コロコロのアート 見て歩記&調べ歩記

美術鑑賞を通して感じたこと、考えたこと、調べたことを、過去と繋げて追記したりして変化を楽しむブログ 一枚の絵を深堀したり・・・ 

■静嘉堂文庫美術館:おしゃべりトーク「洋風絵師の司馬江漢―本もたくさん書いたとさ」

静嘉堂文庫美術館で行われている「書物にみる海外交流の歴史」展の関連イベントして、好例「河野館長のおしゃべりトーク」が7月21日(日)に開催されました。タイトルは「洋風絵師の司馬江漢―本もたくさん書いたとさ」です。講座のメモというよりは、自分用の覚書メモです。

 

  • 司馬江漢ってどんな人?
  • ■これまで見聞きした司馬江漢は・・・
  • ■ざっくり江漢をつかむ
  • ■洋風絵師の司馬江漢
  • ■ベストテン 参考画像
  • ■これまでに見た司馬江漢
    • ○小田野尚武と秋田蘭画
    • ○リアル最大の奇抜 
  • ■脚注・補足

 

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■静嘉堂文庫美術館「書物にみる海外交流の歴史~本が開いた異国の扉~」

静嘉堂文庫美術館「書物にみる海外交流の歴史」が開催されています。文字ばかりの展示はちょっと苦手と思いがちですが、鎖国なら誰でも知っているはず。鎖国時代に書かれた「書物」にスポットをあてて、インターネットミュージアムにレポートしました。

 ⇒静嘉堂文庫美術館「書物にみる海外交流の歴史~本が開いた異国の扉

                      インターネットミュージアム

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書物や文字の展覧会というと、ちょっと敬遠してしまいがちです。しかし、展示品の中には、これまで教科書で見聞きした有名な本が展示されていたり、聞いたことはあるけども、見たことはないあの有名な書物は、こんな姿をしていたのかと、実物を目にできるチャンスです。「聞いただけ」と「見たことがある」には、大きな違いがあるはず。

その他にも、これまで見てきた展覧会の中で登場した人やものなどが関連しており、いろいろなつながりを感じさせられます。美術館に足を運ぶ人なら、自分が知っていることと何かしらの接点をみつけられるはず。

「聞いたことがある」「見たことがある」という「つながり」に注目して、調べたことやこれまで見てきた展覧会情報を加えながら、「鎖国」以外にも見どころを探してみました。

*画像は、許可を得て撮影しています 

  

  • ■「教科書で聞いたことがある」がいっぱい
  • ■聞いたことがある「人」や「もの」のつながり
  • ■関連する展覧会
  • ■いろいろなつながりをみつけてみよう
    • 〇リンネの分類の紹介
    • 〇江戸後期の博物学の時代、リンネの分類は知っていたのか?
    • シーボルトの人物相関図の中に伊藤圭介が
    • 〇小田野直武からの延長
    • 〇大英自然史博物館のリンネ
    • 〇断片の知識の統合
  • ■脚注・補足

 

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■クリスチャン・ボルタンスキー – Lifetime:国立新美術館(後編)

国立新美術館で行われている「クリスチャン・ボルタンスキー – Lifetime」を見て感じたことを、思うままに覚書。(後編)  

 

↓↓ 前編はこちら ↓↓  追記あり

 

  • ■《アニミタス》(白)
    • 〇《アニミタス》とは
    • 〇4つの《アニミタス》
    • 〇《アニミタス》 白
    • 〇実際に行くよりも知っていることが意味がある
    • 〇展覧会が神話になる?
  • ■《ミステリオス》 
    • 〇何を意味している作品?
    • 〇作品解説
    • 〇世界の起源って?
    • 〇鯨から起源を教わる
  • ■《白いモニュメントite,、来世》
  • ■《保存室(カナダ)》
  • ■《黄金の海》
  • ■《影》
  • ■《影(天使)》
  • ■《心臓音》
    • 〇過去に展示された心臓音
    • 〇人の存在は永遠ではない
    • 〇種明かし
    • 〇「匿名の誰か」vs「ボルタンスキー」
  • ■展覧会を見終えて
    • 〇「死」よりも「生」を感じた展示
    • 〇感受性が鈍い?
    • 〇作品は見る人の人生を映す鏡
    • 〇見てる方向が違うのかも
    • 〇痛みは生きている証
    • 〇作品は見る人がその人の体験を通して完成させる
  • ■記録をしておくこと(追記:2017.07.14)
    • 〇今、感じたこと、実は最初に感じてたり・・・
    • 椹木野衣氏の言葉
  • ■《ミステリオス》について沈思黙考
    • 〇(追記:2019.07.27)鯨は世界の起源を知る生き物
    • 〇(追記:2019.07.27)海は原始の海 生命のゆりかごを想起
    • 〇(追記:2019.08.01)鯨はいつ頃、どうしてここに?
    • 〇(追記:2019.08.01)パタゴニアと鯨の問題提起
    • 〇(追記:2019.08.02)パタゴニアに伝わる伝説 
    • 〇(追記:2019.08.05)作品はパタゴニアのどんな場所にある?
    • 〇(追記:2019.08.06)ストーリーのソース
    • 〇(追記:2019.08.06)作品に込める文脈について考える
    • 〇(追記:2019.08.06)ぶらぶら美術・博物館にて
    • 〇(追記:2019.08.11)地下1階の休憩コーナー 紹介映像
    • 〇(追記:2019.08.11)いのちのてざわり
  • ■関連
  • ■脚注 補足

 

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■クリスチャン・ボルタンスキー – Lifetime 国立新美術館(前編)

国立新美術館で「クリスチャン・ボルタンスキー – Lifetime」が行われています。ボルタンスキ―を全く知らない時に、豊島で作品を見たあと、庭園美術館の「ボルタンスキー アニミタス-さざめく亡霊たち」を見ました。今回で3回目。ボルタンスキーの捉え方がどう変化したのか、記録に残しておきたいと思います。

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  • ■ボルタンスキーを「知らずに見る」
  • ■ボルタンスキーを「知ってから見る」・・・生立ちや作品
  • ■咳をする男
    • 〇嫌悪感の伴う音の正体は?
    • 〇帰りに映像のブースを発見
    • 〇どうやって撮影しているのか
    • 〇ボルタンスキーの言いたいことは?
  • ■ざっくり全体を一周して思ったこと 
    • 〇大回顧展であること
    • 〇年代別作品
    • 〇知っているのは後半の作品
    • 〇作品の展示は、年代順ではない(追記:2019.07.04)
    • 〇マップを見ながら? それとも後から見る?(追記:2019.07.04)
  • ■理解できる作品の登場
    • 〇デジャブ感のある作品
    • 〇《発言する》
    • 〇《スピリット》
    • 〇《ぼた山》
    • 〇《幽霊の廊下》
    • 〇それぞれが何か分かってから考えたこと(追記:2019.07.05)
  • ■関連
    • 〇初めてボルタンスキーを見た人たち。先入観を持たずに見たら・・・・
    • 〇ボルタンスキーインタビュー
    • 〇評論・レポート
  • ■関連
  • ■脚注 補足 過去の感想

 

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■曜変天目:三椀同時展示コンプリート記事のまとめ

 奇跡ともいえる、国宝「曜変天目」の同時展示。最後まで展示していた奈良国立博物館の「藤田美術館展」も、いよいよ、6月9日までとなりました。三椀公開に関する記事をまとめました。また他にも3椀コンプリートされた方の記事を集めてみました。

 

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