美術を見る効用として、最近は仕事にも生かせるという着眼点があるようです。歴史ブームなどもそんな影響があるのでしょうか? サントリー美術館で「天下を治めた絵師 狩野元信」が行われていますが、この展示はまさに、絵画をビジネスの戦略で主流派に仕立てあげた元信の手腕を知ることができます。
- ■始祖「狩野正信」について
- 〇御用絵師になったのは50歳
- 〇生没年 1434~1530年(98歳)
- 〇正信の画風
- 〇時代背景
- 〇正信の年譜
- ■天下を治めた絵師 狩野元信(1477?-1599)
- 〇元信の誕生
- 〇幼少期から漢画に親しむ元信
- 〇独占販売事業
- 〇マーケットの拡大
- 〇筆様 整理統合
- 〇「真」「行」「草」の三種の画体
- 〇400年続く流派の基礎作り
- 〇画風の多様性 《四季花鳥図》
- ●マンネリと思っていた狩野派なのに気になった《四季花鳥図》
- 〇レパートリーの拡大とオリジナル性
- 〇クライアントに合わせた分業
- 〇フレキシブルな対応力
- ■狩野派の系譜(追記:2017.10.08)
- ■まとめ・感想
- ■付記:現代版画体の確立と仕事や趣味に生かす美術鑑賞
- ■参考
- ■脚注
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