コロコロのアート 見て歩記&調べ歩記

美術鑑賞を通して感じたこと、考えたこと、調べたことを、過去と繋げて追記したりして変化を楽しむブログ 一枚の絵を深堀したり・・・ 

「落合陽一 、山紫水明∽事事無碍∽計算機自然」 落合陽一って何者?

「落合陽一 、山紫水明∽事事無碍∽計算機自然」 なんでしょう? このタイトル。タイトルからしてよくわらない。わからないけど、わからないなりに、自分の解釈のしかたもあるはず。会場の解説パネルを、まずは見ないで、何を受け止められるのか試してみることにしました。

 

  • ■落合陽一って何者?
  • ■横をかすめていく人
  • ■思想、哲学も視野に入れた科学
  • ■展示「Imago et Materia」
  • ■ 落合陽一 、山紫水明∽事事無碍∽計算機自然
  • ■これまでの落合陽一さん関連
    • 〇いつの時代にも表れる

 

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■ジョルジュ・ブラック展:メタモルフォーシスとは?

インターネットミュージアムにて、パナソニック汐留ミュージアムで行われているジョルジュ・ブラック展」のレポートが掲載されました。ご覧いただけましたら幸いです。


以下、レーポートでご紹介できなかった補足説明です。

 

  • メタモルフォーシスの意味・・・
  • ■変容のモチーフとして多く登場する「鳥」 
  • ■立体から平面へ原点回帰?
  • ■展示構成
  • ■作品の制作期間 
  • ■燃え尽きる前の再燃?
  • ■作品は生き物?
  • ■ブラックの変容から、過去の変容、未来の変容 
  • ■アート鑑賞会参加

 

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■酒器の美に酔う:後期展示が始まります

 Sheageに、静嘉堂文庫美術館で行われている「酒器の美に酔う」の記事を書きました。前期は20日まで。展示替えがあり、後期展示は、2018年5月22日(火)~6月17日(日)までです。

 上記の記事のトップビジュアルの手提げ重の展示は、前期で終了しましたが、後期は、別の手提重を見ることができます(南天蒔絵提重)

 

以下、記事でご紹介できなかった作品や補足説明をご紹介。

*写真の撮影、掲載は、主催者の許可を得て掲載しております。

 

  • ■鍋島焼の唯一残った仙盞瓶(せんさんびん)
  • 柿右衛門の徳利 白地に注目
  • ■罰ゲームのようなお酒の飲み方
  • 曜変天目茶碗もお忘れなく
  • ■写真ギャラリー
    • 〇Ⅰ 酒を盛る
    • 〇Ⅱ 酒を注ぐ

 

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■エミール・ガレ 自然の蒐集:詩が刻まれた作品を理解するのは・・・

ガレの作品の中に、「ものいうガラス」というシリーズがあります。文学や詩から一節をとり、表面に記された作品です。これらを理解するのは大変! かと思ったのですが‥‥ 詩が書かれた作品について、学芸員さんから伺ったお話を紹介します。

*写真の撮影、掲載は、主催者の許可を得て掲載しております。

 

  • ■詩が刻まれた作品
  • ■シャルル・ポードレールの「悪の華」『人間と海』
  • ■詩の意味を理解するには‥‥
  • ■一文は、原文と関連性はない!
  • ■文学アレルギー
  • ■ガレの「ものいうガラス」の歩み
  • 【参考】「ものいうガラス」について過去の記録 

 

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■尾形光琳:《燕子花図屏風》『伊勢物語』第9段「東下り」とのご関係は?

根津美術館の《燕子花図屏風》東博の「名作誕生」で展示されている《八橋蒔絵螺鈿硯箱》 両作品は伊勢物語東下り」八橋が元になっています。伊勢物語って何? 東下りって? 八橋って? という方は、ぜひ両方をご覧になると理解が深まるのでお勧めです。 

*写真の撮影、掲載は、主催者の許可を得て掲載しております。

  • ■『伊勢物語』がベースになった《燕子花図屏風》
  • ■和歌をもとにしているらしい
  • ■「名作誕生 つながる日本美術」で取り上げられていた「伊勢物語
    • 〇留守模様という表現
    • 〇描かず想像する妙
    • 〇会席料理に見た「留守文様」
  • 東博「名作誕生」 第3章 古典文学につながる
  • ■「伊勢物語」 第9段「東下り」とは
    • 〇旅の途中で詠んだ歌
    • 〇教養 たしなみとしての「伊勢物語
    • 〇そぎ落として見えないものを想像 
  • 伊勢物語とはなんぞや?
  • ■感想 
    • 〇日本絵画史を代表する絵
    • 〇八橋のもつ意味を知る
    • 〇「光琳と乾山」「名作誕生」をつなげて見る効果
    • 〇八橋からの広がり
    • 〇「東下り」は既知だった!
    • 〇日本文学のモチーフを知ることによる広がり 
  • ■まとめ
  • 伊勢物語 最初の出会い

 

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