コロコロのアート 見て歩記&調べ歩記

美術鑑賞を通して感じたこと、考えたこと、調べたことを、過去と繋げて追記したりして変化を楽しむブログ 一枚の絵を深堀したり・・・ 

■京都国立博物館へのアクセス & お得なパックツアー

京都国立博物館「海北友松」展最終日に行ってきました。行きたいと思いながらもう無理とあきらめていたところに出会ったお得なパック。JR関係のツアーは、新幹線と美術展を組み合わせた掘り出しプランがあるので今後も要チェック。京博へのアクセスと合わせて紹介します。

 

 

 ■ お得なパック発見

京都国立博物館 開館120周年記念特別展覧会/宿泊】

       
    通常価格  ツアー価格  お 得
■新幹線往復 26500      (2500)
       
■宿泊(京都アーバンホテル) 6000      (7300) 
 ・朝食 バイキング付 1200    
 ・ウォーター 100    
       
■海北友松展チケット 1500     (4000) 
■ミューゼス ランチ付き  2500    
     合   計 37800  24000 ¥13800 

                                   ↑

                                こんなにお得!

 

〇入館チケット&ランチ、朝食付き宿泊のお得パック

会期も終わるころになって、お得なツアーでもないかなぁ・・・・となにげなく見ていて見つけたのが上記のパックでした。まず、往復の新幹線の料金の総額よりもも、2500円安いのです。 さらに「朝食(1200円相当)付きの宿泊」に、京都博物館の「入館料+ミューゼスのランチ付(4000円相当)」がおまけ! 「宿泊代(朝食付)」と「美術館の入館(昼食付)」が、まるまる浮くというお得感なプラン。

 

▼行程表

ご旅行日程

 

新幹線、入館料、宿泊、昼食・・・のチケットのみ。あとは自由行動!

 

JR東海では、海北友松関連で、日帰りや一泊で、建仁寺東福寺の入場料付なんていうぷらんも出していました。

開館120周年記念特別展覧会 海北友松関連のツアー 一覧 | JR東海ツアーズ

 (↑ 5月19日のキャッシュです)

 

 

〇みんな知らない穴場プラン

しかも、出発の設定が最終日。その前の金曜は申込期限が2週間前だったので、過ぎていました。日にちが限られた限定商品です。まだ空席は残っていました。というか、20名枠だったようなのですが、まだ、誰も申し込んでいないという状況でした。「こんなお得なプランを誰も知らない! 私だけがその恩恵にあずかれる!」何か宝物でもみつけたような気分で、よりお得感が増しました。

2017年4月2017年5月
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受付終了

設定なし
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受付終了

設定なし
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受付終了
           
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〇締め切りぎりぎりに出会うのも何かの縁

しかも、申込締め切りが明日までという、ぎりぎりのところで出会ってしまったのです。WEB限定商品なので、目に止まりにくかったのかも・・・ そして年齢制限もあるため目にする人が少なかった? さらに、海北友松なんて一般旅行者は知らないのよね。一日遅ければアウトでした。もう、これは呼ばれたとしか思えません。

 

海北友松展は、開催が決まった時から、絶対に行く! と決めていました。ところが、同時期、東京でも見たい展示が目白押し。よりによってお得なチケットをすでに買ってしまっていたので、なかなか都合をつけられず重い腰を上げられない状態。しかし「行かないの? 終わっちゃうわよ~ こんなお得なプランもあるのに~」と、ささやきかけてきたのでした。

 

 

〇利用ホテルは伏見稲荷の近く

今回のホテルは始めてのホテルでした。このプランのホテルはちょっと不便なところに設定されています。(格安のため宿泊ホテルは駅から遠いのが玉に瑕。そして一人宿泊を受け入れてくれるのは、いくつかの宿を選べる中で、一つしか提供されていません。そのため宿を選ぶことができないのです。しかしその方が、予算と利便性、ホテルランクに迷わずにすむのでよかったりします)

 

今回は、アーバンホテル京都。最寄り駅は「稲荷」か「深沢」 京阪線で京都博物館の最寄り「七条」から「深沢」を利用する予定でした。ところが帰りは歩きで京都まで行ったため、JR奈良線の「稲荷」を利用。夜の22:00駅に到着。駅前には「伏見」の文字。「稲荷」ってもしかして伏見稲荷のこと? と思って宿についてから調べたらそのとおり! 翌日は思いもかけず、伏見稲荷も見学ルートに加わるサプライズとなりました。

 

▼夜は暗くてわかりませんでしたが稲荷神社を模した駅

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                 ▲ちょっとだけ伏見稲荷にも 観光気分

 

〇アップグレードと京都のコーヒー 

プランはシングルの部屋だったのですが、ダブルの部屋にアップグレードされていて、お水もサービスで1本つきました。購入しておいたのですが思いがけずうれしい・・・

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そして、かなりのお得プランだったので、朝食付きということをすっかり忘れていました。朝食券を渡され、お得感倍増。食事の珈琲は小川珈琲で、お部屋にテイクアウトできるカップも用意されていました。

 

 

■便利なチケットホルダー

今回、とっても重宝したのが、ラスコー展のチケットホルダーでした。

 

新幹線のチケットを入れるのにちょうどよいポケットのついたホルダー ↓

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 ↑ A4三つ折りの行程表やフライヤーなどがそのまま入ります

 

その他に、宿泊、食事、入館引き換えのクーポンを入れるポケットもあり、デリバリーサービスの控えなどそれぞれのポケットに分けて入れることができます。新幹線の乗車券チェックもこれでスムーズに・・・と思っていたら、3月26日から、車内検札がなくなったことを知りました。待てど暮らせど、検札が来ませんでした。

 

 

■重い荷物はデリバリサービスで不便を解消 

このツアーパックは、お値段が安い分、駅からちょっと不便な場所に宿が設定されています。京都駅に荷物をコインロッカーにあずけて、観光後とりにもどりホテルへ・・・ となると駅から離れているホテルの場合には、とても不便です。しかし京都駅には荷物のデリバリサービスがあります。これを利用すれば、行きも帰りも、大きな荷物は持たずに身軽で移動ができます。

 

JR京都駅新幹線八条口デリバリーサービス

 

京都:京都観光覚書 「楽な荷物預かりサービス」 他 自分用メモ より抜粋

750円で京都駅の新幹線の八条口から荷物をホテルへ運んでくれます。そして帰りもホテルからここへ送り、受け取ることができるサービス。ロッカー代は500円。それにプラス250円で、えいっこらおっちら、キャリー持たずにすみます。そして、帰りも、新幹線改札近くで受け取れるので、ぎりぎりまでお土産の物色もできます。

このサービス、京都市内のある程度の範囲まで網羅されているのでとても便利です。(クーポン持ってますか? と聞いていたのでこのサービスのクーポンがついた旅行プランもあるようです)

ホテルから京都駅へ運ぶ時は、10:00までに受付をします。京都駅の引き取りは20:00までです。


最近、このサービスも浸透してきているのか、新幹線を降りたらこんなに列が・・・
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京都駅を降りて、定期観光バスのツアーなどを予定している場合は時間に余裕をもっておいた方がいいです。荷物のパッキングは、旅行の準備の段階で、あらかじめ、「手荷」と「ホテルへ搬送用」に分けておくと手間取りません。この場所には、仕分けをするスペースはありません。 

行先のホテルの住所を伝票に記載する必要はないです。ただ宿泊場所はすぐ確認できるように把握しておくこと。今回宿泊のアーバンホテルは、京都と伏見があったので、その確認に手間どりました。

 

 

 

■アクセス 京都からバスで

〇バスは大行列 歩いても行ける!

最終日21日 京都のバスターミナルはいつもの大行列。以前、建仁寺に行った時は、Time is money。待つよりもタクシーを利用しました。京博は歩ける距離らしいという情報を新幹線内で得ていました。いざとなったら歩くつもりでいました。

 

〇観光案内では

「京都観光案内所」「バスの案内」の両方で京都国立博物館への行き方を聞くついでに、「混みますよね」「歩いた方がいいという話もあるんですが・・・」と伺うと、いずれも「歩くと15分ぐらいかかりますよ」「歩くよりは、待ってもバスの方が早いですよ」とのこと。(そりゃ、バス会社は、バスすすめるわよね・・・と思いつつ)

 

 

〇乗り場・行先は

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出典:【2017行き方写真付】JR京都駅のバス乗り場・バス停がわかりづらいので解説します | 京都駅・京都旅行の予習│ゴメンね外人さん

(こちらのサイトのバス案内、とてもわかりやすいです)

 

乗り場は D2  100号

もしくは D1  206号  208号

 

行    先:博物館・三十三間堂前下車

 

いくつかルートがあるので、D1かD2の空いている方に並びます。行列がいくつかあるので、どのバス停の列なのか、確認を怠らないこと。

 

 

〇行列の進み具合

行列はD1~D3までの列が、混然一体となっています。遠くからは実際よりも混んでいるように見えます。どちらがすいているかを見極めD2に並びました。列は伸びていましたが、とりあえず列の後ろに並んで様子を見ることにしました。バスが到着して、どれくらいの人が乗り込み、列が進むかを見て、何台目になりそうか確認。すると、結構多くの人が乗れます。あと10人ぐらい・・・というところで発車。次のバスに乗車できました。

 

またその日は、日曜日なので臨時便も出ており、次に来たバスは「臨時バス」でした。間隔も比較的、頻繁のようです。

 

行列が長くても、バス1台に人が乗車すると、その列は結構減ります。この日は数台見送れば乗れそうな感じでした。

 

 

〇徒歩

ちなみに「帰り」は京都の町の散策をかねつつ、夕食のお店を探しながら京都駅まで歩きました。

 

参考: 京都国立博物館へのアクセス。京都駅からの行き方。 - 京都旅行のオススメ

     ↑ こちらに徒歩の詳細が紹介されています。

 

 

 

京都国立博物館

 到着したのは10:00 バス停の目の前が京博です。

 

▼バス停前のレンガ      ▼レンガの解説

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このレンガ塀の解説がされていましたが、反射してわかりませんでした。拡大すれば読めるかな?

 

〇京都国立博全景

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googleフォトには、パノラマ自動作成機能があります。それを狙って撮影しておいたのですが、作成ならず・・・自分で合成しました(笑)

 

ロダンの考える人

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西洋美術館にも考える人がありますが、京博にもロダンの考える人がいるの? 2年前に京博に来た時の疑問でした。これって本物なの? 考える人っていくつもあるの? もしかしてレプリカだったり? 

 

 

【本物とレプリカ】

今回、わざわざ海北友松を見にきたのは、自分の中でモヤモヤしている「本物とレプリカ問題」 多くの人は、「レプリカも本物と言われれば、本物」だと思い、「本物なのにレプリカと言われれは、レプリカと思ってしまう」のではないか。今の自分はその違いを見分けることができるようになってきているのか・・・・ということを確かめたかったのです。

「本物はやっぱり違う・・・・」とはよく言われます。そう思って見てしまうからそう思うのであって、本当に違うのかどうか・・・・ 海北友松のレプリカは、レプリカでも迫力がありました。じゃあ、本物の海北友松はどれだけのものなのか・・・・ それを確かめたかったのでした。

 

関連:④琳派における模写・・・・そして複製 ・・・コピー (2015/11/16)

 

 

 

■京博の混雑状況 

〇待ち時間20分? 開館直後は混雑

門を入ると待ち時間20分! それほど混んでいないだろうと、事前に混雑状況はチェックをしていませんでした。最終日というのは、比較的、混雑は回避できる傾向があると経験的に感じていました。あの若冲展などでも、最終日は若干、人が減ったと聞いていました。

 

海松友松だし、知る人ぞ知るだし、「混んでる」という話は耳に届いていなかったし・・・まして、入場制限がかかるなんて! しかし、ミュシャ展、草間彌生展でもみられる傾向があります。開館してすぐの時間帯は、人が集中しやすかったのでした。

 

時間を調整するために回りをぶらぶらしてからにすれば、並ばなくてすむかも・・・と思って聞くと、お昼すぎぐらいに空くかもしれませんが、おそらくこの状態が続くかと思いますとのこと。 

 

 

〇エレベーターに乗る人数ずつ案内?

しかし、入り口の20分の表示も、中に入ったら比較的スムーズに入館できました。待ったのは5分ほどだったでしょうか? 入館する際、エレベーターで4階に上にあがります。そのためにエレベータに乗れる人数ずつ案内するための並びだったようです。

 

 

〇ツイート情報を確認してみれば

 

 

開館から10:30の間、20分待ちという情報はありません。こういう看板表示って意外にあてならないというがこれまでの経験です。混んでるように見せたいという心理が働くのか、あるいは、「それどでもなかったね」とお得気分にさせるためなのか・・・

 

2年前の琳派展も2時間と掲げられていましたが、1時間かからずに入館できました。

 

 

〇混雑の原因はNHKニュース

来場者の話を聞いていたら、NHKで「明日、最終日」とニュースで流れたのだそうです。NHKの威力は強し! 関東では流れていないと思います。地域ニュースでしょうか? 滋賀や京都のちょっとはずれの方が、ひさしぶりに美術館に来たわ・・・なんておっしゃっていました。

 

 

■ミュージアムレストラン

〇ザ・ミューゼス

「平成知新館」の内の1階にある、ハイアットリージェンシー直営のカフェレストランで、ハイアットのおもてなしを受けられるという触れ込み。レストランの前にはテラスがありおちついた景観を提供してくれています。

 

▼テラスを望む庭      ▼「120周年記念コース」

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ツアープランを見た時に、ハイアットの・・・と書かれていたので、てっきりハイアットに行ってランチだと勘違いしていました。ハイアットで食事だ~ ラッキー! でも、再入館できるのかしら? と思ったら館内のレストランということが判明。

海洋友松展をざっと一巡して、小腹もすいてちょうど12時。レストラン前は、びっちり行列。いつもなら並ばず、時間を調整してからすぐに入れる時間に利用するのですが、椅子もあるので、復習を兼ねつつ並んぶことにしました。午後の見どころポイントを抑えつつ座って疲れとり・・・ 20分ぐらいの待ちだったでしょうか? この日は夏日と言われる暑さ。冷房がガンガンでちょうど椅子の下に吹き出し口があり、かなり冷えました。

展示エリアとはかなり離れている場所ですが、ガンガンに冷えているのでストール、上着などの防寒が必要です。

 

 

〇からふねや珈琲店 京都国立博物館

もう一つカフェがあります。こちらは、ちょうど1年前、「臨済禅師1150年 白隠禅師250年遠諱記念 禅 心をかたちに」を見た時に利用しました。食ベログにレビューがあるので参考まで

 

関連:からふねや珈琲店  美術館カフェ 散策中

 

 

 

■再入館につて

館外にでなければ、「からふねや珈琲店」や庭の散策もOKです。入り口付近のミュージアムショップに行こうとしたら、ここはいったん、外に出る扱いのようでした。係の方が、30分ぐらいなら、まだここにいるので、出る時に声をかけて下さいとのことで、見ることができました。

 

外に食事に行く場合には、手にスタンプを押してもらえば、再入館可能です。

 

 

■ストールの貸し出し

最終日は夏日の暑い日でしたが、館内はかなり冷えていました。ストールを借りようとしたところ、準備がないとのことでした。寒がりの方は防寒対策が必要です。

 

 

■夕暮れの京博 帰りは京都までテクテク

朝から閉館まで粘って粘って、十分堪能しました。

外に出ると、夕日と飛行機雲が・・・・ そしてロダンの背中を撮影。

 

▼飛行機雲が長く続いていました       ▼こちらにも・・・

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▼京博の夕暮れ        ▼哀愁を感じるロダン背中 でも筋骨隆々…

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正面出入り口方向に「京阪本線七条駅近道」という看板が立っていました。(正面出入り口は団体専用の入り口となっています。琳派展のバスツアーの時はこちらから入りました。帰りは個人でも利用できます)宿泊場所がちょうど、京阪の「七条」から「深草」だったのでその方向に歩いていきました。

しかし、こんなに早く帰っても、ホテルはビジネスホテルだろうし、周辺のお食事処もなさそう。だったらこのまま歩いて途中、よさそうなお店があれば入ってもいいしと思っているうちに、京都駅につきました。途中、高瀬川などをとおり、京都の町の空気を吸いながら散策できました。

 

展示についてはこちら

  ■海北友松展:《雲龍図》本物と建仁寺の高精細複製品はいかに?!

 

その前に海北友松の予習をするなら

  ■建仁寺と友松 海北友松って? 桃山時代の三巨匠の生没年でみる関係←予習 

 

■関連

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■建仁寺と友松 海北友松って? 桃山時代の三巨匠の生没年でみる関係←予習

■京都国立博物館へのアクセス & お得なパックツアー ←ここ

 

建仁寺で見た海北友松》