コロコロのアート 見て歩記&調べ歩記

美術鑑賞を通して感じたこと、考えたこと、調べたことを、過去と繋げて追記したりして変化を楽しむブログ 一枚の絵を深堀したり・・・ 

■美術鑑賞のコツ:見ていればわかるはホント?

美術鑑賞はむずかしい。わからない。でも、たくさん見れば、そのうちにわかってくる。美術館の中をブラブラ歩いているだけでも、自然に身につくと、前の記事で書きました。(⇒■美術鑑賞のコツ:美術館の年間パスを作って美術を理解しよう!)それってホントなのでしょうか? やはり、ただ見ているだじゃダメみたい。それを証明するブツがでてきました。

 

  • ■引き出しの中から出てきた、封筒の中身は・・・・ 
  • ■感性を身につけるための美術鑑賞
    • 〇デパートの招待券を利用
    • 〇(1992)福田平八郎展
  • ■記憶に残っていた展覧会
  • ■自分の意思で行ったと思われる展覧会
    • 〇(1991)世界のおもしろ絵本展
    • 〇(1993)大ベートーベン展
    • 〇(1993)シャガール版画展
    • 〇(1991)走り続ける第三舞台
  • ■これ見てたの?
    • 〇(1993年)大ヴァチカン展
    • 〇(1993年)ヨーロッパ風景画の流れ ラファエロからピサロまで
    • 〇最初の説明から理解ができない
  • ■目的なく見ていてもダメ
    • 〇ただ、見ているだけではダメ
    • 〇関連づけてみる
    • 〇自分の興味の延長で積極的に見る
    • 〇記録することの意味
    • 〇目的を持ってみる お土産を持って帰る 
    • 〇自分の成熟、キャパシティー、ステージがある
    • 〇つながり合う「知」 水脈は同じ
    • 〇興味あることを掘り下げる
  • ■知識か 感性か・・・・
    • 〇どちらでもいいし、両方を使いわける
    • 〇感性だけで見ていると、自ずと知識が必要になる
    • 〇「感性は知識」と理解してからの変化
    • 〇基礎は、様々な場面で必要になる
    • 〇いろいろな考え方に触れ試してみる
    • 〇バックグランドの差 
  • ■興味のない美術に興味を持つことはできる?
    • 〇興味がわくきっかけは何?
    • 〇自分と、作品や画家の間に「関連」をみつける
    • 〇興味が沸いたら見ればいい 
    • 〇いつになっても初心者の怪?
    • 〇「人ごと」から「自分のこと」へ

  

続きを読む

■美術鑑賞のコツ:美術館の年間パスを作って美術を理解しよう!

美術がよくわからないどうしたら理解ができるのか? そう思っている人は多いはず。いろいろな方法が紹介されていますが、私が試して一番、効果的だった方法。それはパスポートを手に入れてしまうことでした。

 

  • ■行列の美術展 でも、どう見たらいいの?
  • ■美術を理解する早道は、美術館の年間パスにあり!
  • ■美術館の年間パスを選ぶポイントは? 
  • ■美術館の年間パスの活用法
    • 〇メリット1 美術の基本ワードが身につく
    • 〇メリット2 気になった作品だけ見ればいい
    • 〇メリット3 興味のない美術展も見る習慣ができる
    • 〇メリット4 関心のない美術展の中に発見が!
    • 〇メリット5 同じ展覧会を何度も見ると違って見えてくる体験
  • ■ホームミュージアムを作ろう

 

続きを読む

■美術鑑賞の方法:感覚でみる? 知識で見る? 鑑賞の捉え方の変化

美術鑑賞の楽しみ方はいろいろ。見方もその時々で変化してきました。いろいろな鑑賞方法を試みてきましたが、鑑賞を通して気づいたこと、知ったこと、受け止めたことを、ここに放り込んできました。平成から令和の時代の節目に振り返ってみます。

f:id:korokoroblog:20190503171659p:plain

 

前出の記事で(⇒■左脳と右脳でたのしむ日本の美 会場での会話をヒントに 全体の感想)美術展をこんなふうに見た。こんな風に感じた。自分のものの見方は・・・ ということ書きながら、そう感じたのはいつ頃?何がきっかけ?と過去の記録を見返してました。

■美術の鑑賞方法

 

このブログを立ち上げたのは、美術鑑賞を通して、変化したことを記録することが目的でした。あとになって「あんなこと思っていたんだ」と振り返るのを楽しみにして・・・ 

「令和」へ変わった今、「平成」の時代に、何を感じながら鑑賞をしてきたのかちょとっと振り返ってみようと思います。

「わからない」が「わかる」ようになった瞬間。興味がなかったことに、興味が持てるようになったきっかけ。新らたなジャンルに興味を抱く時はどんな時?違う世界とリンクして面白くなる瞬間。

とらえ方が変化した最初の源泉がどんなところにあったのか?小さな変化の後ろにあったことを抜き出していきます。

個人の記録なので、助長しておりますが、悪しからず。はたからは、他人事ですが、鑑賞のヒントになることが、もしかしたらあるかもしれません(笑) 平成の年号で追っていきます。

 

  • ■平成07年(1995.10):自分の意思で訪れた初めての展覧会は「人体」から
  • ■平成14年(2002.08):感性って何だ?
    • 〇物理学者が教えてくれた感性の磨き方
    • 〇関連付けから融合させる
  • ■平成17年(2005.08):ポーラ美術館の「印象派展」の中に「科学」を発見
  • ■平成18年(2006~):「興味」をつなげた「関連」で鑑賞する
  • ■平成18年(2006.09):「直島」で作品を「自由に見る」ことを悟る 
    • 〇的が外れすぎた解釈が面白い
    • 〇専門家の言うように見なくてもいい 鑑賞は自由
    • 〇専門家とは違う「自分だけの」見方を探そう!
  • ■平成18年(2006.09):鑑賞は自分の「経験や知識を反映」している
    • 〇自分だけの受け止め方を模索しよう
  • 平成26年(2014.8):美術館の展示は、キュレーターの一つの見方を展示
  • 平成26年(2014.9):展覧会では何か一つ得ることがあればいい
    • 〇興味のない展覧会にも行ってみる
    • 〇何か一つ、自分の中にテーマがあれば行く価値あり
  • 平成26年(2014.9 ):美術展の情報には間違った情報もある
    • 〇美術展の解説の曖昧な表現
  • 平成27年(2015.05):「琳派400年」が転機となり美術鑑賞が深まる
    • 〇情報を入れず見てから再度見るのが理想but入館料が阻む
  • 平成27年(2015.05):食べログ日記に「鑑賞記録」を始める
  • 平成27年(2015.10):「美術展だけ」を目的の「旅行」初体験
  • 平成27年(2015.10):「美術鑑賞」に「予備知識」は必要なのか?
    • 〇美術館の回り方
    • 〇予習できないジレンマ
    • 〇読んだことは忘れて
    • 〇事前の知識はいらない
    • 〇知識を得ても、「リセットさせる技術」を身に着ける
    • 〇「知識がないから見える」ことがある
    • 〇「知識が邪魔」をすることも
    • 〇「知識のない状態」と「先入観を一杯もって」「両方」で見る
  • 平成27年(2015.10):「ポイントを絞って」見る
  • 平成27年(2015.11):「対話式鑑賞」と出会う
    • 〇対話式鑑賞への参加
    • 〇知っている絵を知らないと想定してみる 
  • 平成28年(2016.01):「ブロガー内覧会」 初参加
  • 平成28年(2016.03):「初めて見る体験」は一度限り
    • 〇はじめて見ることの重要性
  • 平成28年(2016.01):デパート美術館の「パスポート」を購入 鑑賞の変化
    • 〇ざっと見る
    • 〇「わからなくてもいい」から「何度も」見る
    • 〇「興味のない展覧会」が、自分の興味につながる 
  • 平成28年(2016.01):幾つかの美術館のパスポートを同時併用の相乗効果
  • ■平成29年(2016.12):はてなブログ開始
  • ■平成29年(2017.08):美術と科学の世界の「本質」は違う?
  • ■平成29年(2017.10):インターネットミュージアム エリアレポータ
  • ■平成29年(2017.12):twitter開始 
  • ■振り返ってみて
    • 〇疑問からスタートするのは、いつでもどこでもいっしょ
    • 〇なぜ、自分はそう思うのかを考える
    • 〇思考の流れ、受け止め方を客観的に見たい
    • 〇みんな同じ、考え方をしていない!?
    • 〇自分を相対化・客観視してみる
    • 〇常に理由、根拠を求める性格
    • 〇周りは自分と同じではないことに気づく
    • 〇言葉の上では認める多様性 心の中は? 
  • ■参考

 

続きを読む

■左脳と右脳でたのしむ日本の美 会場での会話をヒントに 全体の感想

 サントリー美術館「左脳と右脳でたのしむ日本の美」 会場で見ている人の会話が耳に入り、ハッとさせられた作品。なるほど~ そういう見方もあるのか・・・ そして、この展示について、見る前に思っていたこと。見てからの変化。

*ネタばれあり

 

  • ■これは何?  無印良品が美術館に?!
  • ■これは何の影? 
  • ■感想・雑感
    • 〇感動は単純なものではない
    • 〇浮かび上がった矛盾 
    • 〇右脳・左脳は似非科学
  • ■美術の鑑賞方法
    • 〇美術鑑賞の変化
    • 〇「知識か、感覚か」はどちらでもいい
    • 〇どんな知識で変化するか、意識的になる
    • 〇鑑賞に欠けているものを意識する
    • 〇西洋美術は知識が不可欠であることに気づく 
    • 〇何もわからなくてもいい そのあと一つ知識をつかむ
  • ■関連
  • ■参考書籍

 

続きを読む

■左脳と右脳でたのしむ日本の美 途中の吹き抜け空間は、論理派、直観派の融合地帯?

サントリー美術館「左脳と右脳でたのしむ日本の美」 「information」と「inspiration」を選んで散策しますが、4階~3階へ移動する途中の吹き抜けは、両方を兼ね備えた空間です。日本の四季を表した映像「uncovered skies」を傘を使って楽しみます。右脳的要素と左脳的要素の融合した空間ですが、その場所で私が見ていたものは・・・・

*ネタばれ注意

 

  • ■吹き抜けで行われていることは何? 
  • ■この映像の仕組みについて予想してみた
  • ■解説によれば
  • ■物の見方が顕著に表れた空間
  • ■最初に立ち止まり、撮影した場所がここ
  • ■参考
  • ■関連

 

続きを読む