コロコロのアート 見て歩記&調べ歩記

美術鑑賞を通して感じたこと、考えたこと、調べたことを、過去と繋げて追記したりして変化を楽しむブログ 一枚の絵を深堀したり・・・ 

■ラスコー展:⑧思ったこと 考えたこと 学んだこと 人の思考について

 ラスコー展もすでに終わってしまいましたが、長々と感想をレビューしてきました。最後に、これらの展示から、そしてその後、周辺の情報を調べたりして、自分が考えたことや思ったこと、学んだことをまとめて終わりにしたいと思います。⇒■ラスコー展:⑦ラスコーのクロマニョン人の位置づけを地球館で調べてみた の続きです。

 

  • ■ラスコー展のテーマ
  • ■人によって違うとらえ方
  • ■研究者のジャンルもいろいろ
    • 〇専門家の見解 (地球館ビデオより)
    • Q 角器が洞窟で発見される理由は?
    • Q クロマニョン人は洞窟の内部に住んでいたのか?
    • Q どのような目的で壁画を描いたのか?
  • ■ 私の見解は・・・
  • ■監修者の言葉から
  • ■世界最古とは?
  • ■芸術とは何か?
  • ■今につながる手法も見たままにすぎない?
  • ■「芸術」は定義ができる?
  • ■ラスコーの芸術について図解(私見
  • ■ラスコー以前の洞窟
  • ■「芸術はいつ、どこで誕生したか」(科博の答え)
    • 〇10万年前のアフリカのホモサピエンス
    • 〇一気にワープ?
    • 〇遺伝子の発見による変化
    • 〇何を持って芸術? 新たな指標
  • ■関連

 

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■思考:生きているということ

医療系の国家試験は、2月、3月に行われます。これからが追い込みの時期のはず。試験のための勉強をすることに矛盾を感じていたのに、この頃になったら、そんなことはすっかり忘れて、国試対策の勉強に切り替えていました。ところが・・・・

 

試験とは関係のないことを勉強したくなります。その欲求とどう向き合ったらいいのか。そしてその選択がその後、どのような影響をもたらしたのか・・・・

 

ひょんなことから、もっと知りたい。調べたいと思ったのが、ヒトの「生殖」についてでした。

 

 

  • ■国家試験を前に、いろいろな疑問が
    • 〇受精後のホルモンの動きはどこで感知してる?
    • 卵子は卵巣のどこで作られる?
    • 〇卵管と卵巣の間はどうなっているのか?
    • 〇疑問優先か 国試が優先か・・・・
  • ■ 妊娠のしくみ
    • 〇卵巣の卵子はどうやって作られる?
    • 卵子は何からできてるの?
    • 〇卵胞を組織図で確認
    • 卵子は卵管へどうやってたどりつく?
    • 〇卵管と卵巣の間の組織がみつからない
    • 卵子は腹腔内に放出の衝撃
    • 〇なぜ、卵子は迷わず、卵管に向かうのか
  • ■ホルモンの動きの謎 
  • ■生命の営みに対する感動を伝えたい
  • ■今、ふりかえって・・・・
  • ■「いかに生きるか」はすべてにおいて大命題
  • ■関連
  • ■脚注

 

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■解剖実習前の戸惑い(学生時代のレポート)

片付けをしていたら学生時代に書いたレポートの下書きが、出てきました。自分が歩いてきた道の、通過点で何を考え、何を思っていたのか・・・・ その記録として、書き起こしていました。(2000年頃)

 

先日、「デザインの解剖展」に訪れて、そのレポートのことを思い出したので、ここに記録しておこうと思います。

 

  • ■プロローグ
  • ■人体解剖の背景
  • ■解剖に対する当初の受け止め方
  • ■今、私が捉える解剖
  • 動物実験について思う
  • ■あとがき

 

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■豊島八百万ラボ:神話と科学が融合 科学が神話を作った!?

見る前から、あまり気乗りしない作品でした。ところが、実際に見て、どんな人が、何を作ろうとしたかを知ったことで、捉え方が180度、変わってしまった作品です。何も知らずに見た時の想像力と、知ってからの想像。その対比がとても面白い作品でした。感想は二分されそうです。さてあなたはどちらでしょうか?

 

  • ■唐突に表れる真っ赤な絵馬掛け
  • ■実験器具は何のため? 分子ガストロノミーを提供?
  • ■映像は、リケジョのたまきが、遺伝子組み換えで赤い糸を作る話
  • ■作者 スプツニ子の正体は、マサチューセッツ工科大の助教
  • ■作品に込めた思い
  • オキシトシンについて
  • 豊玉姫について
  • 豊玉姫神社について 
  • ■男木島の豊玉姫神社
  • ■神話と科学の融合  八百万の神と自然
    • 〇かつての豊島の姿
    • 〇表だけでなく中まで見る
    • 〇科学がもたらす問題 
  • ■【関連記事】豊島
  • ■【関連記事】瀬戸内芸術祭 直島
  • ■【参考サイト】
  • ■【脚注】

 

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■庭園美術館:ボルタンスキ― 展覧会関連プログラムに参加して ④

庭園美術館:ボルタンスキー展覧会関連プログラムに参加して
                          の続き

クリスチャン・ボルタンスキ― アニミタス-さざめく亡霊たち

いよいよ、本日が最終日です。11月25日にインスタレーションと鑑賞者のエモーショナルな関係」のワークショップが行われました。それに先立って、館内の作品をざっと見ました。そのあと、ボルタンスキ―にインタビューしたビデオが会場で流されていることを事前に聞いていたので視聴するため、見学を切り上げ、上映ルームに・・・・ 

ビデオは会場だけでなく、オンライン上でも視聴できると聞いていたので、セミナーを受けて家に帰ってから聞くという選択もありました。が、作品を見終わってすぐ、ボルタンスキ―の言葉を聞いてみようと思いました。それとセミナーに参加するにあたって、下準備にもなるかなぁ・・・という意味もありました。ビデオは思ったよりも長く、最後まで見ることができませんでした。

 

 

  • 1.ボルタンスキ― インタビュー
    • 1-1  指向性スピーカー
  • 2.作品について
    • 2-1  《ささやきの森》
    • 2-2  《心臓のアーカイブ
    • 2-3  《影の劇場》
    • 2-4  《眼差し》
    • 2-5  《帰郷》
    • 2-6  《アミニタス》
  • 3.ボルタルンスキー語録
    • 3-1  作品は、鑑賞者が観たいように観ればいい・・・・
    • 3-2  芸術家には顔がなく、鏡であって見た人の顔が映っている。
    • 3-3  一つの劇場、来場者は役者
  • 4.名もない人の命・・・・
    • 4-1  名を遺すって?
  • 5.  受け継がれていく命
  • 6.知っているということは、実際に見るよりも意味がある?
  • ■【関連記事】展覧会関連プログラム(連番)
  • ■脚注

 

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