美術鑑賞の楽しみ方はいろいろ。見方もその時々で変化してきました。いろいろな鑑賞方法を試みてきましたが、鑑賞を通して気づいたこと、知ったこと、受け止めたことを、ここに放り込んできました。平成から令和の時代の節目に振り返ってみます。
前出の記事で(⇒■左脳と右脳でたのしむ日本の美 会場での会話をヒントに 全体の感想)美術展をこんなふうに見た。こんな風に感じた。自分のものの見方は・・・ ということ書きながら、そう感じたのはいつ頃?何がきっかけ?と過去の記録を見返してました。
■美術の鑑賞方法
このブログを立ち上げたのは、美術鑑賞を通して、変化したことを記録することが目的でした。あとになって「あんなこと思っていたんだ」と振り返るのを楽しみにして・・・
「令和」へ変わった今、「平成」の時代に、何を感じながら鑑賞をしてきたのかちょとっと振り返ってみようと思います。
「わからない」が「わかる」ようになった瞬間。興味がなかったことに、興味が持てるようになったきっかけ。新らたなジャンルに興味を抱く時はどんな時?違う世界とリンクして面白くなる瞬間。
とらえ方が変化した最初の源泉がどんなところにあったのか?小さな変化の後ろにあったことを抜き出していきます。
個人の記録なので、助長しておりますが、悪しからず。はたからは、他人事ですが、鑑賞のヒントになることが、もしかしたらあるかもしれません(笑) 平成の年号で追っていきます。
- ■平成07年(1995.10):自分の意思で訪れた初めての展覧会は「人体」から
- ■平成14年(2002.08):感性って何だ?
- 〇物理学者が教えてくれた感性の磨き方
- 〇関連付けから融合させる
- ■平成17年(2005.08):ポーラ美術館の「印象派展」の中に「科学」を発見
- ■平成18年(2006~):「興味」をつなげた「関連」で鑑賞する
- ■平成18年(2006.09):「直島」で作品を「自由に見る」ことを悟る
- 〇的が外れすぎた解釈が面白い
- 〇専門家の言うように見なくてもいい 鑑賞は自由
- 〇専門家とは違う「自分だけの」見方を探そう!
- ■平成18年(2006.09):鑑賞は自分の「経験や知識を反映」している
- ■平成26年(2014.8):美術館の展示は、キュレーターの一つの見方を展示
- ■平成26年(2014.9):展覧会では何か一つ得ることがあればいい
- 〇興味のない展覧会にも行ってみる
- 〇何か一つ、自分の中にテーマがあれば行く価値あり
- ■平成26年(2014.9 ):美術展の情報には間違った情報もある
- ■平成27年(2015.05):「琳派400年」が転機となり美術鑑賞が深まる
- 〇情報を入れず見てから再度見るのが理想but入館料が阻む
- ■平成27年(2015.05):食べログ日記に「鑑賞記録」を始める
- ■平成27年(2015.10):「美術展だけ」を目的の「旅行」初体験
- ■平成27年(2015.10):「美術鑑賞」に「予備知識」は必要なのか?
- 〇美術館の回り方
- 〇予習できないジレンマ
- 〇読んだことは忘れて
- 〇事前の知識はいらない
- 〇知識を得ても、「リセットさせる技術」を身に着ける
- 〇「知識がないから見える」ことがある
- 〇「知識が邪魔」をすることも
- 〇「知識のない状態」と「先入観を一杯もって」「両方」で見る
- ■平成27年(2015.10):「ポイントを絞って」見る
- ■平成27年(2015.11):「対話式鑑賞」と出会う
- 〇対話式鑑賞への参加
- 〇知っている絵を知らないと想定してみる
- ■平成28年(2016.01):「ブロガー内覧会」 初参加
- ■平成28年(2016.03):「初めて見る体験」は一度限り
- ■平成28年(2016.01):デパート美術館の「パスポート」を購入 鑑賞の変化
- 〇ざっと見る
- 〇「わからなくてもいい」から「何度も」見る
- 〇「興味のない展覧会」が、自分の興味につながる
- ■平成28年(2016.01):幾つかの美術館のパスポートを同時併用の相乗効果
- ■平成29年(2016.12):はてなブログ開始
- ■平成29年(2017.08):美術と科学の世界の「本質」は違う?
- ■平成29年(2017.10):インターネットミュージアム エリアレポータ
- ■平成29年(2017.12):twitter開始
- ■振り返ってみて
- 〇疑問からスタートするのは、いつでもどこでもいっしょ
- 〇なぜ、自分はそう思うのかを考える
- 〇思考の流れ、受け止め方を客観的に見たい
- 〇みんな同じ、考え方をしていない!?
- 〇自分を相対化・客観視してみる
- 〇常に理由、根拠を求める性格
- 〇周りは自分と同じではないことに気づく
- 〇言葉の上では認める多様性 心の中は?
- ■参考
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