コロコロのアート 見て歩記&調べ歩記

美術鑑賞を通して感じたこと、考えたこと、調べたことを、過去と繋げて追記したりして変化を楽しむブログ 一枚の絵を深堀したり・・・ 

■「美術・博物館LED照明講座」に参加しました

東京国際フォーラムにてパナソニックによるSUPER BOX2017が、11/15~11/17まで行われました。その中で学芸員、当該設計者向けの「美術・博物館LED照明講座」が行われ参加させていただきました。

 

  • ■気になる赤の色
  • ■どうやって赤を見やすくしているの?
  • ■講義内容
    • 〇「美術・博物館のライティングについて」
    • 〇「パナソニック建築設備総合内覧会 SUPERBOX見学」
    • 〇「照明の測定」
  • ■基本知識を会場で
  • ■理想の照明とは?
  • ■新しい照明の解説について
  • ■照明は黒子?
  • ■照明の役割
  • ■パーソナル利用も可能?
  • ■参考

 

続きを読む

■パリ・グラフィックロートレックとアートになった版画・ポスター展 「知識0からの鑑賞」

三菱一号館美術館で、「パリ グラフィックロートレックとアートになった版画・ポスター展」が開催されています。ブロガー内覧会が開催され参加させていただきました。しかし、ロートレックのことを知りません。そこで「知識0からの鑑賞」 会場でまず「何が目につくのか」というファーストインプレッションに沿ったレポートをしてみようと思います。

*掲載の写真は主催者の許可を得た上で撮影しております。

 

  • ■複雑な構造の三菱一号館美術館
  • ■30分の館内散策で目にとまったもの
    • 〇ここはどこ? パリの街並みが再現されてるみたい・・・
    • 〇音楽が聞こえてきました
    • 〇ここで頭に浮かんだキーワードは
    • 〇エリートの世界
    • 〇時代の背景 
    •  〇ここはどこ?(3階)
    • 〇フロアマップ発見!
    • 〇今は何の展示?
    • 〇浮世絵コーナーも2章!
  • ■企画の「章割」と「フロア割」
    • 〇展示作品を入口で導入に
    • 〇大型ポスターがなぜエリートのエリアに?
    • ゴッホの版画もエリートのコレクションカテゴリ
  • ■章構成
  • ■時代の息吹を反映するアート
  • ■イベント
  • ■展覧会概要 
  • ■関連サイト
    • 〇SNS関連
    • 〇ブログ
  • ■脚注

 

続きを読む

■都内4美術館合同 2018年開催企画展 合同記者発表

「追記」しました。2017.11.19 

  ⇒日曜美術館 「漱石先生 この絵はお嫌いですか?

             ~孤高の画家 木島櫻谷~

 

来年のことを言うと鬼が笑う・・・と言いますが、2018年に開催される都内の4美術館の合同記者発表が、パナソニック東京汐留ビル 5Fホールにて行われました。2018年に開催される企画展についての紹介がありました。

 

▲都内4館の館長

 

  • ■2018年 企画展示内容
  • ■勝手に気になった企画の見どころ紹介
  • 静嘉堂文庫美術館
    • 歌川国貞展 ~錦絵に見る江戸の粋な仲間たち~
    • 酒器の美に酔う
    • ─ 明治150年記念 ─ 明治からの贈り物(仮題)
  • 泉屋博古館 分館
    • 特別展 木島櫻谷― ParrtⅠ 近代動物画の冒険
    • 特別展 木島櫻谷― ParrtⅡ 木島櫻谷の「四季連作屏風」+近代花鳥図屏風尽し
    • 【追記】2017.11.19 日曜美術館にて 「漱石先生 この絵はお嫌いですか ~孤高の画家 木島櫻谷~」
    • 特別展 狩野芳崖と四天王 ─ 近代日本画、もうひとつの水脈 ─ 
  • 泉屋博古館
    • 絵描きの筆ぐせ、腕くらべ ─ 住友コレクションの近代日本画
  • 東京ステーションギャラリー
  • パナソニック 汐留ミュージアム
    • ヘレンド展 ― 皇妃エリザベートが愛したハンガリーの名窯 ―
    • 創業100周年特別記念展 日本の四季 ─ 近代絵画の巨匠たち ─
    • 開館15周年 ルオー没後60年 特別企画展 いとも大いなるルオー        ─ 聖なる芸術とモデルニテ ─(仮称)

 

続きを読む

■表現への情熱 カンディンスキ―、ルオーと色の冒険者たち プレス内覧会レポート

「追記」しました(2017.11.18)

パナソニック汐留ミュージアムでは、「表現への情熱 カンディンスキー、ルオーと色の冒険者たち」が10月17日より始まりました。それに先立ち、プレス内覧会が行われ参加させていただきました。見る前から気になっていたカンディンスキーの作品、会場で気になったルオーの作品、それぞれ一点を取り上げ、学芸員さんのお話しを交えて、レポートします。(2017.10.17)

*掲載した写真は、主催者の許可を得て撮影しております。

 

プレス内覧会の後、何度か訪れました。その時々で、いろいろ見え方や見方が変化しました。(【追記】で示しています)

  

  • カンディンスキーといえば・・・
  • カンディンスキーとルオーについて
  • ■時代背景
  • ■《商人たちの到着》(カンディンスキー)[1905年]
  • ■《法廷》(ルオー)[1909年]
    • 〇浮き上がる赤の衣服
    • 〇最新のライトによる効果
      • 【追記】2017.10.19 赤がはきり見える理由
      • 【追記】2017.10.24 赤がはきり見える原理
      • 【追記】2017.10.26 他の作品の赤はどう見えるのか
      • 【追記】2017.11.10 午前と夕方で見え方が違う
      • 【修正追記】2017.11.17 目の慣れによる見え方の違い
      • 【追記】2017.11.18 「美術・博物館LED照明講座」に参加
    • 〇暗闇も浮かび上がる
  • ■感想 まとめ
  • ■関連
  • ■参考
  • ■ルオー関連(汐留ミュージアム

 

続きを読む

■北斎とジャポニスム HOKUSAIが西洋に与えた衝撃

インターネットミュージアムにて「北斎ジャポニスム」のエリアレポートが掲載されました。ご覧いただけましたら幸いです。 

  ⇒国立西洋美術館「北斎とジャポニスム HOKUSAIが西洋に与えた衝撃」

さらに詳細について、下記にレポートしております。

 

現在、静嘉堂文庫美術館で「あこがれの明清絵画」が開催されています。日本は中国をお手本に模写しました。その日本は、西洋に模写をされていたということが伝わってくる展示が「北斎ジャポニスム」です。西洋と東洋の模写の様子を比べながら、それぞれが模写に終わらせずにどのようなスタイルを築いていったかを比べてみるのも面白いのではないでしょうか?

 

===========================

国立西洋美術館北斎ジャポニスムが、2017年10月21日から始まりました。それに先立って、プレス向けの内覧会に参加させていただきました。かなりの招待客に、受付開始前から大行列。高円宮妃久子さまも参加される大がかりなレセプションでした。

*写真は、主催者の許可を得て掲載しております。また他館の撮影画像についても、撮影可能期間に撮影したもので掲載許可をいただいております

 

  • ■海外に与えた日本の影響
  • ジャポニスムとは
  • ■西洋は日本の何に注目したのでしょうか?
  • ■描くシーンや対象の違い
    • 〇自然な姿、後ろ姿は描かれなかった
    • 〇行儀の悪さを肖像に
  • ■自然とのかかわり方
  • ■影を描かないということも斬新
  • ■構図の違い
  • ■ただの模写で終わらせない気概
    • 〇ガレ作品のガラス内部の彩色 
    • 〇動物とのかかわりを伝統的な構図の中に配置
    • 〇連作の構図
  • ■まとめ 感想 
  • ■あらゆる方向へ影響を与えた北斎
    • 【追記】2017.11.15 グランサンク、ティアラつながりのジャポニスム展示
    • 【追記】2017.11.15 波の表現と自然とのかかわり 海に囲まれた日本 泳法にも

 

続きを読む