

 

こちらに掲載した写真は、ブロガー内覧会にて撮影。美術館より撮影の許可をいただいております。また対比写真は、撮影許可美術館にて撮影したもの。ブログ掲載の許可を得ています(※印の写真)

 

  • ■明治を代表する洋画家らしいのですが・・・
  • ■図録がおすすめ
    • 〇これ一冊で網羅
    • 〇デザインに工夫がみられる図録
    • 黒田清輝と浅井忠
    • 〇主流派とその周辺の画家
  • ■本展示の概略 
    • 〇京都から「中澤岩田」がパリ博へ
    • 〇東京から「浅井忠」もパリ博へ
    • 〇「浅井忠」京都へ引き抜かれ学校の設立に寄与
    • 〇パリでの教材の収集
    • 〇図案教育と技巧の両輪で日本の独自性
  • ■先立つものを提供した住友春翠 
    • 〇《葆光彩磁珍果文花瓶》住友春翠が購入
  • ■興味を持ったキーワードがつながった!
  • ■別のつながりも・・・・
  • ■まとめ・感想
  • ■関連
  • ■脚注

 

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■生誕90年 加山又造展 ~生命の煌き  日本の美はデザインだった!

生誕90年 加山又造展~生命の煌めき|高島屋 2017年 2/22~3/6まで日本橋高島屋で行われていたのを見逃し、幸いに横浜高島屋で行われるとの情報を得ていたので楽しみにしていました。と言っても加山又造について知っていることは、山種美術館のエントランスに飾られている作品が、加山又造であるということだけなのですが・・・

 

▼陶板壁画 《千羽鶴》(1977年)

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出典:山種美術館(渋谷区) - 花歩る木

 

琳派に興味を持ち、これを見た時、俵屋宗達の《鶴下絵和歌巻》と似ているなぁ… こいう絵って日本人の心に響く感じがする。日本画のこと何にもわからないときだったけど、こんな絵、好きだな・・・・とわけもなく感じさせられていました。あれから1年半。その間、加山又造との出会いはありませんでした。やっと、初めて見た、この作品から抱いた感情がなんだったのかを知る機会になるかも・・・・

 

  •  ■加山又造っていつの時代の人?
  • ■美術におけるラスコー壁画の意味
  • ■2章 伝統の発見
    • 〇《花篝》(はなかがり)
    • 〇《紅白梅》
  • ■4章 伝統への回帰
    • 〇《夜桜》
    • 〇《龍図》1988年 光ミュージアム蔵
    • 〇水流表現のいろいろ
  • 宗達の水流表現と《風神雷神図》
  • ■まとめ・感想

 

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