コロコロのアート 見て歩記&調べ歩記

美術鑑賞を通して感じたこと、考えたこと、調べたことを、過去と繋げて追記したりして変化を楽しむブログ 一枚の絵を深堀したり・・・ 

■狩野元信:四季花鳥図屏風(高精細画)

サントリー美術館の「天下を治めた絵師 狩野元信」で、きらびやかな金屏風が展示されていました。その金屏風は、ガラスケースには入っていません。どうやらレプリカのようですが、じっくり観察をしてみました。
 
 
  • ■レプリカを先入観なしに観察
    • 〇描いたかのような着色
    • 〇金箔部分は?
    • 〇本物を展示できなかったのは?
    • 〇技術の向上?
  • ■作品の意味・位置づけ
    • 〇土佐派との関係
    • 〇特徴 
  • ■感想
  • ■関連 レプリカの鑑賞
 

■天下を治めた絵師 狩野元信:狩野派の系譜とその周辺の絵画との関係

狩野派の系譜、初代正信がお手本にした水墨画の流れ、2代目元信が取り入れた土佐派、そして琳派や桃山画壇の画家に関する資料。

 

  •  ■狩野派系譜
  • ■室町水墨画の相関図
  • ■土佐派の成立と流れ 
    • 【追記】2017.10.08  日曜美術館「目指せ!天下一の絵師集団~狩野元信」より
  • 室町時代の文化背景
    • 〇北山文化
    • 〇東山文化
  • ■北山文化 東山文化比較
  • 室町時代から江戸経た絵画の系譜
  • ■室町・桃山・江戸の絵画系図
    • 【追記】2017.10.09 たらし込みと琳派 中国画の関係
  • 狩野派を学んだ絵師

 

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■天下を治めた絵師 狩野元信:元信に学ぶビジネス戦略

美術を見る効用として、最近は仕事にも生かせるという着眼点があるようです。歴史ブームなどもそんな影響があるのでしょうか? サントリー美術館「天下を治めた絵師 狩野元信」が行われていますが、この展示はまさに、絵画をビジネスの戦略で主流派に仕立てあげた元信の手腕を知ることができます。

 

  • ■始祖「狩野正信」について
    • 〇御用絵師になったのは50歳
    • 〇生没年 1434~1530年(98歳)
    • 〇正信の画風
    • 〇時代背景
    • 〇正信の年譜 
  • ■天下を治めた絵師 狩野元信(1477?-1599)
    • 〇元信の誕生
    • 〇幼少期から漢画に親しむ元信
    • 〇独占販売事業  
    • 〇マーケットの拡大
    • 〇筆様 整理統合
    • 〇「真」「行」「草」の三種の画体 
    • 〇400年続く流派の基礎作り
    • 〇画風の多様性 《四季花鳥図》
      • ●マンネリと思っていた狩野派なのに気になった《四季花鳥図》
    • 〇レパートリーの拡大とオリジナル性
    • 〇クライアントに合わせた分業
    • 〇フレキシブルな対応力
  • 狩野派の系譜(追記:2017.10.08)
  • ■まとめ・感想
    • 〇初めての「元信展」
    • 〇展覧会の実現に向けて
    • 狩野派はマンネリズム? 琳派との違い
  • ■付記:現代版画体の確立と仕事や趣味に生かす美術鑑賞 
  • ■参考
  • ■脚注

 

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■ザ・ロイヤルエクスプレス:職人技が光る走る美術館 車内の光にも注目

九州の「ななつ星」のデザインで一躍有名になった水戸岡鋭治氏が、関東圏で初めて豪華列車をプロデュース。職人技があちこちに投入され、技術の粋が詰め込まれた走る美術館ともいえます。車両の見どころなどスタッフの方から伺ったお話を交えて紹介します。車両を美術品という視点でとらえてみます。

 

  • ■水戸岡デザインについて
  • ■発車時のひっかかり
  • ■乗車直後に目に入ってきた格天井(ごうてんじょう) 
    • 〇列車の中に寺社様式? 
    • 〇過去に見た格天井
    • 〇カーブの格天井
    • 〇R効果
  • ■天井ウォッチング
  • ■造作ものがいろいろ
    • ▼組子細工 
    • ▼床は寄木細工で 
    • ▼食堂車のスタッフ出入り口の取っ手
    • ▼1号車 子供用の木のプール
  • ■ライティングに注目!
    • ▼トンネル内では表情ががらりと変わります
    • ▼食堂車のトンネル内
    • ▼トンネル内では窓に内部が反射してちょっと幻想的
    • ▼ファミリーエリアはクリアな光
  • ■座席
    • ▼7号車:4人がけはブースがあり独立性が高いです
    • ▼反対側にはこんなサブデスクと椅子
    • ▼2号車:窓際にはこんなテーブルも
  • ■展望
    • 〇展望席
    • 〇図書席
  • ■関連

 

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■深海展:最後まで大混雑 研究者たちの挑戦

深海展もいよいよ最終日間近。招待券をいただいていたのですが、やっと訪れることができました。美術館は金曜の時間延長の日なら、比較的空いているというセオリーは、科博においては例外のようです。科博では金曜の17時からペアチケット割があるため、大行列状態になっていました。

 

  • ■閉会間際の混雑状況
  • ディスカバリートークで予習
  • ■1章:深海とは?
    • 〇生物学的な定義
    • 〇イメージによる深海 
    • 〇太陽の光からとらえる深海
    • 〇地質学的にとらえる深海
    • 〇深海のイメージの違いはどこから?
  • ■2章:水深ごとの深海生物図鑑
  • ■3章:深海と巨大災害
    • 地震のしくみ
    • 津波発生の模式図 
    • 地震断層を調べる
    • 〇地層のサンプリング
    • 〇すべり層のその正体は・・・・ スメクタイト
    • 〇摩擦熱の確認
    • 〇摩擦熱は、いつまで保たれるの? 
  • ■研究者らしき方が・・・・
  • ■感想 まとめ
    • 地震直後の調査
    • 〇深海研究のすばらしさ
    • 〇成果と今後の課題
  • ■会場での会話
  • ■参考
  • ■脚注(自分用メモ)

 

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